10月13日、新日本プロレス事務所にて、来年1月4日(木)『WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム』の“スペシャル・アンバサダー”の発表会見が行われた。
■『WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム』
2018年1月4日(木) 17:00~東京・東京ドーム
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■珠理奈さん「まだプロレスを知らない人のためにもプロレスをアピールして、好きになって頂けるようにがんばっていきたい」
会見に先立って登場したのは、司会のタグチジャパンの田口隆祐監督。「今回の“スペシャル・アンバサダー”は、タグチジャパンに親交のある方だということ。そして私のスケジュールがガラ空きだったということで…(笑)」と進行を担当することを表明。
続いて、若干噛みながら「それでは、『WRESTLE KINGDOM 12 』を盛り上げてくれる“スペシャル・アンバサダー”はこの人です!」と登場したのは、SKE48の松井珠理奈さん。
田口監督とも親交のある珠理奈さんは、にこやか登場したが「いま緊張しすぎて、手がシビれてきました!」と緊張と興奮が隠せない様子。
「今年の1.4東京ドームで初めて新日本プロレスを生で観戦して、そこから大好きになったんですよ。この1年間、数えてみたら15回も会場にお邪魔させて頂きまして。会場に行きたいと思ったのは、私が普段アイドルとして活動していくための“活力”にプロレスがなっていまして。選手のみなさんが命を懸けて、倒れても倒れても立ち上がる姿に、私もアイドル人生を重ね合わせたというか。自分も何かつまずいたり、イヤなことがあっても『絶対、立ち上がってがんばってやろう!』という気持ちになることができたので。この1年、たくさん行ける限り、生で観たいなと思って会場にお邪魔させて頂きました。なので本当にプロレスに出会って、私は強くなったなと感じるので。その感謝の気持ちを込めて、まだプロレスを知らない人のためにもプロレスをアピールして、好きになって頂けるようにがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いします!」と元気にアピール。
このあと、初となる『WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム』の“スペシャル・アンバサダー”の就任調印式が行われ、新日本プロレスの菅林直樹会長が登場。
珠理奈さんは「いや~、緊張する!」と言いながらも、ライオンマークの前で、シッカリと調印を行ったあと、揃って記念撮影が行われた。
このあと、珠理奈さんが来て登場した『WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム』の公式グッズ。「みんなでプロレス! イッテンヨン!!」のTシャツが紹介され、『Road to POWER STRUGLLE』山形大会から、販売がスタートすることがアナウンスされた。
おススメのコーディネイトを聞かれた珠理奈さんは、「なんでしょう? シンプルな色合いなので、下にガラ物とか明るい色を着た方がカワイイんじゃないかなと思って、今日はピンクを履いてきました」とコメント。
「タグチジャパンのタオルを合せてもカワイイと思います。今日、持ってきているんですけど……、いま持ってきていいですか?」と“私物”のタオルを持参して、その場で組み合わせた珠理奈さん。
さらに、「珠理奈さんがイッテン・ヨンをお子様から、お年寄りまで楽しんでできちゃう“ハンドサイン”も考案して頂いた」ということで、ポーズを披露。
そのポーズは「みんなでプロレス! イッテンヨン!」と言いながら、左手を人差し指を「1」のように立てて、そこに右手で人差し指と親指をL字型にして、それを重ね合わせることで「4」の字に変化するというモノ。
「このポーズ、流行ったらイイですね。流行らせたいです!」と語る珠理奈さんに、「おばあさんになった時に、このポーズは私が考えたんだよと自慢してください」とツッコミを入れる田口監督。このあとは、報道陣からの質疑応答を受けつけた。
■質疑応答
――今回アンバサダーの依頼を最初に聞いたときはどんな気持ちでしたか?
