日本全国闘いサマー! 絶賛開催中の『ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27』に関して、ケニー・オメガに直撃インタビュー!(後編)
※このインタビューは、ロサンゼルス大会前日の現地時間・7月1日に収録。
■コジマはレジェンドだと思うし、リスペクトの気持ちもある。でも、スタミナ面では俺とは比べようがない
――さて、ケニー選手。7月30日(日)岐阜大会では小島聡選手と公式戦で激突します。
ケニー じつは、コジマとは2011年、ニュージャージーのJAPWという団体で一度だけ対戦したことがある。そのときコジマは『G1』で優勝したばかりで、俺はジュニアのファイターだったから、残念ながら負けてしまった。でも、それから時を経たいま、二人の立場はあのときとは全然違う。そうだろ?
――現在は、立場が逆転していると。
ケニー フフフ。いまの俺はいたって普通にコジマに勝つ自信があるよ。でも、もしコジマが昔のような強さを出してきたら、ほかの公式戦と比べてもデンジャラスな相手になるかもしれない。この試合は『G1』中盤だから、まだコジマもコンディションをキープしている可能性が高いだろうしね。
――シリーズ終盤だったらまた違った試合になるかもしれない、と。
ケニー イエス。去年、俺はナガタ(永田裕志)と同じブロックになった。ナガタは序盤ではナイトウを倒して彼の真価を見せていたのに、俺との対戦ではシリーズ終盤だったこともあるのか、かなりキツそうに見えたんだ。
――その昨年の経験が小島選手にも当てはまる可能性があると。
ケニー たしかにコジマはレジェンドだと思うし、リスペクトの気持ちもある。でも、スタミナ面では俺と比べようがない。俺に勝つためにはスタミナが切れる前にコジマがラッシュを賭けて、勝負に出なければならないだろうね。
■EVILには、俺も100パーセントの力を出さなければならないだろう。興味深い相手であり、おもしろい試合になるんじゃないか
――その次は8月2日(水)福岡大会ではロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(以下、L・I・J)のEVIL選手との試合になります。以前、ケニー選手はEVIL選手について「俺とニュージェネレーションのプロレスができる相手だ」と発言していましたね。
ケニー ああ、そうだね。しかもEVILはまだまだ進化し続けている選手だ。ニュージェネレーションのレスラーに必要なのは、ジャパンだけではなく世界のプロレススタイルに精通していて、そのどれにも対応できることなんだ。その条件にEVILという選手は当てはまる。
――新時代の選手としてEVILを認めている、と。
ケニー イエス。しかもEVILはまだ若くて勢いもある。俺を倒して自分の実力を証明したいという気持ちが強いだろうし、全力でブチ当たってくることだろう。そして、俺も100パーセントの力を出さなければならないだろう。興味深い相手であり、かなりおもしろい試合になるんじゃないかと思っているよ(ニヤリ)。
■ジュースはまだメインイベンターとしては足りない部分もあるが、身体の強さやポテンシャルは目を見張るものがある
――続いて8月5日(土)大阪大会ではジュース・ロビンソンと対峙します。ジュースは今年に入り、さまざまなチャンスを得て頭角をあらわしてきた選手というか。
ケニー ああ。じつは、ジュースがまだヤングライオン時代の頃に、一度話をしたことがある。「ユーは、ニュージャパンで何が一番したいんだ?」と聞いたら、ジュースは「俺は『G1』に出たい」と答えた。そのことを思い出すね。
――そして今回、念願の『G1』初出場を果たすわけですね。
ケニー もし、ジュースがこの『G1』で自分の限界以上の力を出してきたら、警戒すべき相手になると思う。まあ、まだメインイベンターとしては足りない部分もあるが、身体の強さやポテンシャルは目を見張るものがある。持っている技こそ少ないが、その威力には注意が必要だ。ジュースがもう少し成長したら、トップクラスの輪に加わっても全然おかしくはない。
■俺は、この1年のSANADAには非常にガッカリしているし、恥ずべき選手だと思っているよ
――そして、8月8日(水)横浜大会では同じくL・I・JのSANADA選手と初対決を迎えます。
ケニー イエス。SANADAはたしかに気になる選手ではある。でも、SANADAのこの1年を振り返ってみてどうだい? 彼がこのリングで残したものは本当に少ない。そういう意味で、俺はSANADAには非常にガッカリしているし、恥ずべき選手だと思っているよ(ギロリ)。
――SANADA選手は周囲の期待が大きいですが、それに応えられていないと?
