『WORLD TAG LEAGUE 2016』開幕戦の後楽園ホール大会。Aブロック公式戦の4試合が行われ、早くも激闘が繰り広げられた。
新日本プロレス初登場のレイモンド・ロウ&ハンソン=ウォーマシンは、中西学&ヘナーレと対決。パワーとスピードを兼ね備えた攻撃でいきなりファンを魅了しつつ、危なげなく完勝を収めた。
続いて、ハーリー・レイスが主催するレスリングアカデミーWLWより、息子のリーランド・レイスとブライアン・ブレイカーが初登場。高橋裕二郎&ハングマン・ペイジと対戦し、白星スタートを切った。
セミファイナルは、日本プロレス界のレジェンドタッグである天山広吉&小島聡=テンコジが、現IWGPタッグ王者組のタマ・トンガ&タンガ・ロアと激突。好勝負の末、小島がラリアットでロアを仕留めた。
メインイベントでは、Xとして発表されていた内藤哲也のパートナーがLOS INGOBERNABLESのルーシュと判明。棚橋弘至&ジュース・ロビンソンの新チームと対決した。
1月4日(水)東京ドームで行われるIWGPインターコンチネンタル選手権試合の前哨戦でもあるこの試合は、この日一番の熱戦となる。そんな中、内藤&ルーシュが好連携でロビンソンを追い詰め、最後は内藤がデスティーノで轟沈した。
試合後、内藤は「トランキーロ」&「あっせんなよ」のフレーズを用い、IC王座次期挑戦者の棚橋を挑発。そして、「デ!! ハ!! ポン!!」の大合唱で大会を締めた。