EVILがまさかの“毒霧噴射”で棚橋に無法勝利…!
『NJ CUP』2回戦はEVILvs永田!ファレvs矢野が決定!!
いよいよ開幕した『NEW JAPAN CUP 2017』。3月11日愛知県体育館では、その1回戦が4試合行われた。
メインイベントでは、因縁が深まり続ける棚橋弘至とEVILが『NEW JAPAN CUP』公式戦での初シングルが実現。ともに気迫満点の両者、なんと中盤に、棚橋もレフェリーを投げ飛ばして攻勢に出る場面も。
試合終盤、EVILのEVIL狙いをスリングブレイドで切り返した棚橋、一気に勝機が訪れたと思われたが、なんとここでEVILが緑色の毒霧噴射!! ここでEVILを爆発させたEVILが衝撃の3カウントを奪取した。
試合後、マイクを握ったEVILは「これが真実と、悪夢だ! 棚橋弘至の魂よ、安らかに眠れ…! This is EVIL! Everithing is EVIL!すべては……EVILだ!」とマイクして、EVILが初めて単独で大会を締めくくった。
第8試合は、マイケル・エルガンとバッドラック・ファレの“怪獣対決”が2度目の実現。前回はエルガンが勝利しているこの一戦。試合は、巨体のファレを何度もブン投げて場内を沸かせたエルガンだったが、連敗はできないファレがド迫力のスピアーを爆発、必殺のグラネードでリベンジに成功、2回戦に進出した。
第7試合は、矢野通vsタマ・トンガの一戦。矢野は「怖い!」「イヤだ!」と連呼しながらも、さすがの頭脳戦を展開し、タマの攻撃を次々と回避していく。最後は、急所攻撃から横入り式エビ固めでまんまと2回戦に進出した。
第6試合は、永田裕志vsタンガ・ロアの一戦。本間朋晃の負傷欠場により緊急出場となった永田とタンガの初シングルは、タンガのパワーファイトに押された場面もあった永田だったが、白目式の腕固めでペースを握り、最後は垂直落下式ブレーンバスター、そしてバックドロップホールドでタンガに快勝して、2回戦進出を決めた。
この結果により、『NEW JAPAN CUP 2017』2回戦は、3月13日の福井大会にて、EVILvs 永田裕志。3月14日の米原大会にて矢野通vsバッドラック・ファレの対戦が決定した。
また、翌日の3.12尼崎大会にて、石井智宏との『NEW JAPAN CUP 2017』1回戦を控えるケニー・オメガは第3試合に高橋裕二郎とのコンビで出場。石井&YOSHI-HASHI組と前哨タッグ戦で対戦したが、最後はYOSHI-HASHIを片翼の天使で下し、好調をアピール。
第4試合に出場したSANADAは、デビッド・フィンレーをSkullEndで下して、翌日のYOSHI-HASHIとの『NEW JAPAN CUP 』1回戦へ向けて好スタートを切っている。