レスリングどんたく 2011
- 日時
- 2011年5月3日(火) 14:00開場 15:00開始
- 会場
- 福岡・福岡国際センター
- 観衆
- 6,500人(超満員札止め)
そして、金色に輝くIWGPヘビーのベルトが再び棚橋のもとへ戻り、勝利者インタビューが開始された。
——見事な防衛、おめでとうございます!
棚橋「ありがとうございます!(※大拍手) 福岡に! 新日本プロレスが、帰って来たぜーー!!(※大歓声)」
——1年半ぶりとなった“宿命のライバル対決”の感想は?
棚橋「中邑真輔を倒したということをしっかり受け止めて、次に進んで行きます!(※大拍手)」
——これまで以上に主導権争いが激しかったのでは?
棚橋「中邑が言っていたように、プロレスは“まず闘いありき”。その上で! エアギターがあるから(キッパリ)。勘違いすんなよ!」
——ここで中邑選手を破ったということは、非常に大きな意味を持つのでは?
棚橋「ずっと言ってきたけど、俺が新日本のエースだから! そして今日から! 象徴だから!(※大拍手)」
——次の挑戦者として思い浮かぶ選手はいますか?
棚橋「(※あちこちからあがるファンの声を聞いてから)俺の中では、誰でもいいです(キッパリ)」
——福岡のファンにメッセージをお願いします。
棚橋「皆さん、今日はご来場、ありがとうございました!(※大拍手) これからも新日本プロレス! どんどん盛り上げて行くんで!よろしくお願いしまーす!!(※大歓声)」
続いて棚橋は「じゃあ最後に、手拍子を下さい」とファンにリクエスト。そして、それに乗ってエアギターをかき鳴らすと、大きなアンコールが起きる。すると棚橋は、2回目のエアギターを披露するが、さらに「もう1回!」コールが巻き起きる。これを拒んでいた棚橋だったが、思い直して3回目のエアギターを敢行した。
だが、福岡のファンではこれでも満足せず、今度は「あと1回!」コールが起こったものの、棚橋は「また今度来たときな!」と切り返し、「福岡の皆さーん!愛してまーす!」の叫びで締めくくった。
……と思いきや、ここで後藤がリング内へ乱入。怒った棚橋が、リング外へ出るように勧告する。ところが後藤は、棚橋の顔面へヘッドバットをお見舞い! これで棚橋がダウンするとブーイングが起こるが、後藤は不敵な笑みを浮かべてその声を煽ってみせた。
後藤が去ったあともしばらく動けなかった棚橋だが、ファンの大コールを受けて復活。しかし、顔面を押さえて苦しそうな表情を浮かべ、ファレの肩を借りての退場となってしまった。
続いて、バックステージでの試合後コメントがビジョンで場内に公開され、その中で棚橋が「次、後藤! やってやるからな!」と宣言。両者がIWGP戦で激突することが濃厚となった。
その後、代表質問が終了すると、棚橋が場内のファンにコールを要求。そして、「じゃあ最後の最後に! 会場の皆さーん! 愛してまーす!」と叫び、熱い「レスリングどんたく2011」は終了となった。
勝利者賞:株式会社九州吉野家