『戦国炎舞 -KIZNA- Presents NEW JAPAN CUP 2017』第6戦の所沢大会。3月19日浜松の準決勝戦へ向け、“最後の2回戦”石井vsSANADAが行われる。

　第1試合は、大ベテランで現IWGPタッグ王者組の天山＆小島が、4日前の福井大会でデビューしたばかりの北村とトリオを結成。エルガン＆フィンレー＆岡の異色トリオと対戦。

　北村対岡の同期対決で試合が始まり、岡がヘッドロックからショルダータックル。これを北村が受け止めるも、岡がカウンタータックルでなぎ倒す。
　続いて岡は片足タックルで北村に組みつき、ヌカドーラで叩きつける。しかし、北村が巻き返し、ボディスラムで岡を投げ捨てた。
　ここから岡が孤立する展開となり、小島がエルボー連打で追い討ち。さらに、天山がモンゴリアンチョップ、小島がエルボーを交互に打ち込み、ダブルショルダータックルでなぎ倒す。
　岡の劣勢は続き、小島が逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー。そして、「いっちゃうぞバカヤロー!」と叫ぶも、岡が立ち上がって串刺しボディアタックで逆襲し、フロントスープレックスで投げ捨てた。
　小島対フィンレーの場面。フィンレーが串刺しバックエルボー2連発、ダイビングエルボースマッシュ。しかし、小島はエルボー連打、ローリングエルボーで挽回。
　ここで天山＆小島はテンコジカッターを仕掛けるが、フィンレーが脱出してドロップキックで天山を場外へ落とす。しかし、すぐに小島がコジコジカッターで報復。
　北村対エルガンの場面。北村がタックル合戦でエルガンと互角に渡り合い、エルボー連打を気合で耐える。そして、ローリングエルボーでダウンしても怯まず、ボディスラムでエルガンを投げる。
　するとエルガンは、串刺しバックエルボー、逆水平チョップで北村へ報復。だが、北村がカウンターバックエルボーで挽回し、ブレーンバスターの体勢に入る。これにエルガンも対抗して北村を投げようとするが、最後は北村が競り勝って大歓声を浴びる。
　しかし、エルガンがカウンターラリアットで北村を吹き飛ばし、パワーボムホイップでニュートラルコーナーへ叩きつける。そして最後は、エルガンボムでとどめを刺した。

岡「こうやって、勝ち名乗りを上げれたのは二度目。でも1回目は満足していない勝ちだし、今回はエルガンが決めてくれた。でも、ひさしく忘れていたこの勝利という心地よさ、やっぱ俺には勝しかち似合わない。次は俺が決めてやる。待ってろ、北村だけじゃない。テンコジ、その二人もやってやる！」

※フィンレー、エルガンはノーコメント

天山「まあ、若い北村と岡がデビューして、二人の闘い見てたら、ゾクゾクするくらい気持ちいいガンガンバチバチやってたから、こっちも負けんよう刺激されましたから、まあ、シリーズも終盤戦ですから、タッグのチャンピオンとしてだれが挑戦してくんのや？　って気持ちですよね。テンコジのベルトに、そろそろ誰か名乗りを上げてもいいんじゃないのって。コジもそうやけど、俺も絶好調やから。こんな1試合目、2試合でくすぶっていられないっていうか。いつでも来いやって気もちですね。ありがとう、コジ」
小島「岡にしても、北村にしてもいまは荷が重いと思う、そんなのあたりまえだって。デビューして数千なのに、荷が重いにきまってる。でも、この経験は必ずいずれ役に立つと思うし、だからと言って、俺や天山もべつにあいつらを世話しているわけじゃない。あいつらと試合するために、チャンピオンになったわけじゃないから。もうちょっと上を見てね。ただ、あの二人、岡と北村もいずれ頂点に上がってくる逸材だと、それは認識しています。ありがとうございました！」
※北村はノーコメント