BULLETvs鈴木軍、リーダー対決はケニーに軍配!
SANADAはEVILとのL・I・J同門対決に激勝!
ジュースは小島越えを果たして白星発進!
7月20日(木)、『G1 CLIMAX 27』第2戦が後楽園ホールで行なわれ、Bブロック公式戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メイン(第9試合)はBブロック公式戦として、鈴木みのるとケニー・オメガのシングル初対決が実現。鈴木は得意のラフファイトでペースを握ろうとするも、ケニーもひるまず応戦。途中、鈴木がケニーのVトリガーをレフェリーに誤爆させ、リング上に無法状態を作り出すと鈴木軍ジュニアが乱入。しかし、これをファレが蹴散らすと、そこから両者は真っ向勝負を展開。鈴木は右ヒザに集中攻撃を見舞うが、これを執念でしのいだケニーは、最後に片翼の天使を決めて3カウントを奪取。
第8試合はBブロック公式戦、オカダ・カズチカと矢野通によるCHAOS同門対決。矢野は得意のトリッキーな動きでオカダを翻弄すると、丸め込みの連発であわや3カウントの場面を作る。しかし、最後はオカダが一瞬のスキをついてレッドインクに持ち込み、策士矢野からギブアップを奪った。
第7試合はBブロック公式戦として、SANADAとEVILによる注目のL・I・J同門対決が行なわれた。両者は互いの持ち味を発揮し、一進一退の攻防を展開。最後はSANADAがSkull Endでダメージの蓄積したEVILに、ラウンディング・ボディプレスを炸裂させて激勝。試合後、両者は拳を付き合わせて健闘をたたえ合った。
第6試合はBブロック公式戦、マイケル・エルガンがタマ・トンガと激突。エルガンの怒濤のパワーに対し、タマは変幻自在の機動力で応戦。苦しい戦いの続いたタマだったが、最後はエルガンの雪崩式ファルコンアローをガンスタンで切り返し、価値ある勝利を収めた。
第5試合はBブロック公式戦、小島聡とジュース・ロビンソンが対峙。ベテラン小島は力強い攻めでジュースを追い込んでいく。終盤、小島はカウンターのラリアットを炸裂させ、とどめの正調のラリアットを狙うも、ジュースは間一髪でかわして渾身のナックルパート。そこからパルプフリクションに繋ぎ、白星発進に成功した。
第4試合はYOSHI-HASHI&邪道組が内藤哲也&BUSHI組と対決。YOSHI-HASHIは7.21後楽園のAブロック公式戦で対峙する内藤を、ゴング前に奇襲。その後も血気盛んに攻め込んでいくが、内藤もBUSHIとのコンビネーションで主導権は譲らない。最後はBUSHIがクロスフェースオブJADOに来た邪道を、うまく丸め込んで3カウントをスコア。
第3試合は7.21後楽園のAブロック公式戦の前哨戦として、棚橋弘至とバッドラック・ファレがそれぞれデビッド・フィンレー、チェーズ・オーエンズを引き連れて激突。棚橋組は機動力でペースを握ろうとするも、ファレがフィンレーを豪快なグラネードで撃沈。
第2試合は真壁刀義&永田裕志&タイガーマスク組が後藤洋央紀&石井智宏&外道組と対決。
7.21後楽園のAブロック公式戦のダブル前哨戦となった6人タッグは、『G1』出場4選手がそれぞれを激しく意識。試合はタイガーが外道を丸め込んで勝利を収めるも、終了後も真壁と石井は激しくやりあった。
第1試合は7.21後楽園のAブロック公式戦の前哨戦として、飯伏幸太&川人拓来組がザック・セイバーJr.&エル・デスペラード組と対決。初遭遇の飯伏とザックが技術の応酬を繰り広げる中、最後はデスペラードが川人をピンチェ・ロコで沈めた。