3・11名古屋で行われる『NJC』1回戦・矢野vsタマ、3・12尼崎で行われる『NJC』1回戦・石井vsケニーのダブル前哨戦。
石井とケニーの対決で試合が始まり、ケニーのヘアー攻撃に対して石井がショルダータックルで報復。すると、ケニーはフロントハイキックを浴びせるが、石井がすぐに立ちあがる。ところが、控えのタマが背後から石井を急襲。続いてケニー&タマは合体攻撃を狙うが、石井が回避し、ケニーの追撃をことごとくブロック。
ここでケニーとタマが替わると、場内が「矢野通」コールに包まれる。これで気をよくした矢野はリングへ入るが、四つん這いで近づくタマに怯え、「怖い! 怖い!…」と叫びながらニュートラルコーナーへ避難。それでもタマが脚にしがみつくと、観客の「ブレイク」コールを扇動する。
さらに矢野は場外を走って逃げ回るが、ケニーとタマに挟まれてしまう。すると矢野はリング下へ潜り込もうとするが、ケニーが逃がさず、バケツを頭に被せてポコポコと音を鳴らす。そして、矢野の顔面にコールドスプレーを噴射。
ここから矢野はローンバトルを強いられるが、密かにニュートラルコーナーのクッションを取り去り、むき出しの金具へタマを激突させる。そして、そのクッションをケニーに持たせると、マンハッタンドロップで報復。
ようやくスイッチした石井は、パワースラム、逆水平チョップ、エルボー&逆水平チョップ連打をケニーにお見舞い。そして、ケニーとタマを同士討ちさせると、バックドロップでケニーに追い討ちをかける。
するとケニーは、強烈な逆水平チョップで石井に逆襲。そこからパワーボムの体勢に入るも、石井がバックスープレックスに切り返す。しかし、ケニーがハンマースルーを切り返して石井を担ぎ、カミカゼ→ライオンサルトの連続攻撃を敢行。
続いてケニーはジャーマンスープレックスの体勢に入るが、石井が脱出してエルボー合戦へ持ち込む。そして、左右の連打で押し込むが、ケニーはフランケンシュタイナーで挽回。その後、ケニーがトラースキックを浴びせると、石井はラリアットでやり返した。
矢野対タマの場面。タマがカウンタースピアーからガンスタンを狙うが、矢野が回避してタマを突き飛ばす。そして、背後から急所攻撃を狙うも、マーティー浅見レフェリーとの衝突を免れたタマがいち早く後ろを振り返る。その直後、矢野は脚で急所攻撃を狙うが、タマが再び回避。
それでも矢野は、タマの髪を掴んで引き倒し、YTRアピールを開始。そして、タマの妨害を先読みして自爆へ追い込む。ここで矢野は再びYTRアピールを狙い、またもやタマの妨害を先読み。そして、ケニーのトラースキックをかわしてタマに誤爆させる。
すかさず矢野はケニーの急所を殴り、タマのガンスタンを回避。そして、タマにも急所攻撃を見舞い、スクールボーイで丸め込む。ところが、ケニーが浅見レフェリーを場外へ引き込み、カウントを妨害。
さらにケニーは、ジャンピングニーアタックで石井を戦闘不能へ追い込み、矢野に向かってVトリガーを放つ。これを矢野がかわしてケニーを場外へ転落させるも、タマが背後から急所を蹴り、今度こそガンスタンで勝負を決めた。