5勝1敗でAブロック単独首位にいるトンガ＆ロアが、4勝2敗の内藤＆ルーシュと激突。これまでの試合結果により、この一戦勝者チームが優勝決定戦へ進出することになった。

　ルーシュ対ロアで試合がスタート。ルーシュがヘッドロックからショルダータックルを繰り出すも、ロアが受け止めてカウンタータックル。だが、ルーシュは即座にカウンタータックルを返した。
　内藤対トンガとなり、内藤＆ルーシュがストンピング連射からエアサッカー。さらに、ルーシュがチンロック、内藤が顔面攻撃、ヒゲ攻撃などで痛めつける。
　ところが、トンガが素早く内藤の死角へ回り込み、ロアがカウンターラリアットをお見舞い。そのまま場外戦へ突入し、大ダメージを負った内藤がカウント18でリングへ戻る。
　ここからトンガ＆ロアが内藤を逃がさず、トンガがチョーク攻撃、ロアがボディスラム、エルボードロップ、トンガがネックブリーカードロップ、ロアがギロチンドロップ、トンガがジャンピングボディプレスなどで集中砲火を浴びせる。しかし内藤は、ロープを利用したスイングDDTをトンガに見舞い、ようやく脱出。
　タッチを受けたルーシュは、串刺しジャンピングボディアタック、後頭部への低空ドロップキック、カウンターフロントスープレックス、顔面へのパントキックなどでトンガに追い討ち。
　だが、トンガはカウンタードロップキックで逆襲し、替わったロアが串刺しボディアタックでルーシュに追撃。しかしルーシュは、ショートレンジドロップキックで挽回。
　内藤対ロアとなり、内藤がトップロープ越えの串刺し低空ドロップキック、ミサイルキック。さらに、ルーシュのセントーンから低空ドロップキックを浴びせる。
　ここで内藤はグロリアの体勢に入るが、ロアが脱出し、次のスイングDDTも回避。そして、串刺しスピアーで挽回すると、トンガの串刺しジャンピングボディアタックからカウンターラリアットに繋げる。
　続いてロア＆トンガは合体バックフリップで内藤に追撃。そして、ゲリラ・ウォーフェアの体勢に入るが、ルーシュがロアとトンガにドロップキックを浴びせてカット。
　すると、ロアがエルボーでルーシュを排除し、内藤をアバランシュホールドの体勢で担ぐ。しかし、内藤がリバースDDTに切り返し、デスティーノを狙う。だが、ロアがこらえて今度こそアバランシュホールドで叩きつけた。
　ルーシュ対トンガの場面。ルーシュがカウンタードロップキック、串刺し低空ドロップキック。さらに、コーナー最上段から雪崩式ブレーンバスターを敢行する。
　ここでルーシュは「フィッシュ！ アリガトゴザイマース！」と大声でアピールし、ルーシュドライバーの体勢に入る。だが、ロアがカットへ入り、ルーシュにラリアットをお見舞い。
　すると内藤がリングへ入り、ロアに低空ドロップキック、トンガへフェイント式延髄斬りを浴びせる。ところが、次のジャンピングエルボーアタックをロアが受け止め、トンガ共に合体トンガンツイスト。
　これで孤立してしまったルーシュは、ロアを突き飛ばしてトンガにぶつけ、ジャーマンスープレックスホイップでロアを投げ捨てる。すると、トンガがガンスタンを仕掛けるが、ルーシュが踏ん張ってこらえる。ところが、直後にトンガがカウンターガンスタンを炸裂させ、一気に勝負を決めた。

ロア「見たとおりだ。タンガ・ロアとタマ・トンガ、ゲリラズ・オブ・デスティニー、そしてBULLET CLUBメンバーの俺たちは、Aブロックを勝ち上がった。明日、俺たちの手でまた別の被害者が出るだろうが、Bブロックの誰が勝ち上がって来ようとも、センダイでやっつけるだけだ。俺たちがベストを尽くせば、難しいことではない」
トンガ「Bブロックで勝ちあがるのが誰かなんで俺たちに関係ない。俺たちはAブロックを勝ち抜いたんだからな。Aブロックに俺たちより優れたチームはいなかった。ゲリラというのが何を意味してるかわかってるか？ それはプロレス界において、一番強くて、一番早くて、最もダイナミックなデュオであるということだ。俺たちはハードな道を歩んでいる。練習もハードだ。そして、誰も俺たち以上にハードな練習をしている者はいない。この業界において、そしてこの世界においてな。それが俺たちの運命を呼び寄せるんだ。それは俺たちが最高のタッグチームであるということさ」

※内藤＆ルーシュはノーコメント