6月12日・新日本プロレス事務所内にて、次期シリーズ『KIZUNA ROAD 2017』の全カードと、ロサンゼルスで行われる『G1 SPECIAL in USA』の主要カードが発表。
この会見には、前日の大阪城ホール大会でケニー・オメガと対戦し、60分時間切れドローの死闘を繰り広げたIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカが出席。ケニー戦、そしてロス大会で対戦の決まったCodyについてコメントを残した。
★「KIZUNA ROAD」全カード!6月20日(火)後楽園でL・I・J vsタグチジャパン!6月26日(月)後楽園で鈴木vs YOSHI!6月27日(火)後楽園でKUSHIDA vs BUSHI!
★『G1 CLIMAX 27』の出場メンバーを6月20日(火)後楽園!ブロック分けを6月26日(月)後楽園! 公式戦を6月27日(火)後楽園で発表!!
★ロス2連戦・主要カード! 初日は“IWGPヘビー戦”オカダvsCody! 2日目は“インターコンチ戦”棚橋vsビリー・ガン!
★ロス2連戦の“USヘビー級王座決定トーナメント”! 1回戦でケニーvsエルガン! 内藤vs石井!
■オカダ・カズチカ選手のコメント
「昨日はなかなか眠ることができませんでした。やっぱり60分の闘い、そのときの興奮がずっと冷めなかったからだと思うんですけど、やはり起きて身体中がいたくてですね。本当に60分も、僕の中で初めてのことでしたし、ケニー・オメガは強かったなと。あらためて、最高の60分だったなと思えるような試合でした。まあ、LAに関して(カードも)決まったみたいなんですけど、楽しいんじゃないかなと思います。また、LAで新日本プロレスの戦いを、IWGPの戦いをしっかり見せていきたいなと思います」
■質疑応答
――60分フルタイムというのは現役のプロレスラーでも数限られた選手しかやっていないですが、実際に闘い終えてどう感じましたか?
オカダ やっているときはあっという間でしたけどね。やっぱり、本当にずっとしっかり闘っているからこそ、時間もあっという間にすぎていくと思いますし。いろいろ、60分と考えたら長い試合だなと思いましたね。
――結果的には勝つことはできなかったという部分でいうと、試合後には「しばらくいいんじゃないか」という言葉もありましたが、「決着をつけたい」というお気持ちは?
オカダ 勝つことはできなかったですけど、今回の防衛に関しては胸を張りたいなと思いますけどね。もちろん、引き分けで終わることもできないですし、強ければまたそのうち戦うこともあると思いますので、とりあえずはLAに向けて身体もボロボロですからね、正直。しっかりメンテナンスして、LAに万全な状態でいきたいですね。
――ケニー戦は今年の1.4東京ドームの試合で世界で注目されました。その東京ドームの試合を超えられたのか、という部分では?
オカダ 正直、東京ドームを超えたというのは何もなかったですし、何も思わなかったですね。ただ、正直1月4日は勝てた、今回は引き分けだったというのしかないです。あとは観た人がああだこうだ言ってもらえればいいんじゃないかと思いますね。
――あらためて、LAで戦うCodyの新日本マットでの戦いぶりはどうご覧になっていますか?
オカダ 正直、1回絡んだだけで、試合も観てないですし。なんか、雰囲気はあるなと思いますけどね。カッコいいなと思いますし。まあ、どっちが強くてカッコいいのか、LAで決められればと思います。
――IWGPにふさわしい闘いができる相手だと思いますか?
オカダ わかんないですね。わからないからこそ楽しいなと思いますし。また、どんな闘いになるか、みなさんに注目してもらいたいですね。
――IWGPヘビー級王者として「次もこの試合を超えなきゃいけない」という立場になってきているかと思いますが、そのあたりの自覚や責任感は?
