第2試合は、先日の広島大会でIWGPジュニアタッグ王座を奪還したばかりの“ロッポンギ・ヴァイス”ロッキー・ロメロ&バレッタに、前王者の金丸義信、そしてエル・デスペラードが対戦するジュニアタッグ戦。
ロッキーはジュニアタッグベルトを見せびらかせながらノリノリで入場。二人はベルトを掲げて鈴木軍を挑発していく。
試合は、ロッキーと金丸でスタート。いきなりロッキーが金丸にヘッドシザースホイップ、しかし背後から襲いかかったデスぺラードが介入して金丸との合体プレーを狙うが、ロッキーは二人まとめてフランケンシュタイナー!
さらに「フォーエバー」と叫びながら、金丸とデスペラードに交互に串刺しラリアット。さらにデスペラードに強烈な張り手を放っていくロッキー。
しかし、ここからの場外戦では、鈴木軍がリード。バレッタを鉄柵に乗せて上からジャンピングキックを見舞う金丸。一方、デスペラードはロッキーを解説席のミラノコレクションA.T.さんから奪ったペットボトルで殴打!
リング上ではデスペラードがロッキーを捕獲、逆水平チョップから、先ほどの場外戦でやはりミラノさんから奪ったボールペンをロッキーの顔面に突きたてる暴挙。
ロッキーもキックで反撃するが、金丸は串刺しラリアット炸裂。さらにブレーンバスターを狙うが、これはロッキーがかわして最後は、カウンターのラリアット炸裂!
ようやく代わったバレッタがコーナーのデスペラードを排除し、金丸に延髄切り炸裂。さらに、勢いに乗るバレッタは、場外の金丸&デスペラードに向かって豪快なトぺコンヒーロ! これには場内も大歓声。
さらにロープ駆け上がり式のスイングDDTを決めたバレッタ、ここにデスペラードの邪魔が入り、金丸がバレッタに延髄切り。ここでデスペラードも登場し、金丸が飛びつきスイング式DDT。
さらにデスペラードがレフェリーに注文をつけているあいだに、金丸がリング下からパイプイスをリング上へ。レフェリーが見ていない状況で、デスペラードがパイプイスでバレッタを狙うも、これを返してロッキーとバレッタがWジャンピングニー! さらに勝機と見たロッキーは場外の金丸にジャンピングニーアタック。
ここでバレッタがデスペラードを持ち上げると、ロッキーが駆け上がってイッキにストロングゼロ! デスペラードからシッカリ勝利をもぎとって、ロッポンギ・ヴァイスはジュニアタッグベルトを高く掲げてみせた。
コーナーに駆け上がったロッキーにバレッタが手を合わせて勝利のアピール。金丸は、イラダチを鉄柵にぶつけながら退場。