ケニー ザッツ・ライト。SANADAがリョウゴクで初登場したとき(2016年4月10日)は、ナイトウのIWGPヘビー奪取をサポートして巨大なインパクトを残した。でも、そのあとにアイツが何かを成し遂げたか? 去年の『G1』でタナハシ(棚橋弘至)に勝った。その程度のことだろ。
――トリオではNEVER6人タッグを獲得していますが、シングルプレイヤーとしては活躍が足らない、と。
ケニー ポテンシャルは存分に秘めているのに、どうにも結果を残せない。ああいうタイプのレスラーはインディーにたくさんいるよ(ニヤリ)。いまのままだとSANADAもそういう芽の出ないレスラーで終わってしまうだろうな。
■俺はもうオカダには絶対に負けたくない。極端な話、ほかの全部の試合に負けてもだ!
――最後は8月12日(土)両国国技館で、今年3度目のオカダ選手との注目の公式戦となります。
ケニー フフフ。最後の相手ということは、もう開幕前から作戦を作るのは無駄かもしれないな。
――厳しい公式戦を戦い抜いた最終戦で、おたがいにどんなコンディションなのか想像もつかないということですね。
ケニー そういうことだ。あとは、みんな言うだろうけど“時間”のことも気になるね。
――公式戦は30分一本勝負なのに、オカダ選手とは初戦が45分、2戦目が60分フルタイムですからね。
ケニー これまでとは全然違う闘い方をする必要があるだろうな? トウキョウドームとオオサカジョーも闘い方は違ったが、今回はもっと変化のある試合になると思う。正直、もう俺はオカダには絶対に負けたくない。極端な話、ほかの全部の試合に負けても、オカダにだけは絶対勝ちたいんだ。
――そのくらいの気持ちがある、と。オカダ選手は「“60分の続き”がしたい」と発言していました。
ケニー フフフ。彼の言っていることはわかるよ。たしかに今回は、60分を闘い終えた直後のような試合になるかもしれないな。まあ、楽しみにしていてくれ。
――そして、前編でもおっしゃっていましたが、ケニー選手は優勝決定戦では飯伏選手と対戦したいということですが、同時に「イブシがいないあいだに、かなりの差がついた」ということもおっしゃっていましたね。
ケニー きっと、イブシはAブロックの試合でいろいろとニュージャパンの変化を感じることになるだろう。そのうえで、『G1』で俺の試合を観れば、この1年半でもっとも変化したのはケニー・オメガだということを理解するはずだ。
――なるほど。
ケニー まあ、彼には試合の中で闘うことでわからせてやるよ。イブシよ、俺は優勝決定戦のリングで待ってるからな!
■「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」大会スケジュール
8月4日(金)愛媛・アイテムえひめ
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※「ロイヤルシート」は完売となりました。
※「アリーナA」は残り僅かとなりました。
8月5日(土)大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
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※全席完売となりました。「小中高生券」を含め当日券の発売はございません。
8月6日(日)静岡・アクトシティ浜松
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※「ロイヤルシート」「指定席S」「指定席A」「指定席B」は完売となりました。
8月8日(火) 神奈川・横浜文化体育館
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※「SS席」は完売となりました。
※「アリーナA席」「アリーナB席」「2階指定A席」「2階指定B席」は残り僅かとなりました。
8月11日(金・祝)東京・両国国技館
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※「砂かぶり」はファンクラブ先行予約で完売のため、一般発売でのお取り扱いはございません。
※「アリーナA」「アリーナB」「アリーナC」は残り僅かとなりました。
※前売券の販売は、プレイガイド各店ごとに購入枚数制限を行うこともございます。
8月12日(土)東京・両国国技館
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※「砂かぶり」はファンクラブ先行予約で完売のため、一般発売でのお取り扱いはございません。
※「アリーナA」「アリーナB」「アリーナC」は残り僅かとなりました。
※前売券の販売は、プレイガイド各店ごとに購入枚数制限を行うこともございます。
8月13日(日)東京・両国国技館 <優勝決定戦>
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※「砂かぶり」「2F特別席」はファンクラブ先行予約で完売のため、一般発売でのお取り扱いはございません。
※「2F指定席」は完売となりました。
※一部のプレイガイドでは、発売日にお取り扱いのない席種もございます。
※前売券の販売は、プレイガイド各店ごとに購入枚数制限を行うこともございます。