7月5日(水)全日本プロレスの東京・新木場1stRING大会、『BS11 presents 全日本プロレス 新木場大会 ~GROWIN’ UP vol.4~』に、新日本プロレスのヤングライオン、岡倫之&北村克哉が初参戦した。
新日本プロレスの『LION’S GATE』同様に、全日本プロレスが若手の育成を目指すことがコンセプトの『GROWIN’UP』。『LION’S GATE』には、全日本から青柳 優馬、岩本煌史らが上がっているが、今回は逆に新日本プロレス勢が逆上陸した格好だ。
また、この日は、川人拓来、海野翔太、八木哲大、デビューしたばかりの成田蓮がセコンドについて、ヤングライオンのみながらも全日本との対抗戦ムードも漂う中、試合がスタート。
試合序盤、キャリアや実績、そしてネームバリューでも圧倒的な差がある秋山&大森組に対して、果敢に攻め込んでいった岡&北村だったが、ベテランの秋山組がシッカリとペースを手中にする。
しかし中盤には、岡が大森相手にショルダータックルを炸裂させ、秋山にはフロントスープレックスを爆発! 北村は秋山を相手にスピアー、サイドスープレックス、アルゼンチンバックブリーカーで逆襲して、新日本プロレスの意地を見せる。
しかし試合終盤、秋山が北村に対して、怒涛のランニングニーを連射。これでグロッギーになった北村を最後は、必殺のエクスプロイダーで料理してカウント3。秋山が貫録勝利を奪った。
試合後、岡は「これで最後じゃない」「全日本プロレスの若手だけじゃない、次こそ全日本のトップを倒していきます」とリベンジを誓い、北村も「最高の外敵としてまた来れるように精進していきます」「まだ始まったばかりで、次があります」と悔しさをかみしめていた。
■『BS11 presents 全日本プロレス 新木場大会 ~GROWIN’ UP vol.4~』
東京・新木場1stRING大会
【第5試合 OVER THE BORDER~OVER THE GENERATION タッグマッチ】
○ 秋山準&大森隆男(11分58秒 エクスプロイダー→片エビ固め)
岡倫之&北村克哉×