新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit2007 NEW JAPAN ALIVE
- 日時
- 2007年12月2日(日) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 神奈川・藤沢市秋葉台文化体育館
- 観衆
- 1800
MATCH REPORT
藤沢大会のメインイベントは、ヘビー級、Jr.ヘビー級の混合チームによるタッグマッチとなった。「棚橋弘至vs中邑真輔」、「金本浩二vs稔」というライバル同士の攻防になると、互いの意地をぶつけ合う場面がいくつも見られた。
試合は、中邑が必殺のランドスライドで金本からピンフォールを奪取。RISEのヘビー、Jr.混合コンビが、「G1タッグリーグ2007」準優勝チームを撃破した。
試合後、12月9日愛知大会(最終戦)にて、中邑とIWGPヘビー級王座・次期挑戦権をかけて一騎打ちを行なうG・B・Hの真壁刀義がリングに乱入。「オ イ、中邑! 名古屋まで待てねぇよ。やるか、この野郎!」という真壁のマイクアピールで中邑と乱闘となるが、RISE、G・B・H両陣営のメンバーの制止で事態は収 拾。中邑は「お前とは名古屋できっちりケリをつけてやるよ!」と言い放ち、真壁に勝利すると誓った。
中邑と真壁のやり取りを見ていた王者・棚橋は、「真壁! 中邑! ぶっちゃけ、俺はどっちだっていいんだよ。さすがに“二股”はかけられないからな、早く決めてどっちか上がって来い!」とコメント。高いところから2人を見下ろすように、挑戦者の登場を待ち望んでいた。
また、第6試合で行われた本隊とレジェンドによる6人タッグマッチは、試合後に両陣営に遺恨が勃発した。
蝶野正洋が、FCWより新日本プロレスへ初参戦したスティーブ・マディソンをシャイニングケンカキックで仕留め、レジェンドが勝利したものの、試合後に S・S・マシンのマスクが中西学に剥ぎ取られ、それを永田裕志が被った。この暴挙に、レジェンドの獣神サンダー・ライガーは、「これが正規軍(本隊)のや り方か! 今日からレジェンドと正規軍の全面戦争のスタートだ!」と怒りを露にしながら開戦宣言した。