レスリングどんたく 2015
- 日時
- 2015年5月3日(日) 15:30開場 17:00開始
- 会場
- 福岡・福岡国際センター
- 観衆
- 5,180人(超満員)
MATCH REPORT
福岡国際センターに5,180人(超満員)の大観衆を集めて開催された『レスリングどんたく2015』。
一流のJr.タッグチームが3WAY形式で対決したIWGP Jr.タッグ選手権試合は、息をもつかせぬ激闘の末、マット・ジャクソン&ニック・ジャクソンがモア・バンク・フォー・ユア・バックでバレッタに勝利。王座を奪回した。
ケニー・オメガvsアレックス・シェリーのIWGP Jr.選手権試合もJr.戦士ならではの好試合となり、接戦の末にオメガが勝利。試合後、『BEST OF THE SUPER Jr. XXII』への不参加を表明し、優勝者を次期挑戦者にすることを一方的に宣言した。
カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ&アンバー・ギャローズvsマット・ターバン&マイケル・ベネット&マリア・ケネリスのミクスドマッチは、例によってアンダーソンがマリアの色香に惑わされる。ところが、いきなり態度を豹変し、ギャローズとの合体技マジックキラーでマリアをKOしてしまった。
真壁刀義&棚橋弘至&柴田勝頼vs石井智宏&矢野通&桜庭和志は、真壁と石井、棚橋と矢野、柴田と桜庭がそれぞれ激しくやり合う。そんな中、棚橋が矢野の常とう手段である髪の毛を掴んでの丸め込み技で3カウントを奪取。これまでさんざんいいようにやられてきた借りを、ようやく矢野へ返した。
セミファイナルのオカダ・カズチカ&YOSHI-HASHIvsAJスタイルズ&高橋裕二郎は、7月5日(日)大阪城ホール大会『DOMINION 7.5 in OSAKA-JO HALL』で行われるIWGPヘビー級選手権試合の前哨戦。
この一戦はAJがスタイルズクラッシュでYOSHI-HASHIに勝利したものの、試合後にオカダと番外戦を展開。AJのスタイルズクラッシュ、オカダのレインメーカーは共に不発となったが、場内が緊迫したムードに包まれた。
メインイベントのIWGPインターコンチネンタル選手権試合・中邑真輔vs後藤洋央紀は、王座奪還に燃える後藤が、裏牛殺し&牛殺しの連続攻撃などで猛攻。さらに、中邑のジャンピングボマイェとスライディングボマイェを食らっても屈せず、雪崩式牛殺しの荒技を敢行! 最後は昇天・改で中邑を倒し、約2年半ぶりに王者へ返り咲いた。
試合後、後藤は「諦めなければ結果はついてくると実感してます! いままで俺にかかわったすべての人に感謝しまーす!!」とマイクアピール。そして、“過去最大で最高”の万歳三唱で、ファンとよろこび分かち合った。
RESULT
- 故・阿修羅原さん、追悼10カウントセレモニー
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第1試合 20分1本勝負
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第2試合 20分1本勝負
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第3試合 20分1本勝負
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第4試合 60分1本勝負
IWGP Jr.タッグ選手権試合3WAYマッチ- <第41代王者組>
- <挑戦者組>
17分17秒 モア・バンク・フォー・ユア・バック→片エビ固め
※ロッポンギ・ヴァイスが初防衛に失敗。ヤングバックスが新王者に。 -
第5試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- <挑戦者>
- <第70代王者>
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アレックス・シェリー
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ケニー・オメガ
16分07秒 片翼の天使→片エビ固め
※ケニーが3度目の防衛に成功。 -
第6試合 30分1本勝負
スペシャル6人タッグマッチ-
マリア・ケネリス
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アンバー・ギャローズ
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マイケル・ベネット
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ドク・ギャローズ
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マット・ターバン
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“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
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第7試合 30分1本勝負
スペシャル6人タッグマッチ -
第8試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ -
第9試合 60分1本勝負
IWGPインターコンチネンタル選手権試合- <挑戦者>
- <第10代王者>
- 後藤洋央紀がIC王座奪取で、万歳三唱!!