NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2011
- 日時
- 2011年1月23日(日) 11:00開場 12:00開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2,005人(超満員札止め)
MATCH REPORT
新日本プロレスとCMLLが強力タッグを組んだコラボレーション興行「CMLL FANTASTICA MANIA」の2日目。前日と同様、メキシコ色を強く打ち出した演出の数々が、場内のムードを大いに盛り上げた。
第3試合では、キャプテンフォール形式でCMLL世界6人タッグ選手権試合が行なわれ、王者のラ・ソンブラ&マスカラ・ドラダ&ラ・マスカラに、高橋裕二郎&内藤哲也&OKUMURAが挑戦。日本のファンにはあまり馴染みのない複雑な試合展開となったものの、最後まで飽きさせないスリリングな攻防が高評価を得た。
第4試合で行なわれたタイガーマスクと石井智宏の「マスカラ・コントラ・カベジェラ」は、これまでの遺恨清算にふさわしい壮絶な闘いとなる。しかし、石井の反則殺法にも屈しなかったタイガーが、タイガースープレックスホールドで激勝!怨敵・石井の髪の毛をバリカンで刈り取った。ところが、石井はまたもやタイガーのマスクを剥いで報復。今後、どういった動きに出るかが注目される。
セミファイナルは、メキシコで名勝負数え唄を繰り広げて来たミスティコとアベルノの一騎打ち。これぞメキシコ直輸入というべき高度な攻防を繰り広げ、ファンを大満足させた。
メインイベントは、飯伏幸太&ケニー・オメガvsプリンス・デヴィット&田口隆祐のIWGP Jr.タッグ選手権試合。2010年のプロレス大賞でベストバウトを獲得した珠玉の名勝負が、後楽園ホールで再現された。
そして、激戦の末、デヴィット&田口が新必殺技ブラックサンデーでオメガを仕留め、悲願だった至宝の奪回に成功。両者ともに二冠王を達成するという快挙を成し遂げた。だが、試合後にはTAKAみちのくとNOSAWA論外が乱入し、Apollo 55への挑戦を表明。Jr.戦線に新展開がおとずれた。
RESULT
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第1試合 20分1本勝負
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第2試合 20分1本勝負
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第3試合 無制限3本勝負
CMLL世界6人タッグ選手権試合- (王者組)
- (挑戦者組)
04分14秒 ラ・カンパーナ
1本目 ○ラ・ソンブラ(5分18秒 変型アラビアンプレス→体固め)高橋× ○ドラダ(5分31秒 DDT→体固め)内藤×2本目 ○内藤(4分35秒 ジャックナイフ式エビ固め)ドラダ× ○OKUMURA(4分49秒 リミット・レス・エクスプロージョン→体固め)ソンブラ× -
第4試合 無制限1本勝負
マスカラ・コントラ・カベジェラ -
第5試合 無制限3本勝負
ダブル・メインイベントI-
ミスティコ(※初代)
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アベルノ
11分51秒 ラ・ミスティカ
1本目 ○アベルノ(3分06秒 デビルウィングス→エビ固め)ミスティコ×2本目 ○ミスティコ(1分53秒 ドリート)アベルノ× -
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第6試合 60分1本勝負
ダブル・メインイベントII IWGP Jr.タッグ選手権試合- (第27代王者組)
- (挑戦者組)
16分32秒 ブラックサンデー→エビ固め
※挑戦者組が第28代王者組となる - TAKAとNOSAWAが乱入!新王者Apollo55に挑戦表明!