BACK TO THE YOKOHAMA ARENA
- 日時
- 2014年5月25日(日) 13:00開場 15:00開始
- 会場
- 神奈川・横浜アリーナ
- 観衆
- 7,800人
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第10試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (チャンピオン)
- (チャレンジャー)
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AJスタイルズ
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オカダ・カズチカ
※AJスタイルズが2度目の防衛に成功レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
挑戦者オカダのセコンドには外道がつく。一方、王者AJのセコンドには、アンダーソン、ギャローズ、トンガがついた。
序盤、オカダがアームホイップでAJを場外へ追いやり、レインメーカーポーズ。それでもAJはヘッドロックを極め、振り解かれそうになると髪の毛を掴んでさらにヘッドロックへ行く。
そこからAJがスタイルズクラッシュを仕掛けるも、オカダが回避してレインメーカーを狙う。しかし、今度はAJが回避。
その後、オカダランニングフロントキックでAJを場外へ転落させる。そして、トップロープ越えのセントーンアトミコで追撃。ところが、アンダーソンがオカダのロープワークを妨害し、AJが変型諸手刈りで逆襲。これにレッドシューズ海野レフェリーが激怒し、アンダーソンたちを退場させた。
一方、リング上ではAJがコーナーから前方回転エビ固めを繰り出し、ヘッドシザースでオカダを投げ飛ばす。そして、チンロック、エルボースタンプ、バックブリーカー、カウンタードロップキックなどで追撃。ここからロープを挟んだブレーンバスターの仕掛け合いとなる。そして、AJがエプロンへ飛び出し、エプロン上でブレーンバスターを敢行。
大ダメージを負ったオカダに対し、AJは執拗なチンロック、顔面攻撃などで追撃。さらに、雪崩式攻撃を狙うが、オカダが転落させ、ドロップキックで逆襲。そして、フロントハイキック、フラップジャックで追い討ちをかけ、コーナーへのぼったAJをドロップキックで場外へ転落させる。
場外戦となり、オカダが鉄柵攻撃を狙う。ところが、AJが鉄柵を飛び越えて通路へ飛び出し、鉄柵へ飛び乗ってスワンダイブ式フライングフォーアームで逆転。
その後、オカダがレッドインクで反撃に出ると、アンダーソン、ギャローズ、トンガが乱入。これはオカダが迎撃したものの、反対方向から高橋が登場。フラップジャックでオカダを場外に転落させ、東京ピンプスの体勢に入る。だが、石井が救援に駆けつけ、ラリアットで高橋を撃退。そのままバックステージまで連れ込んだ。一方、タイガー服部&マーティー浅見&佐藤健太の3レフェリーと田中翔&小松洋平が、アンダーソンたちを退場させた。
すると、スワンダイブ攻撃を狙うAJをオカダが捕まえ、リバースネックブリーカー。さらに、ヘビーレイン、ダイビングエルボードロップへ繋ぎ、レインメーカーの体勢に入る。だが、AJがバックエルボー連打で脱出。
これでエルボー合戦になり、オカダが強打で押し込むも、AJがセカンドロープで反動をつけてリバーススライスブレッド。すると、オカダがツームストンパイルドライバーを仕掛けるが、AJが脱出して延髄斬り。しかし、オカダがカウンタードロップキックで吹き飛ばし、今度こそツームストンパイルドライバー。
ここでオカダはもう1度レインメーカーに行くが、AJが海野レフェリーを盾にして回避し、オーバーヘッドキックで逆転。さらに、ブラディサンデーで叩きつけると、スタイルズクラッシュの体勢に入る。これをオカダが切り返すも、AJがさらに切り返し、今度こそスタイルズクラッシュで勝負を決めた。
COMMENT
AJ「俺こそが世界一なんだ。だからこそこのベルトを持っているんだ。俺がレスラーとして一番、BULLET CLUBがクラブとして一番なんだ」
──オカダ選手に2回勝ちましたけど、その印象は?
AJ「もうオカダには2度勝っている。次はない。あんなヤツはどうでもいいんだ」
──次のチャレンジャーは誰を選びたいですか?
AJ「BULLET CLUB、ここにいるメンバーが最強なんだ。俺たちは誰でもいい。見つけてくれるなら、誰とでも闘ってやる」
オカダ「アー、クソ……。ハア、ハア……。本気で、とくに何もない。わからない……。クソ……」