デビッド・フィンレーvs外道は、百戦錬磨の外道がラフファイトでフィンレーを翻弄。しかし、最後はフィンレーが相手のお株を奪う丸め込みで、殊勲の『SUPER Jr.』初勝利をスコア。
ロッキー・ロメロvsBUSHIは、試合巧者ロメロがペースを握るも、BUSHIが一瞬のスキをついて毒霧攻撃をお見舞い。これでひるんだロメロに、すかさずエムエックスを叩き込んで、BUSHIが待望の『SUPER Jr.』1勝目をゲットした。
カイル・オライリーvsマット・サイダルは、場内を揺るがす大熱戦に。オライリーの変幻自在のサブミッションに苦しんだサイダルだったが、最後は執念のエアーサイダルを炸裂させて、Aブロックのトップタイとなる3勝目を飾った。
KUSHIDAvs田口隆祐の日本人・実力者対決は、引き出しを全開にした田口の猛攻に、KUSHIDAが大苦戦。だが、最後は腕ひしぎ十字固めで激闘に終止符を打った。試合後、KUSHIDAは「田口さんに初めて勝ちました」とマイクアピールすると、互いに正座して健闘を称えあった。
このほか6月19日(日)大阪城ホール大会の前哨戦も行なわれ、NEVER無差別級王者・永田裕志と挑戦者・柴田勝頼が8人タッグマッチで激突。ジェイからバックドロップでフォールを奪った永田は、エプロンサイドの柴田に対してNEVERのベルトを高々と掲げて、気力十分なところをアピール。
IWGPインターコンチネンタル&NEVER 6人タッグ二冠王のケニー・オメガはBULLET CLUBを率いて、8人タッグマッチで小島聡&ヨシタツ&キャプテン・ニュージャパン&リコシェと対戦。試合はオメガがキャプテンに、まるで欠場中の棚橋を挑発するようにスリングブレイドからハイフライフローにつないで勝利。