Road to POWER STRUGGLE

日時: 2017年10月30日(月) 17:30開場 18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
放送
観衆: 1,728人（札止め）

MATCH REPORT

SHO&YOHがBUSHI&ヒロムとの熱闘に激勝！
田口&ACHは金丸&デスペラードを撃破！
優勝決定戦はROPPONGI 3Kvsタグチジャパン!!

　10月30日（月）、『Road to POWER STRUGGLE』の後楽園大会が開催され、『Super Jr. Tag Tournament 2017』準決勝を中心に激闘が繰り広げられた。

　メイン（第7試合）では、『Super Jr. Tag Tournament 2017』準決勝として、現IWGPジュニアタッグ王者のROPPONGI 3K（SHO&YOH）とBUSHI&高橋ヒロム組が対峙。L･I･Jコンビは巧みなインサイドワークで主導権を握ろうとするが、ROPPONGI 3Kもノータッチ式トペ・コンヒーロの二重奏や合体技で徹底抗戦。終盤、激しく攻守が入れ替わる中、ROPPONGI 3Kがヒロムを3KでKO状態に追い込む。最後は孤立したBUSHIにも3Kを決め、優勝決定戦進出を決めた。

　第6試合も『Super Jr. Tag Tournament 2017』準決勝、田口隆祐&ACH組と金丸義信&エル・デスペラード組が激突。鈴木軍はACHの負傷箇所である脇腹に集中攻撃。ピンチが続くタグチジャパンだったが、ここで田口カントクが奮起。三角飛びプランチャにノータッチ式トペ・コンヒーロと大ハッスル。終盤、ACHが金丸のウィスキー噴射攻撃をデスペラードに誤爆させると、そこからタグチジャパンは一気にたたみこみ、最後はスーパー69で金丸から3カウントを奪取した。

　これにより、11.5大阪での優勝決定戦では田口&ACH組が対決することに。

　第5試合は来年の1.4ドームで激突するオカダ・カズチカと内藤哲也が、それぞれ石井智宏&外道、EVIL&SANADAを引き連れて6人タッグ。L･I･Jがコンビネーションでペースを握るも、負けじとCHAOSも真っ向勝負で応戦。終盤、一進一退の攻防が繰り広げられる中、オカダは強烈なドロップキックを内藤に炸裂させて場内のどよめきを誘う。試合はSANADAがSkull Endで外道を料理した。

　第4試合は11.5大阪でIWGPインターコンチネンタル王座戦の前哨戦。棚橋弘至と飯伏幸太が、それぞれ真壁刀義&KUSHIDA&川人拓来&北村克哉、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー&ドラゴン・リー&ティタンとタッグを組んで激突。棚橋と飯伏による注目のマッチアップをはじめ、10人の個性がぶつかりあった一戦は、川人が丸め込みであわやの場面を作り出すも、フィンレーのPrima Noctaの前に撃沈。試合後、棚橋と飯伏は額を突き合わせて火花を散らした。

　第3試合はYOSHI-HASHI&バレッタ&ウィル・オスプレイ組とケニー・オメガ&チェーズ・オーエンズ&マーティー・スカル組が対決。BULLET CLUBはハロウィン仕様の映画『アラジン』のコスプレで登場し、試合でもコミカルな仕草を織り交ぜて場内を沸かす。しかし、11.5大阪でのIWGPジュニアヘビー級王座戦でスカルを迎撃するオスプレイが、華麗な空中殺法でBULLET軍を翻弄。最後はバレッタがオーエンズをデュードバスターで沈めた。試合後、IWGP USヘビー級王座挑戦を表明しているバレッタが、ケニーにエプロンサイドでパイルドライバーを敢行。強烈なデモンストレーションを繰り広げた。

　第2試合は11.5大阪のNEVER無差別級王座戦に向けて遺恨を深めている王者・鈴木みのると挑戦者・矢野通が、それぞれ飯塚高史、後藤洋央紀とのタッグで対峙。この日の調印式に姿を現さなかった矢野に対し、さらに怒りを増幅させた鈴木は試合開始早々、矢野を場外で絞首刑。その後も暴走ファイトを繰り広げ、今回も反則負けに。そして、矢野に盗まれたベルトを取り戻すとリングをあとにした。

　第1試合は獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク組が、タイチ&TAKAみちのく組と対峙。『Super Jr. Tag Tournament 2017』で1回戦負けのチーム同士で組まれた一戦は、序盤からタイチが木槌を振りかざすダーティーファイト。さらにかく乱戦法を仕掛けるも、最後はタイガーが一瞬のスキをついてTAKAを丸め込んで勝利を収めた。