YOSHI-HASHIと鈴木のシングル対決。鈴木のセコンドとして、TAKAとタイチが登場した。
　
　序盤、YOSHI-HASHIがカウンターバックエルボーを見舞い、フロントハイキックを回避してショルダータックル。
　ところが、鈴木が逆襲へ転じ、場外乱闘が勃発。どさくさに紛れてタイチがイス攻撃を見舞う。
　これでYOSHI-HASHIは沈黙してしまい、鈴木が一本足頭突き、脇固め、串刺しフロントハイキック、ランニングローキックなどで猛攻。
　苦しい時間の続いたYOSHI-HASHIは、串刺し攻撃を回避して流れを変え、ダイビングヘッドハンターで逆襲。さらに、乱入したタイチをヘッドシザースホイップで蹴散らすと、鈴木に串刺しラリアット、ヘッドハンターで追い討ち。そして、鈴木をトップロープ上へ固定し、低空ドロップキックを見舞う。
　続いてYOSHI-HASHIはロープへ走るが、鈴木が背後へ回り込んでスリーパーホールド。たまらずYOSHI-HASHIが後ずさりすると、レッドシューズ海野レフェリーが鈴木とニュートラルコーナーに挟まれてしまう。
　ここでYOSHI-HASHIは鈴木に急所攻撃を見舞い、コーナー最上段からスワントーンボム。これは鈴木にかわされたものの、すぐさまラリアットを食らわせ、ネックバスターで追い討ちをかける。
　ところが、鈴木がカウンタードロップキックで逆転。さらに、左右の張り手を連打してYOSHI-HASHIをひざまずかせ、スリーパーホールドで捕獲。そして、前に投げられても腕を離さず、さらに首を絞め上げる。
　すると、TAKAがイスを持ってエプロンへのぼり、海野レフェリーが厳しく注意する。しかし、その隙にタイチが反対側のエプロンへのぼってYOSHI-HASHIにイス攻撃を見舞い、鈴木がゴッチ式パイルドライバーでとどめを刺した。
　
　試合後、鈴木が「こんなカスみてぇなヤツでも東京ドームにグレート・ムタを呼ぶ生け贄ぐらいにはなるかな？ ま、なんねぇか。ハハハ。なにが魔界だ!? バカじゃないの？ 矢野もグレート・ムタも、CHAOSも、テメーらまとめて魔界行きだぞ、コラ！」と、マイクアピール。
　これでファンがブーイングを飛ばすと、鈴木が「ブタがブーブーうるせぇんだよ！ だいたいよ、この21世紀にグレート・ムタって、バカじゃないの、おまえら!?」と挑発。
　その直後、場内が真っ暗になってムタのテーマソングが流れ出し、なんと南側客席にムタが登場！
　しかし、頭巾を脱ぎ去ると、中から現れたのは矢野！ そして矢野は、口から水を噴射してデニーロポーズを決め、鈴木をさらに挑発。
　激怒した鈴木は「魔界行きはやっぱりなしだ。テメーらまとめて死刑だ、コノヤロー！」と予告。腹いせとばかりに田中と小松を血祭りにあげた。

タイチ「（小松を連行して）赤いの着て、おまえはグレート・ムタか！」
小松「ムタじゃないです！」
TAKA「（みんなで小松を暴行しながら）おい、霧吹いてみろ、おまえ！」
小松「違います、違います……ああ……」
タイチ「捨てるぞ、おまえ！」
鈴木「おい、あんなゴミにもなんねえヤツ、俺の前に連れてくんなよ。おい、あれじゃあ、生贄にもなんえよ。グレート・ムタ出てくんなら、出て来いよ！　あいつの首だけじゃ足んなかったらよ、こいつもつけてやるよ、おら！（と、言いながら小松をゴミ箱に突っ込む）。おら、あいつも生贄、こいつも生贄だよ！　おい、おい！　矢野、それからグレート・ムタ！　出てきてくれていいんだぜ。てめえらまとめてぶち殺してやる。俺はとっくにぶちキレてんだ。てめえらの遊びにはいちいち付き合ってらんねえんだよ。ぶち殺してやる！（と言いながら、ゴミ箱に突っ込んだ小松を蹴飛ばす）」
小松「……ああ……俺は矢野じゃねえよ……」
　
※YOSHI-HASHIはノーコメント