現地時間・11月15日(火)、新日本プロレス初の “単独シンガポール大会” 『WRESTLING WORLD 2016 IN SINGAPORE』が、マリーナ・ベイ・サンズ(サンズ・エクスポ&コンベンションセンター ホールB)にて、行われた。
メインは、EVILと柴田勝頼のNEVER無差別級選手権。試合は、両者が持ち味を全開する一進一退の攻防が続き、場内は大熱狂。
試合中盤、EVILがレフェリーを巻き込んでイス攻撃を見せる展開となるも、柴田は武者返しで逆襲。最後は柴田がEVILをスリーパーからEVILを炸裂させて、11.5大阪大会から10日間で王座を奪還。
柴田は、先日のイギリス遠征で、ザック・セイバーJr.から奪ったブリティッシュ・ヘビー級ベルトと並んで、短期間でシングル二冠王を達成した。
第6試合は、オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHIとケニー・オメガ&高橋裕二郎がタッグで対戦。入場時、シンガポールのファンから、ケニーに熱烈なコールが送られれば、オカダはリングサイドのファンにハイタッチで入場と早くもヒートアップ。
序盤、YOSHI-HASHIが捕まる展開となったが、終盤にオカダが一気呵成の大逆襲。ケニーとの攻防で魅せたあと、ドロップキック→レインメーカーの黄金リレーでキッチリと勝利をもぎとった。
第5試合は、事前に何度もシンガポールに訪れている内藤哲也がSANADA&BUSHIの“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”トリオで登場し、場内は大熱狂! 棚橋弘至&真壁刀義&KUSHIDAの本隊トリオと対戦。
インターコンチネンタル王座のタイトルマッチを控える棚橋と内藤が先発! 試合は、両チームがスピーディーな攻防を見せたあとに、棚橋がBUSHIをハイフライフローで完全フォール!1.4東京ドームへ向けて、“逸材復活”を印象づけた。
第4試合は、後藤洋央紀と本間朋晃がひさびさのシングルマッチ。試合は、たがいが持ち味を発揮して、バチバチの真っ向勝負を展開!
小こけしや逆水平チョップで場内を何度も沸かせた本間だったが、最後は後藤が牛殺し→GTRの黄金リレーで本間から完勝マーク!
第3試合は、IWGPタッグ王者“ゲリラズ・オブ・デスティニー”タマ・トンガ&タンガ・ロアがシンガポールに上陸し、石井智宏&外道と対戦。粘る外道を必殺のゲリラ・ウォーフェアで外道を危なげなく沈め、『WORLD TAG LEAGUE』へ好調をアピール。
第2試合は、獣神サンダー・ライガー&田口隆祐と“ロッポンギ・ヴァイス”ロッキー・ロメロ&バレッタの対戦。場内の大人気ぶりに、ライガーが大ハッスル。しかし、最後は電光石火のストロングゼロが爆発させ、ロッキー&バレッタが劇的な逆転勝利を飾ってみせた。
第1試合は、ジュース・ロビンソンvsデビッド・フィンレーの“ドージョーボーイズ”対決は、オープニングにふさわしいフレッシュファイトを展開。最後は、ジュースに凱歌が上がった。