珠理奈「初めはすごくビックリしましたし、早くみんなに言いたいと思いました。なので、今日この日を迎えられたので、もう隠さなくていいんだなと思いました(笑)」
――1.4東京ドーム大会の第一弾カード、オカダ・カズチカvs内藤哲也戦が発表されましたが、このカードについて感想を聞かせてください。
珠理奈「えー! どう思うか!? 難しい! 監督どうしましょう?(田口監督に助けを求めるが、監督はブロックサイン)」
――前回はオカダvsケニーがメインでしたが、来年はオカダvs内藤がメインカードとなります。
珠理奈「去年の1.4東京ドーム大会でオカダ選手とケニー選手の試合を見てプロレスが好きになったので、メインの試合も気になりますけど、全部のカードが気になります。メインだとそれだけ期待するものもたくさんあると思いますし、先日の10.9両国大会を見て本当に良かったと思ったのは、1.4東京ドーム大会までのストーリー、流れを知って自分が1.4を見られるのがすごく嬉しいです。
去年は1.4が初めてのプロレスだったので、それまでのストーリーを知らずに見たんですよ。今回は自分がストーリーを知って見られるのが凄く楽しくて、1.4まであと3ヶ月くらい? あるので、それまでのみんなの試合をしっかり見て、皆さんも1.4だけじゃなくて、それまでにも命を懸けて闘ってくださると思うので、そのストーリーを全部見たうえで試合を見たいと思います。その2人の関係性がもっとこれからどうなるのかな? と見ながら当日迎えたいとすごく思っています」
――今年の東京ドームから1年経ちますが、ハリウッドJURINA選手はデスティーノを使っていますが、タグチジャパンの立場として言いにくいかもしれませんが、内藤選手のいまの爆発的な人気はどう思いますか?
珠理奈「そうですね。その答えに関しては、……トランキーロ!あっせんなよ!(キッパリ)。……あ、この答えで大丈夫ですか?(笑)」
――大丈夫です(笑)。
田口「ありがとうございます(笑)」
――スペシャル・アンバサダーとしてどのような活動を行っていきたいですか?
珠理奈「そうですね。SNSなどでアピールすることはもちろんですが、自分が試合を観戦した後はツイートしたりとかしてたんですが、それを積極的にやっていきたいです。あとは自分が観戦している姿をあまり見せたことがないので、……結構すごいテンションになっちゃうんですよ(笑)。それで周りの人が声掛けてくださるので、あまり迷惑をかけないように、でも緊張せずに普段通りに応援させていただけたら嬉しいかなと思います。なので私が大きな声で応援してるとこを見ても温かく見守ってくれればと思います」
――これから1.4東京ドームに向けて会場で観戦したい気持ちはありますか? (SKEの地元である)11.26愛知県体育館がありますが
珠理奈「もちろん! 愛知はまだ行ったことがないんですよね。大阪、神戸、京都は行ったことがあるんですけど、愛知県体育館は行けてないですね。あと10.21東金体育館大会にもお邪魔出来たら嬉しいなと思います」
――ハリウッドJURINAとしてまたプロレスをしたいという気持ちはありますか?(ドラマ『豆腐プロレス』のイベントとして、8月17日後楽園ホールでプロレス興行を行っている)。
珠理奈「めちゃくちゃありますね。本当に選手の皆さんの試合を見れば見るほどその気持ちが増してきて、自分が後楽園ホールの試合の映像を見たりして『もっとこうすればよかったな』とか反省点もたくさんありましたし、『この選手の技をやってみたい!』とかそういう目線で見ちゃうんですよね。もちろん応援する気持ちもあるんですけど、そういう気持ちで見てしまうので観戦し終わった後に(トレーナーの)ミラノさんのところに行って『今度はこの技をしたいです! この選手のこれをやりたいです!』とかお話ししたりしてますね。それが実現したら嬉しいと思います」
――ちなみにどの選手のどの技をしてみたいですか?
珠理奈「え~!? でも、結構出尽くしたんですよね(笑)。逆になにが出来たらいいと思いますか、監督!」
田口「えっ、なにが出来たらいい!?」
珠理奈「はい! タグチジャパンとして」
田口「そうですね。ヒップアタックはまえにやってましたよね。でも腰が甘かったので、今度は手取り足取りマンツーマンで……(ニヤリ)」
珠理奈「ミラノさんに教えてもらいます」
田口「えっ。でも結局、ボクに教えてもらうかミラノさんに教えてもらうかになるじゃないですか。それでもミラノさんですか?」
珠理奈「う~ん……。そうですね。ミラノさんで……」
田口「ありがとうございました(苦笑)」
――空中殺法はどうですか?
