11・5大阪で行われるシングルマッチ棚橋vsSANADA、NEVER戦・柴田vsEVILのダブル前哨戦。IWGP IC王者の内藤は、同所で行われる初防衛戦でジェイ・リーサルと対決する。また、IWGP Jr.王者のBUSHIは、前王者KUSHIDAを相手に初防衛戦を行なう。なお、10・30後楽園の8人タッグマッチでは、試合後にEVILが柴田をEVILでKOしている。
 
　棚橋対SANADAで試合が始まり、観客が大歓声をあげる。すると、控えのBUSHIが場外から棚橋の脚を掴むが、棚橋はSANADAにトーキック。そして、フライングメイヤーを繰り出すも、SANADAが前方宙返りで着地。その直後、両者が同時に放ったドロップキックが交錯した。
　ここからフィンレー対内藤になるも、控えのBUSHIが背後からTシャツでフィンレーの首を絞める。さらに、EVILがストンピング連射、BUSHIがトップロープを支点にしたバク転キックで追撃。
　しかし、フィンレーがカウンタードロップキックでBUSHIに逆襲し、替わった真壁がショルダータックルをお見舞い。さらに、SANADAの頭部へパンチを浴びせると、青コーナーで控える内藤＆EVILを両腕ラリアットで転落させる。
　真壁の攻撃は続き、串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドでBUSHIに追撃。ところが、内藤が背後から介入し、BUSHIが顔面かきむしりから延髄斬りを見舞う。
　その直後、激しい場外乱闘へ突入し、大ダメージを被った真壁が完全に沈黙。SANADAがカウンターバックエルボー、EVILがセントーン、チンロックなどで攻め立てる。だが、真壁はEVILへ右ラリアットを放ち、回避されたところに左ラリアットをカウンターで浴びせた。
　これで柴田対EVILとなり、柴田が追走式串刺しフロントハイキック、エルボー連打、串刺し低空ドロップキック、フロントネックチャンスリー、コブラツイストと畳みかける。だが、次のPKをEVILがかわし、フロントハイキック、串刺しラリアット、スイングネックブリーカーで逆襲。
　すると柴田はカウンターフロントハイキックを命中させるが、EVILが倒れずにカウンタートラースキック。さらに、ミドルキックを受け止めると、フィッシャーマンバスターで叩きつけた。
　棚橋対SANADAの場面。両者がエルボー合戦を繰り広げ、そこからSANADAがエルボースマッシュ。そして、棚橋のジャーマンスープレックスをバク宙で着地し、ドラゴンスクリュー、スワンダイブミサイルキックへ繋ぐ。しかし棚橋は、カウンタースリングブレイドで挽回。
　フィンレー対内藤の場面。フィンレーがカウンタージャンピングエルボースマッシュ、串刺しバックエルボー2連発、串刺しエルボースマッシュ、ダイビングエルボースマッシュとラッシュ。さらに、内藤のジャンピングエルボーアタック受け止め、ワンハンドバックブリーカーを見舞う。
　だが、内藤がロープを利用したスイングDDTで巻き返し、BUSHIがストンピング連射、串刺しダブルニーアタックで追撃。そして、BUSHIが前方回転エビ固めの要領でフィンレーを押さえつけ、内藤が低空ドロップキックで撃ち抜く。
　内藤の攻勢は続き、変型リバースDDTからデスティーノを狙う。これをフィンレーが抵抗すると、内藤はフェイント式延髄斬りを食らわせ、変型コンプリートショットからプルマブランカ。同時にSANADAがSkull Endで棚橋を分断するも、柴田がフィンレーと棚橋を救助。
　その直後、EVILがバックドロップで柴田を排除し、ラリアットで真壁を場外へ落とす。そして、BUSHIがトペスイシーダで真壁を分断すると、内藤がフィンレーにマンハッタンドロップを見舞い、EVILのラリアットからジャックナイフ式エビ固め。それでもフィンレーは粘るが、最後は内藤がデスティーノで撃沈した。

※今大会は運営上の都合により、コメント掲載はありません。