メインイベント終了後、真壁と本間がガッチリと握手。すると、場内が「真壁」コールに包まれ、真壁がマイクアピールを敢行した。
真壁「オイ! テメェら見たかー!(※大歓声) オイ、何べんも言ってやる。これが本物のプロレスだ、コノヤロー。(相手の技を)受けて受けて、最後に(相手を)ブッ壊す。いいか? これが本物のプロレスだ!(※大拍手)」
ここで真壁は、リングを降りて待機していた本間を指差し、「オイ! 見ろ。そこにいるのは“こけし様”だ」と言ってファンの笑いを誘う。そして、「こけし、ちょっとひとこと言え」と言って本間にマイクを手渡すと、ファンが「こけし」コールを開始。
ここで本間が「オイ、見たか! これが、これが、本物のプロレスだ!」と超ガラガラ声で叫び、場内が爆笑に包まれる。すると真壁は、「こけし、お前に振った俺がバカだった!」とボヤいてさらにファンを笑わせ、再びマイクアピールを敢行。
真壁「ひとつお前たちに言いたいことがある。俺は、新日本プロレス、そして真壁刀義のこの名前を上げるために、さらにランクアップさせるためにだ、『NEW JAPAN CUP(2017)』を休ませてもらう(※ファンの『え~~!?』という驚きに対し)。『え~~!?』ってお約束だな、お前ら(※場内笑)。いや、これはマジなんだ。これはマジな話で、ランクアップさせるためによ、どうしても、俺にしかできねぇことなんだよ。これは理解してくれ。あとで、追って沙汰があるわ(※場内笑)。それだけはわかってくれ。ただ、その休みに入る前に、俺とこけしで、絶対的にだ。絶対、絶対的に、いいか? IWGPのヘビーのタッグベルト、必ずブン獲ってやるぜ(※大拍手)。それだけだ! サンキュー!!(※大拍手&大歓声)」
そして、真壁と本間はさらなるファンの歓声を浴びつつ、笑顔で退場した。