ロメロ＆バレッタのロッポンギヴァイスが、鈴木軍の金丸＆TAKAと対決。なお、2・5札幌では、王者組のロメロ＆バレッタが、タイチ＆TAKAの挑戦を退けて初防衛に成功。その直後、金丸＆デスペラードが次期挑戦者として名乗りをあげた。

　試合開始早々、ロメロが「シバクゾ、コノヤロー！」と日本語で脅しをかける。そして、ロメロ＆バレッタは金丸＆TAKAの鉢合わせ攻撃を切り抜け、それぞれに串刺しラリアットをお見舞い。さらに、ヘルズブルドーザーで金丸に追い討ちをかける。
　続いてロメロが金丸に低空ドロップキックを浴びせるが、替わったバレッタのロープワークをTAKAが場外から妨害。これをきっかけに金丸＆TAKAがバレッタを捕まえ、ラフプレーで荒っぽく攻めて行く。
　だが、バレッタはコーナー最上段を利用して体勢を立て直し、カウンターラリアットで金丸に逆襲。ようやくタッチを受けたロメロが、ヘッドシザースホイップで金丸を投げ、「ナカスゾ、コノヤロー！」と叫んでTAKAを殴る。そして、2人に串刺しラリアット、両腕ラリアットで追撃。
　次のスライスブレッドは金丸が回避するも、ロメロ＆バレッタはカウンターダブルジャンピングニーアタックを見舞う。しかし、金丸はバレッタのスイングDDTを回避し、低空ドロップキックで逆転。
　バレッタ対TAKAとなり、トレイン攻撃からTAKAがジャストフェースロック。さらに、サミングや膝関節へのキック、低空ランニングニーアタックへ繋ぐ。
　しかし、バレッタはTAKAの串刺し攻撃を回避し、コーナーを利用してスイングDDTをお見舞い。そして、デュードバスターで一気に葬った。

　試合後、ロメロ＆バレッタがTAKAをリングから追い払い、IWGP Jr.タッグベルトを誇示した。

ロメロ「カネマル、お前は大したことないな。お前がどんなに強がっても、ロッポンギヴァイスにはかなわなんだ。ほら、今日もTAKAがあっさり負けただろ？　バレッタのデュードバスターでワン・ツー・スリーだ。イチ・ニ・サン、シバクゾ、コノヤローさ」
バレッタ「まあ、ロッキーが言う通りだな。俺もそう思う。だけどな、一つだけ彼の言うことと違っている。実は俺は今、病気なんだ。風邪をひいてしまったんだ。だから調子は全然ダメなんだ。だけど、ロッキーの調子がいいから簡単に勝った」
ロメロ「そうさ。俺は100%のコンディションだ。どこも悪いところはない。完璧だ。バレッタは風邪をひいてしまって最悪だがな。そのかわり俺は100%さ。誰が来ても問題ない。カネマルでもタイチでも、TAKAでもデスペラードでも。あれ、デスペラードはドコデスカ？ デスペラードはどこ行った？ 俺たちを恐れて、どこかに隠れてるのか？ 俺の前に立つのが怖いんだろ？ それもそうだな、俺が『ナカスゾ、コノヤロー』って言ってるからな。そんなことだから、俺はいつまでもチャンピオンでいてやるさ。そう、フォーエバーさ、フォーエバー」

※金丸＆TAKAはノーコメント