棚橋弘至&マイケル・エルガン&ジュース・ロビンソン&田口隆祐&KUSHIDA組が、内藤哲也&SANADA&EVIL&EVIL&高橋ヒロム&BUSHI組と総力戦。田口とヒロムは3.6大田区のIWGPジュニアヘビー級王座戦、棚橋とEVILは3.11愛知の『NEW JAPAN CUP』1回戦の前哨戦となる。試合前、タグチジャパンは円陣を組んで気合を入れる。
先発は田口とヒロム。田口は笑みを浮かべて怪しい手つきで挑発。そして、ひたすら足を取りにいき、一瞬掴みかけるも、ヒロムは場外にエスケープ。そして、ヒロムが内藤にスイッチすると、本隊もエルガンが登場。しかし、その背後からSANADAが急襲。だが、エルガンは二人まとめて串刺しボディプレス。さらに二人同時にブレーンバスターで投げ捨てる。
次に登場したKUSHIDAは内藤にハンドスプリングエルボーを炸裂。そしてアームドラッグから腕攻めを展開。ここから本隊は代わる代わる内藤の腕をひねって集中攻撃。そして、KUSHIDAが内藤の右腕にトップロープからチョップを叩き込む。ここでタグチジャパンは内藤に5人同時にドロップキックを炸裂。次はEVILに狙うも、これは不発。ここでL・I・Jが本隊に襲い掛かり、場外戦に持ち込む。
リング上では内藤がKUSHIDAにボディスラムから低空ドロップキック。続いて、EVIL、SANADA、内藤が交互にキックを叩き込み、さらにSANADAが高さのあるバックドロップ。次に登場したBUSHIは、KUSHIDAをスリーパーに捕らる。KUSHIDAが振りほどくと、Tシャツを脱いでチョーク攻撃。ここでBUSHIとヒロムがトレイン攻撃を狙うが、KUSHIDAは切り抜けると、ヒロムにティヘラ、BUSHIにはヒップトス。そして、自軍コーナーに戻ろうとするが、ヒロムに阻止されてしまう。
しかし、KUSHIDAはヒロムに低空ドロップキック。コーナーでは田口がタグチジャパンとかかれたタオルを振り回して、KUSHIDAを鼓舞する。ようやくタッチした田口は内藤、BUSHI、ヒロムに連続でヒップアタック。さらにBUSHIとヒロムにロープワークの要領で交互にヒップアタックを叩き込むと、場外に一度降り、ロープに顔を預けているヒロムに追撃のヒップアタック。
リングに戻った田口はヒロムをアンクルホールドに捕らえ、逃げられるとコーナーに追い詰めて、尻を顔面に押し当てていく。そして、カウンターの低空ドロップキックから、ラ・マヒストラルで固めるが、これはヒロムがカウント2でキックアウト。ならばと田口はどどんを狙うも、切り抜けたヒロムはTIME BOMBの体勢に。しかし、田口も不時着し、延髄斬りをヒット。そして、ヒップアタックを放つが、ヒロムはアトミックドロップ。そして、投げっぱなしジャーマン。
続いてリングインしたEVILは田口にラリアットを叩き込もうとするが、かわした田口はヒップアタック。ここで棚橋が登場。しかし、EVILがヒザ蹴りで出鼻をくじくと、串刺し攻撃を狙う。だが、かわした棚橋は強烈な張り手。そして、ドラゴンスクリューを狙うも、EVILは顔面かきむしりで阻止。すると、棚橋も負けじと顔面かきむしり。そこからスリングブレイドの体勢に入るも、EVILは切り返してEVILを仕掛けようとする。だが、棚橋もこらえ、ドラゴンスープレックスに持ち込もうとするも、SANADAがカット。すると、エルガンがSANADAに投げっぱなしジャーマン。さらにEVILにもジャーマンを見舞うと、棚橋と連携のボディプレスの体勢に入るが、EVILはヒザで迎撃。
続いてジュースとBUSHIが対峙。ジュースのキックをかわしたBUSHIは延髄斬り。そしてBUSHIが回転エビ固めに持っていくと、内藤がジュースの顔面に低空ドロップキック。ここでSANADAがジュースをトップロープに腹ばいにセットし、その背中めがけてBUSHIがミサイルキック。そしてコードブレイカーを決めるが、これはカウント2。
勝機と見たBUSHIはエムエックスを狙うが、KUSHIDAがカット。続いて、内藤がKUSHIDAに低空ドロップキック。その内藤に対して、エルガンが間髪入れずにフロントキック。すかさずヒロムがエルガンにスーパーキックを叩き込むが、今度は田口がヒロムにヒップアタック。さらに田口はSANADAにもヒップアタックを狙うも、これを受け止めたSANADAはアトミックドロップ。しかし、息を吹き返したジュースが、SANADAにダイナミックなキックを決める。そして、エムエックスを狙ったBUSHIを受け止めるが、背後からEVILが攻撃。だが、ジュースがBUSHIにラリアットを決め、棚橋がEVILにドラゴンスクリュー。混戦模様のリング上、最後はジュースがパルプフリクションを炸裂させ、3カウントをゲット。