DESTRUCTION'08
- 日時
- 2008年10月13日(月) 16:30開場 17:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 9000
MATCH REPORT
至宝奪還という使命、団体の威信をかけた頂上決戦、血で血を洗う遺恨凄惨デスマッチ、そして新タッグチーム始動に、若き新王者の誕生。豪華カード目白押し となった10月13日両国国技館大会「DESTRUCTION’08」は、9000人超満員札止めの観衆を動員。向正面側に設置した特大ビジョンや花道な どの演出面も相まって、爆発的な盛り上がりを見せた。
約1年間に渡って繰り広げられてきた新日本プロレスvsZERO1-MAXの頂上決戦は、田中将斗が虎の子の世界ヘビー級ベルトを懸けた事で、まさに全ての舞台が整ったといっても過言では無いシチュエーションとなった。
こ こまで死力を尽くしてきた両陣営のメンバーがリングの回りを取り囲み、会場内のボルテージは最高潮に到達。“対新日本無敗”の田中は、これまで何人ものレ スラーを沈めてきたスライディングDで勝負に出る。だが、永田は得意のキック、関節技を応用し、寸でのところで切り返す。最後は拘りのバックドロップホー ルドで遂に田中をピンフォール。そして試合後、「ZERO1-MAX敗れたり!」という永田のマイクアピールを受け、このまま終わる訳にはいかないとばか りにZERO1勢が襲撃。永田の至宝強奪により、対抗戦は新たな局面へと突入する。
4月27日大阪大会で現IWGPヘビー級王者・武 藤敬司のもとへと至宝流出を招いた中邑真輔は、満を持してIWGPリターンマッチに出陣。得意の“関節技アリ地獄”に引きずり込んで、満身創痍の武藤の 腕、膝に悲鳴を上げさせるも、あと一歩のところでギブアップを奪えず。一方、ムーンサルトプレスもクリアされ、文字通り後が無くなった武藤は、奥の手とも 言うべきフランケンシュタイナーを発射。電光石火の3カウント劇で、新日本プロレス“最高最悪の刺客”を退けた武藤が、同王座4度目の防衛に成功した。
また、第1試合では成長著しい裕次郎、内藤哲也のNO LIMITが稔、プリンス・デヴィットからIWGP Jr.タッグ王座を奪取。2度目の挑戦にして悲願のタッグ王者となった限界知らずの若武者2名は、“世界最高峰の新日本Jr.”を背負い、G1タッグリー グへと乗り込む。
RESULT
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第0試合 15分1本勝負
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第1試合 60分1本勝負
IWGP Jr.タッグ選手権試合- (挑戦者組)
- (第21代王者組)
11分34秒 インカレスラム→片エビ固め
※挑戦者組が第22代王者となる -
第2試合 30分1本勝負
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第3試合 30分1本勝負
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第4試合 30分1本勝負
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第5試合 30分1本勝負
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第6試合 無制限1本勝負
チェーン・デスマッチ TENZAN vs G・B・H 2nd conviction -
第7試合 60分1本勝負
世界ヘビー級選手権試合- (挑戦者)
- (初代王者)
18分06秒 バックドロップホールド
※永田が新王者となる -
第8試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (第49代王者)
- (挑戦者)
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武藤 敬司
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中邑 真輔
21分39秒 フランケンシュタイナー
※武藤が4度目の防衛に成功