オカダ べつに「この試合を超えなきゃいけない」と思ったことは一回もないですけどね。やっぱり、まず勝たなきゃいけないというのが第一にあって。激しい試合をしていれば、自然といい試合になると思いますし。「相手がよければ名勝負になる」なんてこともないと思いますから。IWGPのベルトに挑戦してくるだけの強い相手と戦って、名勝負は生まれると思うので。そこまでハードルが上がったとかはまったく気にしてないですね。
――Cody選手は元WWEスーパースターであり、アメリカでの知名度も凄いと思いますが、そういう相手とロサンゼルス大会でIWGPヘビーを賭けて闘うことについては?
オカダ そういう意味では“おいしい獲物”だと思いますけどね。Codyの知名度を逆に利用させてもらって、ニュージャパン・プロレスリングにはオカダというすばらしいIWGPヘビー級チャンピオンがいるんだなっていうのをしっかり見せつけたいと思います。
――前回、アメリカでIWGPヘビー級王座戦をやったときはAJスタイルズがチャンピオンで、オカダ選手とエルガン選手が挑戦者という3WAYで、オカダ選手が見せたいIWGPの戦いではなかったと思います。今回はビッグマッチでこういう試合を組まれたという部分で、意気込みは違いますか?
オカダ そうですね。そのときはROHでの試合でしたし、今回は新日本プロレスの闘いですから。それだけでもテンションは上がりますし、その中でこのIWGPのベルトが賭かった試合をアメリカのみなさんに見せられるという部分で、よりテンションは上がりますね。楽な試合にはならないと思いますけど、すばらしい闘いを世界中に届けたいなと思います。
――昨日、大阪城ホールで後藤洋央紀選手が鈴木みのる選手にやぶれてしまい、次はYOSHI-HASHI選手が6月26日の後楽園で挑戦しますが、同じユニットとしてどういうふうに見ていますか?
オカダ やっぱり、がんばってもらいたいですね。vs鈴木軍という部分では、僕はずっとケニー相手にやっていたので、そこまで情報が入っているわけではないんですけど、鈴木軍に負けっぱなしというのはイヤですからね。ぜひ、その勢いというのをYOSHI-HASHIさんに止めてもらいたいですね。……楽しみですね、ちょっと(ニッコリ)。
――1月4日東京ドームが46分、今回が60分フルタイムドローということで戦いがどんどん厳しいものになっていて、新日本プロレスでは今年に入ってから本間選手や柴田選手が負傷欠場しています。「プロレスラーは超人ですから」とおっしゃるオカダ選手ですが、怖さというか、「この闘いはどこまでいくんだろう」という怖さはない?
オカダ 全然ないですね。ボク、元気ですもん(笑)。60分試合して、朝起きて、大阪から帰ってきて、こうやって会見してますんで。まあ、ケガはやっぱりあるものだと思いますよ、プロレスですから。でも、怖かったらできないと思いますし、その恐怖に打ち勝つためにしっかり練習してますんで。だから、ボクが元気なうちは大丈夫です!
■『KIZUNA ROAD 2017』
6月18日(日)15:00 新潟・胎内市総合体育館(ぷれすぽ胎内)
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※「特別リングサイド」は残り僅かとなりました。
6月19日(月)18:30 茨城・古河市中央運動公園総合体育館
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6月20日(火)18:30 東京・後楽園ホール
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6月22日(木)18:30 山形・酒田市体育館
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6月23日(金)18:30 青森・五所川原市民体育館
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6月24日(土)18:00 岩手・岩手県営体育館
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6月26日(月)18:30 東京・後楽園ホール
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6月27日(火)18:30 東京・後楽園ホール
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■「G1 SPECIAL in USA」
現地時間・7月1日(土)アメリカ・ロサンゼルス・ロングビーチ コンベンション アンド エンターテイメント センター
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※チケットは全席種、Meet&Greetチケットを含め完売となりました。
現地時間・7月2日(日)アメリカ・ロサンゼルス・ロングビーチ コンベンション アンド エンターテイメント センター
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※チケットは全席種、Meet&Greetチケットを含め完売となりまし