第4試合は、5.3福岡大会でウォーマシンの持つIWGPタッグ選手権、3WAYマッチに挑む天山広吉&小島聡がデビッド・フィンレー、タマ・トンガ&タンガ・ロアが高橋裕二郎と合体して闘う6人タッグ戦。
試合は、テンコジ&フィンレーが先制して、スタート。フィンレーが裕二郎に襲い掛かってジャンピングエルボースマッシュをズバリ。続いては、小島とタマの対戦。小島はショルダータックルをタマに決めるが、ここにタンガも出てきて形勢逆転。
しかし、負けじとテンコジがタンガにWのブレーンバスター炸裂。さらにタマにはテンコジ二人がかりのモンゴリアンチョップ! 流れるように合体技を決めた小島は、タマに「よっしゃいくぞ、オイ!」と言いながら、コーナーで得意の逆水平チョップ乱射。
さらに小島は串刺しジャンピングエルボー、そして「いっちゃうぞバカヤロー!」の叫びからコーナー最上段へのぼるも、ここは裕二郎がカット。
タマはコーナーの小島にエルボー、ヘッドバッド。BULLET CLUBは、裕二郎、タンガと矢継ぎ早に早いクイックタッチ。裕二郎は、モンゴリアンチョップで挑発。タマもチョップの連打から、「イッチャウゾ!」とアピール。しかし、ここは小島がコジコジカッターで反撃!
代わった天山は、タマにショルダータックルから本家・モンゴリアンチョップ、串刺しラリアット、ブレーンバスターと怒涛の攻勢。しかしタマも掟破りのモンゴリアンチョップ2連発、さらにヘッドバッドを打つも、これは天山の石頭に自分が苦しむ結果に。
ここから天山はアナコンダバイスでタマをグイグイ締め上げていくが、ここは裕二郎がカット。天山は再度、モンゴリアンチョップを放つが、タマもスピアーを決めて逆襲。
ここでフィンレーが登場。タンガに串刺しバックエルボー連射から、ダイビングエルボーも爆発! しかしここに入ってきた裕二郎がフィッシャーマンズバスター。テンコジがテンコジカッター、タンガがショルダータックルで蹴散らしていく。
試合終盤、フィンレーがコーナーから飛び込んだところをタンガがガッチリ受け止めて、コーナーにスローイング! さらにフロントハイキックからフィンレーをブルーサンダーで豪快にブン投げて、最後は変形のリバースパイルドライバー、必殺のエイプシットで勝負を決めた。
タマ「このシリーズの最後、俺たちには3WAY(マッチ)が待っている。ウォーマシン、テンコジ、ハカタへ来い。お前ら両チームとも、子供のように泣かせてやる」
タンガ「どうなるかはわかりきったことだ。ウォーマシンも、テンコジも、這いつくばるんだ。このクソ食らえ野郎どもが」
※裕二郎はノーコメント
天山「今日のタマ・ブラザーズ、やってくれるやないかって。最後はね、あんな、フィンレーがやられてしまって。あんな危ない落ち方したけども、『次はお前らや』って言うてたけども、舐めんなよって。お前らのそんなもん食らうわけないやろって。ふざけんなって。博多(福岡)までそんな時間もないし、刻一刻と博多決戦、近づいてますけど、ここはテンコジ、どっしり構えて、タマ・ブラザーズ、そしてウォーマシン、3WAYで。ほんま楽しみなってきましたよ。俺たち、3WAYでも4WAYでも、なんでもいい。とにかく俺らテンコジがね、ベルトをもう1回この腰に巻くって。調子もいいし、コジも絶好調やし、何も問題ないですよ」
小島「九州来て、少しはやる気出たか? タマロア(タマ・トンガ&タンガ・ロア)、お前たち、いい感じになってきたじゃないか。お前らの対戦相手は、そんじょそこらのタッグチームじゃないんだよ。お前らの相手は生きる伝説。いいか、テンコジは普通のタッグチームじゃないんだ。普通よりももっともっともっと、100億倍上にいるすんごいタッグチームだぞ。お前たちの手の届かないところにいるんだぞ、最初から。それを覚悟して福岡まで頑張ってこい」
フィンレー「(※イスを持ってきて、そこに座ってからコメント)たぶん俺にとって(5・3福岡)は新しい年が始まる試合になるだろう。お前とリング上で対峙することはな、CODY。お前はどれだけやっても俺を倒せる、どれだけ多く俺の頭を落とすか、そして何度でも俺を叩きのめせると思っているだろう。この闘いは1対1だ。だけど俺には大きな後ろ盾がある。CODY、お前は俺を攻撃するたびにそれを思い知ることになる。お前ができると思ていることは、俺にだってできる。いや、俺は決してやられない。逆にお前がやられるんだ。なぜなら、俺のハートの方がお前より大きいからだ、強いからだ。お前は感嘆の俺を倒せると思ってるのだろうが、俺がそれを根こそぎ覆してやる。そして、お前はまるで歌でも歌うかのように、うめき声をあげるだろう。俺の方が上だと思い知ったと吐くことになるぞ」