オカダが棚橋を下して防衛新記録“V12”を樹立!
KUSHIDAを撃破したオスプレイを
“BONE SOLDIER”石森太二が襲撃!
突如姿を現したジェリコの暴行で内藤が大流血!
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5月4日(金・祝)、九州地区最大のビッグマッチ『レスリングどんたく 2018』二連戦の二日目が福岡・福岡国際センターで開催され、IWGPヘビー級王座戦を中心に熱戦が続出。さらにはビッグサプライズも立て続けに起こり、場内は大興奮に包まれた。
メイン(第9試合)ではIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカが防衛新記録V12を賭けて、自身と同じV11の記録保持者である棚橋弘至を挑戦者として迎え撃った。2年4カ月ぶりに実現した両雄による王座戦はオカダが首攻め、棚橋がヒザ攻めをベースに真っ向勝負。“逸材時代”再建に向け、棚橋はエースの意地を爆発させて王者をあと一歩のところまで追い詰める。だが、最後は新世代の旗手であるオカダがレインメーカーで死闘に終止符。そして、試合後に次期挑戦者としてケニー・オメガを指名した。
第8試合はIWGPジュニアヘビー級王者のウィル・オスプレイがKUSHIDAを相手に3度目の防衛戦。KUSHIDAは徹底した左腕攻め、そして首攻めで王者攻略を試みる。苦しい戦いの続いたオスプレイだが、雪崩式オスカッターで流れを引き寄せるとストームブレイカーで激勝。試合後、新たな“BONE SOLDIER”である石森太二がオスプレイを奇襲した。
第7試合はケニー&飯伏幸太&バッドラック・ファレ&タマ・トンガ&タンガ・ロア組が、Cody&ハングマン・ペイジ&マーティー・スカル&マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン組が対峙。内紛騒動が続くBULLET CLUBによる同門対決は、終盤にスカルがファレを持ち上げようとするも押しつぶされてしまい、そのまま自爆フォール負け。試合後、バックステージに下がったケニーとCody以外のBULLET CLUBメンバーは、Too Sweetポーズをかわした。
第6試合は今シリーズ、熱い火花を散らしたL・I・J(内藤哲也&EVIL&SANADA&BUSHI&高橋ヒロム)と鈴木軍(鈴木みのる&ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.&金丸義信&エル・デスペラード)が激突。試合はL・I・Jが鉄壁のコンビネーションでたたみかけ、内藤が金丸をデスティーノ葬。その試合後、なんとクリス・ジェリコが内藤を襲撃。大流血に追い込み、遺恨が再燃した。
第5試合はジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー&マイケル・エルガン組と、後藤洋央紀&ジェイ・ホワイト&YOSHI-HASHI組による6人タッグ。後藤のNEVER王座への挑戦をアピールしたエルガンが怪力殺法で場内を沸かせるも、最後はYOSHI-HASHIがカルマでフィンレーを撃沈した。試合後、タイチが後藤とエルガンを襲撃。
第4試合は真壁刀義&トーア・ヘナーレ組と石井智宏&矢野通組が対峙。今宵もヘナーレと石井はゴツゴツした攻防を展開。ヘナーレは首固めであわや3カウントの場面を作るも、最後は石井が垂直落下式ブレーンバスターで脳天を突き刺して勝利。
第3試合はロッキー・ロメロ&YOH&SHOのROPPONGI 3Kが、飯塚高史&タイチ&TAKAみちのく組と対決。鈴木軍のダーティーファイトで苦戦を強いられたROPPONGI 3Kだったが、3KでTAKAから快心の勝利を奪った。
第2試合は永田裕志が岡倫之を引き連れ、高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズ組と激突。永田のリードで岡が奮闘するも、BULLET CLUBの試合巧者コンビはインサイドワークで翻弄。オーエンズがパッケージドライバーで岡を料理した。
第1試合は獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&田口隆祐組が、海野翔太&成田蓮&上村優也を迎撃。ヤングライオントリオはゴング前から仕掛け、本隊ジュニアトリオに果敢に挑むが、最後は田口が成田をオーマイ&ガーアンクルで仕留めた。