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12月11日(土)大阪府立体育会館
第9試合 (60分1本勝負)
IWGP タッグ王座決定戦
棚橋弘至
中邑真輔
  32分33秒
ドラゴン
スープレックス
ホールド
  鈴木みのる×
佐々木健介
  
  

<レフェリー: レッドシューズ海野

  序盤、棚橋が捕まる。棚橋は9日の試合で左ヒザを負傷。健介はパワー、鈴木はサブミッションと徹底したヒザへの集中攻撃で棚橋をいたぶった。中邑も健介を一気に追いつめたが、すぐに逆転、健介の強烈なラリアットから鈴木の関節攻撃で苦戦する。棚橋がカットに入るも、健介が直ちにけん制し場外で棚橋のヒザを痛めつけた。
 中邑への攻撃は止まらず、余裕の表情を見せつけて徹底的に中邑をいたぶる健介と鈴木。中邑はなんとか脱出してタッチを求めたが、棚橋は戦闘不能状態。中邑は長時間、ローンバトルを強いられた。しかし棚橋が復活、エプロンサイドにしっかりと立つ姿を見た中邑は、鈴木のキックをかわしドロップキックで脱出してタッチした。
 棚橋はドロップキック、ミサイルキック、ドラゴンロケットと一気に蹴散らしたが、鈴木によるヒザへの攻撃で一気に失速。そして健介がラリアット、フェイスクラッシャー、ローリングセントーン、リバース式のブレーンバスターからストラングルホールドγと猛攻撃。中邑がカットに入ったが、逆に健介と鈴木に捕まってしまう。試合は完全に健介・鈴木組に傾いていた。
 棚橋の健介への雪崩式ブレーンバスターを受け、中邑が健介に延髄斬りからジャーマン、エルニーニョと畳み込む。健介カウント2。中邑はもう一度エルニーニョを敢行。今度は健介がムーブして回避。

 健介からタッチを受けた鈴木はドロップキックから顔面への串刺しのドロップキック、そしてニーリフト、ミドルキックと猛攻。しかし鈴木のスキを突いた中邑は、シャイニングトライアングルを成功させる。ここに健介がカットに入ろうとしたが、棚橋がドラゴンスリーパーで捕らえて阻止。鈴木はなんとかロープブレークで回避した。
 棚橋が鈴木に張り手で向かっていけば張り手合戦が勃発。この中、鈴木がフックを棚橋に決めようとしたとき、これをかわした棚橋がジャパニーズレッグロールクラッチホールドで丸め込む。鈴木はカウント2で返すと直ちにスリーパーで棚橋を捕らえたが、棚橋はこれをスルリと抜けてドラゴンスリーパーを敢行。ここは健介がカット。だがその健介を中邑が攻撃。さらに棚橋も鈴木への技を解いて中邑と共に健介へのダブルのドロップキックをぶち込んだ。場外に落ちる健介。中邑はトルニーニョで健介を追撃。
 リング上では棚橋が鈴木のバックを獲る。場外から戻った中邑はその鈴木をシャイニングトライアングルで捕獲、さらにその捕獲された鈴木の頭部に棚橋がシャイニングウィザードをさく裂させた。そして乱入する健介を中邑が、鈴木を棚橋が捕らえると同時にジャーマンスープレックスをさく裂。ここもカウント2で返した鈴木、すかさず棚橋にアームロックで切り返す。健介も同時に中邑にアームロックを敢行し2重奏。鈴木はさらにヒザ十字固めで棚橋の抱えた爆弾に容赦ない攻撃を加える。棚橋悶絶の中、必死に耐え続けなんとかロープブレーク。
 健介は場外で中邑に猛攻。リング上の鈴木は棚橋にトドメとばかりにゴッチ式パイルドライバーを敢行。棚橋カウント2。そしてニヤリと不敵な笑みを浮かべた鈴木がスリーパーホールドで畳みかける。さらに逆落としで棚橋を前方に投げた鈴木だったが、棚橋はしっかりと両足で着地、逆に電光石火で切り返す。鈴木カウント2。

 立ち上がった棚橋は直ちに鈴木をフルネルソンで捕らえるとドラゴンスープレックスをさく裂。会場がレフェリーと共にカウントを数えれば、遂に第47代IWGPタッグ王者、棚橋・中邑組誕生のスリーカウントが数えられた、
 
試合後、腰にベルトを巻いた棚橋と中邑が勝利者インタビュー。
棚橋「今日はどんなことがあっても勝とうと思ってました。勝つつもりでした。それが出来て嬉しいです!」
中邑「大阪府立で初挑戦で初成果。非常に縁起がいい。大阪、大好きです!」
棚橋「ハッピーエンドが一番!大阪!ありがとうございました!
 そして一つ!・・・中邑、次はシングル、やろう!」
中邑「よし、やりましょう。・・・俺達が新しいプロレス、進化を見せつけて、もう二度と同じ時代を繰り返させてはいけないということを見せつけます。棚橋さん!よろしくお願いします!」
両者ガッチリと握手した。


■試合後のコメント
控え室では、永田を始め、新日本隊選手が集まり、タッグベルト奪回の祝杯をあげた。乾杯の後、全員からビールを滝のように浴びせられ、顔を覆いながらも喜びを隠せない新タッグッチャンピオン。明日シングルの挑戦が決まっている天山ともガッチリと握手。
棚橋:「ヒザは怪我してしまったけど、今日は結果的には俺らの力が上まわったっていうこと。胸を張って<やったぞ!>と言いたい。」
中邑:「流れも実力も自分らのほうが上。タッグチャンピオンとして、早く高山さんが復帰してタイトルマッチをやって、ファンにも自分にも納得がいくチャンピオンになりたい。」
棚橋:「中邑とは、組んでいても<負けたくない>という気持が強い。中邑、次は1.4で一対一でやろう!」
中邑:「やりましょう!組んでいくのと同時に戦っていく。新しいプロレス、進化を見せつけます。」
棚橋:「今までにないハイスピードで新日本を引っ張って行きます!」


 写真1  写真2
【写真/記事:佐藤 】
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