レスリングどんたく 2011
- 日時
- 2011年5月3日(火) 14:00開場 15:00開始
- 会場
- 福岡・福岡国際センター
- 観衆
- 6,500人(超満員札止め)
MATCH REPORT
ゴールデンウイーク恒例のビッグイベントとして定着した「レスリングどんたく2011」。今年は全10試合の熱戦が繰り広げられた。
メインイベントは、王者・棚橋弘至vs挑戦者・中邑真輔によるIWGPヘビー級選手権試合。新日本プロレスを背負うエース候補として、若手時代から競い続けて来た2人による極上のライバル対決が展開された。
今回も勝負の鍵を握ったのは、必殺技の攻防。棚橋が中邑のボマイェを丸め込みで切り返せば、中邑は棚橋のハイフライフローを顔面パンチで迎撃する。そんな緊迫した攻防の中、棚橋がコーナー2段目からのボマイェをドロップキックで阻止。そして、ハイフライフロー2連発で中邑を撃破した。
ライバルとの激闘を制した棚橋は、「今日から新日本の象徴だから!」と高らかに宣言。しかし、直後にメキシコ遠征から帰国した後藤洋央紀が現われ、棚橋の顔面にヘッドバットをお見舞い。強烈なデモンストレーションでIWGP王座挑戦を表明した。
セミファイナルで行なわれた真壁刀義と小島聡のシングルマッチは、接戦の末に真壁が勝利を収めた。ところが、試合後に事件が発生!TAKAとタイチが小島に反旗をひるがえし、さらに突如として乱入した鈴木みのると合体したのである。しかし、事件はそれだけでなかった。真壁が小島の救援に駆けつけ、なんと犬猿の2人が握手!新日本の勢力図を揺るがす結末となった。
さらに、ジャイアント・バーナード&カール・アンダーソンvs高橋裕二郎&内藤哲也のIWGPタッグ選手権試合では、王者組のバーナード&アンダーソンが勝利。試合後、フォールを獲られた内藤を高橋が置き去りにするという不穏な場面も見られた。
そして、獣神サンダー・ライガーvsマスカラ・ドラダのCMLL世界ミドル級選手権試合は、王者・ライガーが勝利。プリンス・デヴィット&田口隆祐vsデイビー・リチャーズ&ロッキー・ロメロのIWGP Jr.タッグ選手権試合も、王者組・デヴィット&田口の防衛となった。また、永田裕志vs田中将斗のシングル対決は、永田が制した。
RESULT
- オープニングセレモニー
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第1試合 20分1本勝負
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第2試合 20分1本勝負
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第3試合 20分1本勝負
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第4試合 60分1本勝負
CMLL世界ミドル級選手権試合- (王者)
- (挑戦者)
10分04秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め
※ライガーが3度目の防衛に成功 -
第5試合 60分1本勝負
IWGP Jr.タッグ選手権試合- (第28代王者組)
- (挑戦者組)
17分41秒 ブラディサンデー→片エビ固め
※アポロ55が4度目の防衛に成功。 -
第6試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合- (第57代王者組)
- (挑戦者組)
19分49秒 バーナードライバー→片エビ固め
※王者組が7度目の防衛に成功。 - (第57代王者組)
- 日程発表!
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第7試合 20分1本勝負
スペシャルタッグマッチ -
第8試合 20分1本勝負
スペシャルシングルマッチ -
第9試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ -
第10試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (第56代王者)
- (挑戦者)
20分17秒 ハイフライフロー→片エビ固め
※棚橋弘至が3度目の防衛に成功。 - 勝利者セレモニー