珠理奈「あ、聞いてください! この間コンサートでバク宙をしたんですよ。バク宙を1ヶ月くらいで練習したんです。総選挙の感謝祭というコンサートだったので、ファンの皆さんに私を応援してて良かったと思っていただきたいと思って練習したりしたんですけど、よくよく考えたらバク宙が出来たらプロレスの試合にも生かせると思っているので、さらにパワーアップしたハリウッドJURINAを見ていただけると思います」
田口「ムーンサルトとか出来たら良いですね」
珠理奈「やりたいですね。空中殺法は見るのも好きなのでやってみたいですね。それを練習することに恐怖感が全然なくて、それはきっとプロレスをやっていてトップロープから飛んだりしていたので、プロレスをやったことで自分はなんでも出来るんじゃないかと思っちゃうくらい本当に強くなれたのですごく感謝しています」
――タグチジャパンのマネージャーとして東京ドームに登場する可能性はありますか?
田口「そうですね。まずタグチジャパンとして試合が組まれるかという大きな問題がありますので、まずはそこをクリアする必要がありますね(苦笑)。でも全体のアンバサダーですからね、タグチジャパン独占というわけにもいかないかなという思いもありますので……。でもできれば独占で!」
珠理奈「皆さんのことを応援します。もちろんタグチジャパンも!」
田口「じゃあ、密かに応援してください」
珠理奈「密かじゃないです。常に思っています。応援してます!(まっすぐに見つめながら)」
田口「ただ、私はたぶん第0試合だと思いますので、『ニュージャパン・ランボー』頑張ります(笑)」
珠理奈「私は監督のお尻を見てます」
田口「そうですか。……キレイにしておきます(笑)」
――アイドル活動をプロレスに例えると、珠理奈さんはいまセンターを外れていて、ベルトを奪われている状態だと思いますが、つぎのシングルはいつ出るか分かりませんがベルト奪還したいとか、若いチャンピオンを育てたいか、どっちの気持ちですか?
珠理奈「その気持ちは両方ありますね。難しい立ち位置だなと思いまして、でも譲る気持ちはなくて奪いに来てほしい気持ちもあるので、そこに1人にいることでその人に勝ちたいとか、その気持ちになることで全体が盛り上がると思いますので『珠理奈に勝ちたい!』みたいな存在になりたいなと思います。ベルトを持ってなくてもチャンピオンの風格を持っていたいなと思います。私はSKE48だけじゃなくて、48グループのセンターになりたい気持ちが強いのでSKE48はもちろんですけどAKB48のセンターも狙っていきたいと思います」
――やはり指原(莉乃)さんの存在は強いですか?
珠理奈「強いですね。総選挙はもちろんですけど、グループを引っ張っていく力がすごくあって、指原さんがHKT48として活動していてテレビ出たり総選挙1位になったりしてHKT48の勢いも上がっているんですよ。私もそういう存在になりたいと思います。自分が活躍することでSKE48の為になったら良いなと思うし、48グループの為になったら良いなと思います。それだけ大きな存在になりたいと思います」
ここで質問は終了。
1.4東京ドーム大会のチケットに関して、10月14日(土)までローソンチケットで、“オペラグラス付き”のチケットを販売していることがアナウンスされ、珠理奈さんも実際にオペラグラスを使用。「やっぱりドームは広いので、これなら遠くからでも観れますね!」とコメント。
最後に田口監督が会見を締めくくろうとすると、「え~、終わっちゃうんですか!さびしい!」と言いながらも立ち上がった珠理奈さんは、「ちょっと待った~! 最後に“3つ”、言わせてください!」とレインメーカーばりに挨拶を予告。
「一つ、今年の1.4東京ドーム大会から、1年が経ち、まさかの来年のアンバサダーをさせて頂くことになりました。凄く凄く最高で、感謝をしています! 二つ、この感謝の気持ちを持って、プロレスを知らない方にもプロレスの魅力をシッカリ伝えていきたいと思います! 三つ……とくにありません」と笑顔で締めくくった。
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2018年1月4日(木) 17:00~東京・東京ドーム
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