NEVER．7 〜Go to the Next Level〜

日時: 2011年9月21日(水) FC先行18:20開場/一般18:30開場　19:00開始
会場: 大阪・世界館
観衆: 200人（満員）

第4試合 30分1本勝負
Go To the Next Level IV

矢野通
高橋広夢

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　第4試合開始前、お馴染みのクイズ大会が行なわれた。
　今回のプレゼンターは、第1試合で渡辺に快勝した田口。自身が選出した男の子がクイズに正解すると、一緒にタグダンスを踊り、田口ほか9選手のサイン寄せ書きされた色紙を贈呈した。
　
　第4試合は、ついに迎えた矢野と高橋のシングル対決。高橋は、矢野に2度も髪の毛を刈り取られ、執拗に一騎打ちを要求していた。
　
　そんな中、あとから登場した矢野は、リングに入る前にハサミを見せびらかせて高橋を挑発。怒った高橋がリング内からドロップキックを食らわせ、矢野を吹き飛ばす。しかし、すぐに矢野が逆襲し、いきなり高橋の髪の毛を切り落としてしまう。
　さらに矢野は、高橋をリングへ押し入れ、ストンピング連射。それでも抵抗する高橋を後ろ髪を掴んで引き倒すと、髪の毛を掴んで大きく投げ飛ばす。そして、「ヤノ！トー！ル！」でアピールすると、「なんだ、その髪型は？バカタレ！」と無責任な発言をかます。
　矢野の猛攻は続き、場外でイス攻撃を連発。そして、リング内では金具をむき出しにしたコーナーへ、高橋を何度も叩きつける。
　苦しい高橋がボディスラムを仕掛けると、矢野は余裕の表情で「投げてみろ！」と挑発。すると高橋は、矢野の膝に低空ドロップキックを見舞い、コーナーの金具へ叩きつける。
　しかし矢野は、カニばさみで高橋を倒し、またもコーナーの金具へぶつける。しかし高橋は、矢野のブレーンバスターを背後に着地し、背中にドロップキック。そして、ハンマースルーを切り返してドロップキックで追撃し、ミサイルキックを発射。そこからフォールに行くものの、カウントは2。
　続いて高橋は、フィッシャーマンズスープレックスを狙うが、矢野がその体勢のままブレーンバスターに切り返して逆襲。さらに、強力で叩きつけると、「俺だってたまにはやるんだよ、バカヤロー！」などと口走りながら逆エビ固め。これはガッチリ極まっていたが、高橋は辛うじてロープへ手を伸ばす。
　苦しくなった高橋は、ラリアットをかわしてヘッドシザースホイップ。そして、スクールボーイで丸め込むものの、カウントは2。それでも高橋はエルボーを連射して行くが、矢野が強烈な張り手でお返し。さらに、鬼殺しを仕掛けるものの、高橋が前方回転エビ固めに切り返す。
　これを矢野が返すと、高橋は低空ドロップキックで追い討ちをかけ、ロープへダッシュ。しかし、矢野が突進を受け止め、今度こそ鬼殺しを炸裂させて勝利した。
　
　試合後、矢野はバリカンを持ち出し、無抵抗な高橋の髪の毛をバリバリと刈ってしまう。そして、不敵な笑みを浮かべ、「ヤノ！トー！ル！」アピールをしつつ、退場した。

COMMENT

矢野「オイ、バカヤロー！だからな、俺に逆らうなっつってんだ！テメーはな、丸坊主にも値しねぇってことだ、バカヤロー！ただな、逆らわねぇ他のヤツよりマシじゃねぇか？他のヤツよりマシだ」
　
高橋「クソ！自分が情けねぇよ。せっかく、せっかく組まれた試合なのに、クソ！なんにもチャンス生かせねぇ。なんにもできねぇ。俺は矢野通、倒すまで諦めねぇからな。Jr.だから、アイツと試合、なかなか組まれないと思うけど、次は『G1 TAG（LEAGUE）』、本当は出てぇよ。出て、アイツを倒したいけど、組む人もいねぇし。絶対に矢野通、倒すまで、アイツ倒すまで諦めねぇからな」