ソベラーノ＆KUSHIDA＆田口のテクニコチームが、カベルナリオ＆オカダ＆オスプレイのルードチームと対決。
　カベルナリオは前日（1月20日）の後楽園大会でCMLL世界ライト王者リーに挑戦。善戦むなしく敗れている。

　ソベラーノとオスプレイの対決で試合が始まり、腕を取られたオスプレイが連続ヘッドスプリングで切り返す。すると、ソベラーノはロープのリバウンドを利用したアームホイップでオスプレイを投げ、パイルドライバーの体勢に入る。しかし、オスプレイがヘッドシザースホイップに切り返し、直後に両者が同時発射したドロップキックが交錯。場内が大歓声に包まれた。
　田口対オカダの場面。田口がアームホイップでオカダを場外へ落とし、ファラオ式トペフェイントを披露。そのまま腕をクロスしてリング中央に横たわると、オカダが静かに近づいて両肩を押さえる。しかし、田口が2連続で肩をあげ、下からの回転エビ固めで奇襲。
　その後、田口とオカダがロープワークで交錯し、田口がドロップダウンを連発。ところが、カウンターで低空ドロップキックを被弾してしまう。
　そのままルード軍が田口を捕まえ、オカダがツタンカーメンマスクを剥ぎ取って大ブーイングを浴びる。それでも田口はジャンピングヒップアタックを放つが、オスプレイがアトミックドロップに切り返す。
　しかし田口は、ファラオ式ジャンピングヒップアタック、ファラオ式こけしでオスプレイに逆襲。ようやくスイッチしたKUSHIDAが側転でオスプレイにフェイントをかけ、低空ドロップキックを浴びせる。
　続いてKUSHIDAはロープへ走るが、カベルナリオが妨害。ここでカベルナリオとオカダが鉢合わせ攻撃に出るが、カベルナリオが自らストップをかけ、オカダと入念に打ち合わせ。そこから改めて鉢合わせ攻撃に行くが、田口とソベラーノが切り返して同士討ちにする。
　その直後、田口＆ソベラーノがオカダ＆カベルナリオの股を開いてエストレージャを作り、その中央でKUSHIDAがオスプレイにホバーボードロックを極める。
　しかしオスプレイは、KUSHIDAにサマーソルトキックを見舞い、エルボースマッシュで追撃。そして、ハンドスプリングエルボーをかわしてハンドスプリングオーバーヘッドキックをヒットさせると、サスケスペシャルに繋いだ。
　ソベラーノ対オカダの場面。オカダがリープフロッグ＆後転でフェイントをかけ、フロントハイキックを浴びせる。だが、ソベラーノがエプロンからハイキックを見舞い、コーナー最上段からトルニージョを敢行。
　すると、オカダがフラップジャックで流れを変え、田口にレインメーカーを仕掛ける。だが、田口が回避し、セカンドロープからファラオ式ジャンピングヒップアタック。これでオカダが場外に落ちると、エプロンからファラオ式ケブラーダを食らわせた。
　ソベラーノ対カベルナリオとなり、カベルナリオがヌカドーラでソベラーノを叩きつける。そして、間髪入れずにカベルナリアで捕獲し、一気に勝負を決めた。

　試合後、カベルナリオ＆オカダ＆オスプレイが勝利のダンスを披露。テレビ解説席のミラノコレクションA.T.氏も巻き込み、場内を盛り上げた。

カベルナリオ「今日はとっても満足、俺の技で勝ったから満足。まして、オカダとも組めた。今夜は最高だ。ルードが勝ったぜ」
※オカダ、オスプレイはノーコメント

ソベラーノ「連日、自分にとって貴重な経験をさせてもらってます。今日も、いいところまで、攻められたんですけど、自分としては昨日に続いて、いい経験をさせてもらったので、これ以上の感謝はないです」
――今日は、歴代のIWGPジュニア王者とタッグを組みましたが？
ソベラーノ「IWGPのベルトは、早々獲れるものではないので、この2人とタッグを組めた。そして、喜んでもらえるようなルチャリブレの醍醐味を、皆さんにもお見せできたと思うので、自分としても、負けてはしまいましたが、喜ばしかったです」
田口「オカダも付けないってか、マスクを？　SANADA、オカダ、付けないってか？　マスクを付けるのは嫌いか？　オカダ、気をつけろ。付けないと、できることがあるからな。気をつけろ、オカダ」
※KUSHIDAはノーコメント