The New Beginning
- 日時
- 2011年2月20日(日) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 宮城・仙台サンプラザホール
- 観衆
- 3,200人(超満員札止め)
MATCH REPORT
2011年最初のビッグイベントとして開催された「The New Beginning」仙台大会。3,200人(超満員札止め)のファンが熱い視線を送る中、見所満載の全9試合が行なわれた。
第3試合のマスカラ・コントラ・マスカラ(敗者マスク剥ぎデスマッチ)は、タイガーマスクが石井智宏に完勝。石井が被り続けていたブラックタイガーのマスクを、ついに剥ぎ取った。第4試合のイリミネーションマッチは、接戦の末にCHAOSが勝利。今後の両軍の動向が注目される。
第5試合のIWGPタッグ選手権試合は、王者組ジャイアント・バーナード&カール・アンダーソンが、強敵の中西学&ストロングマンを撃破して6度目の防衛に成功。自分たちがナンバーワンタッグチームであることを、改めてアピールした。
第6試合のIWGP Jr.ヘビー級選手権試合は、王者・プリンス・デヴィットが“曲者”TAKAみちのくを倒し、5度目の防衛に成功した。また、第7試合には、元WWEのスーパースター・MVPが登場。プレイメーカーとTTBという必殺技を炸裂させて本間朋晃を仕留め、タッグパートナーの真壁刀義を大いに悔しがらせた。第8試合で行なわれた後藤洋央紀と内藤哲也の一騎打ちは、下克上を突きつけられた後藤が、内藤を返り討ち。しかし、試合後は内藤に握手を求め、その実力を認めた。
そしてメインイベントで行なわれた王者・棚橋弘至と挑戦者・小島聡のIWGPヘビー級選手権試合は、1月4日東京ドーム大会を上回る大熱戦が展開される。そんな中で勝負の分かれ目となったのは、棚橋が繰り出した“逆”ラリアット。これで流れを変えると、ハイフライフロー2連発で小島を撃破した。
試合後、超満員のファンから熱いコールを受けた棚橋は思わず涙ぐみ、「俺は、仙台のこの日を、生涯忘れません!」と感謝のメッセージを送った。
RESULT
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第1試合 20分1本勝負
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タマ・トンガ
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高橋 広夢
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第2試合 20分1本勝負
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第3試合 無制限1本勝負
マスカラ・コントラ・マスカラ -
第4試合 時間無制限
イリミネーションマッチ21分41秒 ボマイェ→片エビ固め
【退場順詳細】1.○高橋(4:43 東京ピンプス→体固め)ファレ×2.○天山(6:18 TTD→体固め)高橋×3.○飯塚(13:58 オーバーザトップロープ)天山×4.○井上(14:56 スピアーオブジャスティス→片エビ固め)飯塚×5.○矢野(15:30 裏霞)井上×6.○永田(18:10 首固め)矢野× -
第5試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合- (第57代王者組)
- (挑戦者組)
18分28秒 バーナードライバー→片エビ固め
※バーナード&アンダーソンが6度目の防衛に成功。 -
第6試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (第60代王者)
- (挑戦者)
13分17秒 ブラッディサンデー→片エビ固め
※デヴィットが5度目の防衛に成功。 -
第7試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ -
第8試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ -
第9試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (第56代王者)
- (挑戦者)
22分22秒 ハイフライフロー→片エビ固め
※棚橋が初防衛に成功。 - 超満員のファンに棚橋が感涙のマイクアピール!!/勝利者セレモニー