内藤が鈴木との遺恨対決を制してインターコンチ奪取!
EVIL&SANADAはK・E・Sを相手にIWGPタッグ初防衛!
L・I・Jが鈴木軍との全面対抗戦に全勝!
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4月29日(日・祝)、熊本・グランメッセ熊本で『レスリング火の国 2018』が開催された。
同大会は2016年に予定されるも熊本地震の影響により見送られ、今回は待望の初開催。L・I・Jと鈴木軍の全面対抗戦を中心に熱戦が続出した。
メイン(第9試合)はIWGPインターコンチネンタル王座を賭けて王者・鈴木みのると挑戦者・内藤哲也が激突。リング上に留まらず、丁々発止の挑発合戦を繰り広げ遺恨を深めてきた両雄による一騎打ちは、鈴木の右ヒザ攻めの前に内藤が大苦戦。しかし、内藤は終盤、なりふり構わぬ張り手の連打で流れを変えると、最後はデスティーノで30分を超える死闘に終止符。しかし、試合後はベルトをリングに置いたまま、花道を下がった。
第8試合はIWGPタッグ王者のEVIL&SANADA組が前王者のK・E・S(ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.)とリマッチ。1.4ドームでベルトを奪われたK・E・Sは序盤からトップギア。SANADAを場外に設置したテーブルへのキラーボムで戦線離脱に追い込む。苦しい戦いの続いた王者組だったが、終盤にSANADAが復活すると挽回。最後はEVILがスミスをEVILで撃破し、初防衛に成功した。
第7試合(高橋ヒロムvs金丸義信)と第6試合(BUSHIvsエル・デスペラード)は4.24後楽園のIWGPジュニアタッグの追撃戦。まず、デスペラードはマスク剥ぎをベースにBUSHIを攻め立てる。だが、BUSHIが挽回すると金丸が乱入。すかさずヒロムがBUSHIの救出に訪れ、そこから第7試合が開戦。終盤、ヒロムは金丸のウィスキー噴射をデスペラードに誤爆させる。そしてBUSHIの毒霧を食らった金丸に、TIME BOMBを決めて激勝。4.24後楽園の借りを返した。
第5試合は5.4福岡でのIWGPヘビー&IWGPジュニアヘビー級王座戦のダブル前哨戦、棚橋弘至&ジュース・ロビンソン&マイケル・エルガン&KUSHIDA組とオカダ・カズチカ&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&ウィル・オスプレイ組による8人タッグ。目まぐるしく攻守が入れ替わった試合は、棚橋がYOSHI-HASHIをハイフライフローで撃沈。試合後、棚橋とオカダは番外戦を展開した。
第4試合はケニー・オメガと飯伏幸太のゴールデンラヴァーズが高橋裕二郎&チェーズ・オエーエンズとカルテットを結成し、ザック・セイバーJr.&飯塚高史&タイチ&TAKAみちのくと対決。BULLET&飯伏は息のあった連携を披露。しかし、試合はザックがオーエンズを変型のグラウンド卍固めで葬った。
第3試合は真壁刀義&トーア・ヘナーレ組と石井智宏&矢野通組によるタッグマッチ。4.24後楽園で死闘を演じたヘナーレと石井が、今宵も真っ向勝負を展開。だが、CHAOSタッグが相手チームをうまく分断し、石井が垂直落下式ブレーンバスターでヘナーレの息の根を止めた。
第2試合は4.23後楽園でIWGP USヘビー級王座戦を行なったデビッド・フィンレーとジェイ・ホワイトが、それぞれ獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&田口隆祐、ロッキー・ロメロ&YOH&SHOとカルテットを組んで対峙。フィンレーがロッキーをカウンターのPrima Nocta一発で沈めた。
オープニングマッチは永田裕志が成田蓮を引き連れ、岡倫之&海野翔太組を迎撃。ビッグマッチで爪痕を残すべく若獅子たちが発奮した試合は、永田がナガタロックⅡで海野に貫禄の勝利。