高橋ヒロムのIWGPジュニアヘビー級王座に、メキシコ遠征時代から抗争を繰り広げているドラゴン・リーが挑戦。
そこからリーは場外でヒロムにミドルキックを見舞うと、戦場をリングに戻す。そして、キチンシンクから顔面キック。さらにコーナーにヒロムを追い詰めるとストンピング。続いて対角コーナーにヒロムをスローする。しかし、ヒロムは場外へ。これをリーが追いかけると、ヒロムはすばやくリングに戻り、ロープにダッシュ。そして、エプロンサイドのリーを、ロープ越しに前方回転エビ固めの要領で花道に叩きつける荒技を披露。
そこからヒロムは花道中盤まで下がると、ダッシュして低空フロントキック。そして、リーをリングに戻すと、マスク剥ぎを敢行。これはレフェリーに阻止されるも、ヒロムはコーナー下でリーの顔面を踏みつけ、さらに串刺し攻撃を狙う。しかし、これをかわしたリーは、エプロンサイドのヒロムにオーバーヘッドキック。さらにエプロンのヒロムに、ロープ越しのヘッドシザースホイップを敢行。続いてリーはノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。
リングに戻ると、リーはノーザンライトスープレックス二連発から、そのままブリッジをきかせてブレーンバスター。続いてリーはヒロムをトップコーナーに固定する。そして、場外の方向に宙吊り状態のヒロムに、パタラス・エネル・ペチョ(フットスタンプ)を見舞おうとするが、逆にヒロムは場外に向けてリーをフロントスープレックスのように放り投げる。さらにヒロムはエプロンからヘッドシザースホイップを狙うも、リーはパワーボムで切り返す。
両者、カウント19でリングに生還。そこからジャーマンを交換。さらにリーがハイアングルのジャーマンを見舞うと、負けじとヒロムも飛びついてきたリーを振り子のようにジャーマンで放り投げる。しかし、リーもその場飛びのスパニッシュフライでヒロムをリングに突き刺す。続いて両者は張り手合戦。リーはトラースキックを見舞うと、コーナーからダッシュするが、ヒロムはカウンターの低空フロントキック。
だが、リーもコーナーに向けたブレーンバスターで応戦。そして、エプロンのヒロムにもう一度ロープ越しのヘッドシザースホイップを狙うが、今度はヒロムがパワーボムで切り返す。そして、トップコーナーに上ると、場外のリーに向けてダイビングセントーンを敢行
リング上に戻ると、ヒロムはリーに張り手。しかし、続くラリアットはリーがワキ固めで捕獲。そしてグラップラーフェイスロックに切り替え、ギブアップを迫る。ヒロムは死に物狂いでロープエスケープ。ここでリーは串刺しの低空ドロップキックを狙うが、これをヒロムは海野レフェリーの服を引っ張り、誤爆させる。そして、ヒロムはトップコーナーのリーを雪崩式カサドーラで叩きつけようとする。しかし、リーはこらえてヒロムを捕獲。すると、ヒロムはマスクを剥いで、ひるんだリーをそのままカサドーラで叩きつける。リーはカウント2でキックアウトすると、マスクを着用。
怒りのリーはデスヌカドーラを一気に決めるが、ヒロムもカウント2でフォールを跳ね返す。ここで雄叫びを上げたリーは、ドラゴンドライバーの体勢に入るが、ヒロムは変形のカナディアンデストロイヤー。ここから両者は張り手合戦。そして、リーは膝蹴りを叩き込むが、ヒロムもトラースキックで応戦。そして、カナディアンデストロイヤーを決めるが、これもリーは返す。すると、ヒロムはリーをコーナーにデスバレーボムで叩きつけ、最後はTIME BOMBでついに3カウントをゲット。死闘を制し、王座初防衛に成功した。