BEST OF THE SUPER Jr.XXIII
- 日時
- 2016年6月7日(火) 17:00開場 18:30開始
- 会場
- 宮城・仙台サンプラザホール
- 観衆
- 2,167人(超満員)
MATCH REPORT
『BEST OF THE SUPER Jr.XXIII』最終戦にして、仙台サンプラザホール2連戦の2日目。
第3試合では、6月19日(日)大阪城ホール大会のNEVER無差別級選手権試合を控えた王者・永田裕志と挑戦者・柴田勝頼が、最終前哨戦で激突。柴田がPKで中西学を轟沈し、王座奪回へ弾みをつけた。
第5試合では『BEST OF THE SUPER Jr.XXIII』に出場したJr.戦士たちによる豪華な6人タッグマッチが行なわれ、IWGP Jr.ヘビー級王者KUSHIDAとIWGP Jr.タッグ王者組のリコシェ&サイダルがドリームチームを結成。獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&ボラドール・ジュニアのレジェンドチームと好勝負を繰り広げた。
その試合後、カイル・オライリー&ボビー・フィッシュとロッキー・ロメロ&バレッタが現われ、IWGP Jr.タッグ王座へ挑戦表明。それをリコシェ&サイダルが受けて立ち、2人同時のムーンサルトアタックで2チームに強烈な先制攻撃を食らわせた。
第6試合では、IWGPインターコンチネンタル王者ケニー・オメガ(NEVER 6人タッグと二冠)と、次期挑戦者に名乗りをあげたマイケル・エルガンがタッグ対決。オメガがラダー(脚立)を持ち出して暴走するも、エルガンがそれを逆利用。ラダー上から雪崩式ブレーンバスターを敢行し、パワーボムホイップでオメガを叩きつけてラダーをへし折った。赤っ恥をかかされたオメガは、ついにエルガンのタイトル挑戦を認めることとなった。
セミファイナルは、6・19大阪で行なわれるIWGPヘビー級選手権試合・内藤哲也vsオカダ・カズチカの最終前哨戦。CHAOSvsLOS INGOBERNABLES de JAPONの因縁対決でもあるこの一戦は、BUSHIがエムエックスで外道に勝利。試合後は乱闘となり、SANADAがSkull Endで外道に大ダメージを負わせる。
そこに石井智宏が駆けつけるも、BUSHIが顔面に毒霧を浴びせて撃退。すると、怒ったオカダがツームストンパイルドライバーでBUSHIをKOし、内藤と一触即発で睨み合った。
そしてメインイベントは、田口隆祐vsウィル・オスプレイの『SUPER Jr.』優勝決定戦。地元・宮城県出身の田口に大声援が集まる中、両者が最高レベルの激闘を繰り広げる。
終盤は田口がオスプレイをアンクルホールド地獄へ引き込み、地元優勝に手をかける。ところが、辛うじて脱出したオスプレイがカウンターのその場飛びスパニッシュフライで逆転。そして、リバースファイヤーバードスプラッシュからオスカッターを炸裂させ、史上2人目の初出場・初優勝を達成した。
試合後、オスプレイがIWGP Jr.王者KUSHIDAへ再戦を要求。これをKUSHIDAが受けて立ち、両者がガッチリ握手をかわす。
そしてオスプレイは、大声援を送ってくれたファンに日本語で「アリガトウ」と挨拶した。
RESULT
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第1試合 20分1本勝負
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第2試合 20分1本勝負
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第3試合 20分1本勝負
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第4試合 20分1本勝負
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第5試合 30分1本勝負
- ジュニアタッグ王座にreDRagon、六本木ヴァイスが挑戦表明!
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第6試合 30分1本勝負
- エルガンに完敗したケニーがついにインターコンチ王座戦を了承!?
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第7試合 30分1本勝負
- オカダがBUSHIにレインメーカー未遂、内藤を挑発!?
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第8試合 無制限1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」優勝決定戦22分05秒 オスカッター→片エビ固め
※オスプレイが「BEST OF THE SUPER Jr.XXIII」初優勝。 - 「アリガトウ!」オスプレイが歓喜の初優勝、そしてKUSHIDAに挑戦状!
- バックステージでオカダ、CHAOS勢がオスプレイを祝福!