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IWGPジュニア王者KUSHIDAがBUSHIに逆転勝利！
デスペラードが戦慄のギターショットで、次期挑戦アピール!!
6月27日（火）、東京・後楽園ホールで『KIZUNA ROAD 2017』最終戦が開催された。
メイン（第7試合）ではIWGPジュニアヘビー級王者のKUSHIDAが、BUSHIを相手に初防衛戦。アメリカ遠征からの帰国第一戦となるKUSHIDAは、腕攻めを基軸にBUSHIを攻め立てていく。しかし、レフェリーが攻防に巻き込まれて不在の状態になると、ヒロムが登場し、KUSHIDAにトラースキックと場外へのカナディアンデストロイヤーを炸裂。
一点、ピンチに追い込まれたKUSHIDAだが、BUSHIのエムエックスをオートマチック・ミッドナイトに切り返し、王者の意地を見せる。さらにBUSHIに毒霧からのエムエックスを食らうもフォールを跳ね返し、最後は渾身のバックトゥザフューチャーで逆転勝利。
その試合後、デスペラードが登場し、KUSHIDAの頭部にギターショット。そして、「負け犬同士の王座戦を見させてもらった。俺は（『BEST OF THE SUPER Jr.』で）KUSHIDAにもBUSHIにも田口にも勝ってるんだ」と次期挑戦をアピールした。
第6試合はオカダ・カズチカ&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&外道のCHAOSカルテットと、鈴木みのる&デイビーボーイ・スミスJr.&タイチ&エル・デスペラード組が対決。鈴木軍は昨夜の後楽園大会で、鈴木のNEVER王座戦に挑戦したYOSHI-HASHIに集中攻撃。だが、CHAOSもチームワークで挽回、一進一退の攻防を繰り広げる。だが、最後は鈴木がスリーパーで外道をグロッキーに追い込み、デスペラードが追い打ちのピンチェ・ロコでピンフォール。
第5試合では棚橋弘至&ジュース・ロビンソン&田口隆祐&デビッド・フィンレー組が、内藤哲也&SANADA&EVIL&高橋ヒロム組が対峙。L･I･Jとタグチジャパンによる8人タッグは、両チーム共にコンビネーションプレーが光る中、一人一人もキッチリと見せ場を作る好勝負に。終盤、L･I･Jはフィンレーに波状攻撃。最後はSANADAがフィンレーのPrima NoctaをSkull Endに切り返し、ギブアップ勝ちをスコア。
第4試合では真壁刀義が北村克哉を引き連れ、石井智宏&矢野通組と対戦。北村はゴング前に石井に奇襲。その後も石井とド迫力の逆水平合戦を繰り広げ、場内のどよめきを誘う。ヤングライオン離れした攻撃で奮闘した北村だったが、最後は石井の狙いすましたカウンターラリアットの前に涙を飲んだ。
第3試合は天山広吉&小島聡&獣神サンダー・ライガー組と永田裕志&中西学&岡倫之組が対決。ジュニアのライガーがヘビーの中西相手に真っ向勝負で場内を沸かせると、岡も大先輩の小島を相手に豪快なフロントスープレックスを決め、インパクトを残す。しかし、小島が説得力抜群のラリアットで岡を粉砕。
第2試合はタイガーマスクが川人拓来とのタッグで、金丸義信&TAKAみちのくと対峙。タイガーの援護射撃を受け、川人は持ち前のバネで躍動するが、最後はTAKAがディックキラーで勝利。
第1試合は海野翔太と八木哲大のヤングライオン同期対決が行なわれ、若さと勢いを交錯させた末、昨夜に続いて時間切れ引き分けとなった。
