新日本プロレスの新世代育成プロジェクト『LION’S GATE』の第4弾興行。
オープニングマッチは、新たなヤングライオン海野翔太のデビュー戦。
海野はレッドシューズ海野レフェリーの二男であり、昨年3月に新日本プロレスへ入門。道場生として約1年間に渡る厳しい練習を乗り越え、この日のデビュー戦にこぎつけた。
対戦相手は、KAIENTAI-DOJOのボスで、数々の名選手を育成して来たTAKA。そして、父親の海野レフェリーがこの試合を裁く。
ゴング直後に「翔太」コールが起きる中、海野がTAKAの腕をハンマーロックで絞る。しかし、TAKAが冷静に切り返して距離を取る。
その後、TAKAがフロントネックロックを極め、フライングメイヤーからスリーパーホールド。さらに、首4の字固めで海野を苦しめ、ロープエスケープさせる。
TAKAの攻撃は続き、ヘッドロック、ネックシザース、串刺しジャンピングニーアタック。さらに、フロントネックチャンスリーから再びフロントネックロックで絞め上げる。
防戦一方の海野だったが、エルボー連打で逆襲。そこからドロップキックを放つも、TAKAがかわして膝蹴りを浴びせる。しかし海野は、今度こそカウンタードロップキックで逆転に成功。
さらに海野は、串刺しバックエルボー、ボディスラム、ダイビングエルボードロップで追撃。そして、逆片エビ固めに繋ぐも、TAKAがロープエスケープし、カウンターフロントハイキックで報復。
それでも海野はエルボー連打で攻めるが、TAKAがハンマースルーを切り返し、ジャストフェースロックで捕獲。それでも海野が粘ると、自らポジションを変えてさらに締め上げてギブアップを奪った。
試合後、海野はTAKAに引き起こされるが、張り手を見舞って意地を見せる。そして、最後は観客が海野に温かい拍手を送った。