4・9両国で行われるIWGP Jr.戦ヒロムvsKUSHIDA、4・4後楽園で行われるNEVER 6人タッグ戦SANADA&EVIL&BUSHIvs棚橋&田口&リコシェのダブル前哨戦。なお、このカードは開幕戦(3月25日)から3回連続となる。
棚橋対EVILで試合が始まるも、背後からSANADAが急襲。さらにBUSHIも乱入するが、棚橋が両腕フライングネックブリーカーでまとめてなぎ倒す。そして、棚橋&ジュースが合体アームホイップでBUSHIを投げ、握手したまま同時にエルボードロップを投下。
ここから棚橋組がBUSHIを捕まえ、全員でヒップアタックを連発。さらに、ジュースが串刺しラリアット、キャノンボールで追い討ちをかける。
次にジュースはコーナー最上段へのぼるが、内藤に脚を引っ張られて転倒し、急所を痛打してしまう。たちまち大乱戦が巻き起こり、EVILが顔面攻撃、ヘアー攻撃、ボディスラム、セントーンでジュースに追撃。
ジュースのピンチは続き、SANADAがカウンターフランケンシュタイナー、BUSHIがミサイルキック、内藤がトップロープ越えの串刺し低空ドロップキックなどで攻め立てる。しかしジュースは、内藤のジャンピングエルボーアタックを受け止め、変型バックブリーカー→河津落としの連続攻撃で逆転。さらに、バックスピンキックでヒロムを蹴散らし、ようやく赤コーナーへ戻る。
田口対ヒロムとなり、田口がロープワークでヒロムを疲弊させ、不意に放たれた低空ドロップキックを鮮やかにかわす。続いて棚橋&中西がBUSHIをスローイングし、田口の尻へ激突させる。そして、KUSHIDAがフライングボディアタックで追撃。
たまらず内藤が乱入するも、KUSHIDAがアームホイップで投げると同時に側転でフェイントをかけ、低空ドロップキックをお見舞い。その直後、コーナーを利用した回転十字固めでヒロムを押さえ込む。だが、ヒロムはKUSHIDAのハンドスプリングエルボーを受け止め、ジャーマンスープレックスホイップで逆転。
その後、KUSHIDAがハンドスプリングエルボーでEVIL&ヒロムをなぎ倒し、棚橋とスイッチ。その棚橋は、ドラゴンスクリューでEVILに追い討ち。そして、串刺し攻撃を狙うも、EVILが回避して串刺しラリアット。
次にEVILはフィッシャーマンバスターの体勢に入るが、棚橋がネックスクリューに切り返す。だが、内藤がマンハッタンドロップで加勢し、EVILがラリアットで逆襲。続いてEVILを狙うが、棚橋が回避してカウンタースリングブレイド。そこからコーナー最上段へのぼるも、BUSHIが転落させた。
中西対SANADAの場面。中西がエルボー連打、のど輪ラリアット、野人ダンスラリアットで攻め込み、田口の指示で中西&KUSHIDA&ジュースがトレイン攻撃を連発。そして、田口が「オッケー! 全員野球!」と言い、棚橋組が5人同時にドロップキックを発射。ところが、SANADAにかわされて自爆してしまう。
これで今度はLOS INGOBERNABLES de JAPONが中西を捕まえ、EVILの串刺しラリアットから内藤&SANADA&ヒロム&BUSHIが4方向から同時に低空ドロップキックをお見舞い。
続いてSANADAがSkull Endを繰り出すも、中西がアルゼンチンバックブリーカーに切り返し、カットに入った内藤をフロントキックで蹴散らす。そして、そこからマナバウアー(アルゼンチンバックブリーカーからのジャーマンスープレックス)に行くが、SANADAがバク宙で着地。
すかさずEVILが中西にトラースキックを浴びせ、BUSHIがコードブレイカー、SANADAがTKOで追撃。最後はTシャツを脱いで中西にSkull Endを極め、ギブアップ勝利を掴んだ。
試合後、内藤がIWGP ICベルト、ヒロムがIWGP Jr.ベルト、SANADA&EVIL&BUSHIがNEVER 6人タッグベルトを足元へ置き、5人で拳を合わせる。
その後、ヒロムとSANADA&EVIL&BUSHIは自分たちのベルトを持ち帰るが、内藤だけはICベルトをリングへ置き去りにした。