現NEVER 6人タッグ王者のリコシェ&フィンレー(※もう1人のパートナーは小島)が、石森&ACHと対決する「Super Jr. Tag Tournament」準決勝戦。石森組は10月21日後楽園の1回戦でIWGP Jr.タッグ王者組のマット&ニックに勝利。また、リコシェ組は10月25日豊橋の1回戦でオスプレイ&外道を破っている。
フィンレー対石森で試合が始まり、フィンレーがカウンタードロップキック。そして、コーナー最上段にのぼるも、石森が場外へ転落させる。
これをきっかけにフィンレーが孤立し、ACHのローキックから石森が低空ドロップキック。さらに、ACHがハンマースルーを側転&バク宙で切り返し、ショートレンジドロップキックを浴びせる。
フィンレーの劣勢は続き、石森が串刺しダブルニーアタック、コーナー2段目からのコードブレイカー、逆水平チョップ。だが、フィンレーがカウンターバックエルボーで反撃し、ミサイルキックで逆転。
スイッチしたリコシェは、ACHにノーザンライトスープレックスホールド。そして、ACHに石森を掴ませると、ACHの足を払ってフェースバスターを誤爆させる。そして、2人にノータッチトルニージョで追撃。
リングに戻り、リコシェのローキックと延髄斬りを石森が回避。そこから腕を取るが、リコシェがその体勢からショートレンジラリアットを見舞う。すると、石森はハンドスプリングオーバーヘッドキック、リバースフランケンシュタイナーで挽回。
フィンレー対ACHの場面。ACHがドロップキックでフィンレーを場外へ落とし、捻りを加えたノータッチムーンサルトアタック。さらに、串刺しラリアット、ラリアットで追い討ちをかける。
その後、ACHがフィンレーのラリアットをブリッジでかわし、打撃コンビネーションを繰り出す。だが、フィンレーがショートレンジラリアットで挽回し、リコシェとトレイン攻撃を敢行。さらに、リコシェがカウンターフロントハイキック、フィンレーがダイビングエルボースマッシュに繋ぐ。
それでもACHはフィンレーを突き飛ばしてリコシェにぶつける。しかし、フィンレーがACHを捕まえ、直後にリコシェがジャンピングハイキックをお見舞い。そして、フィンレーが変型デスバレーボムで叩きつける。
次にリコシェはベナドリラーを放つが、ACHが開脚座りで回避し、延髄斬りで逆襲。その後、ACHがエプロンからリコシェを捕まえ、石森がジャンピングニーアタックをお見舞い。そして、ACHがトップロープ越えのダイヤモンドカッターを食らわせる。
次に石森&ACHがリコシェにトレイン攻撃を食らわせ、石森がリコシェを突き飛ばしてACHの両膝に激突させる。さらに、ACHが低空串刺しボディアタックを見舞うと、石井も同じ技で続き、2人が同時にエプロンから低空ドロップキックを浴びせる。
ここで石森はツームストンパイルドライバーの体勢に入るが、リコシェが脱出して打撃コンビネーション。これでフィンレー対石森となり、リコシェが石森にスワンダイブフライングフォーアーム。さらに、ノーザンライトスープレックスから石森を固定すると、フィンレーがエルボーを食らわせる。そして、リコシェのキックからフィンレーがワンハンドバックブリーカー。
ここでフィンレーはPrima Noctaを狙うが、石森が抵抗してトラースキック。その後、リコシェがコーナーを利用したダブルバックキックを石森に見舞うが、ACHがリコシェに飛びつきスイングDDT。しかし、直後にフィンレーがスピアーでACHを蹴散らす。
そこからフィンレーと石森がエルボーを打ち合い、フィンレーがエルボースマッシュ連打からロープへ走る。しかし、石森が身をかがめ、直後にACHがトラースキックをお見舞い。そして、石森が変型アサイDDTでフィンレーを叩きつけると、ACHがリコシェのフライングボディアタックをACHが受け止め、垂直落下式ブレーンバスター。最後は石森がフィンレーに450°スプラッシュ、ACHがリコシェにミッドナイトスターを同時に炸裂させ、熱戦に終止符を打った。
戦国炎舞 -KIZNA- Presents Road to POWER STRUGGLE
- 日時
- 2016年10月30日(日) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,722人(超満員札止め)
-
第8試合 無制限1本勝負
「Super Jr. Tag Tournament 2016」準決勝戦※石森&ACHが決勝へ進出。レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
COMMENT
ACH「俺は英語を話すけど、みんなが理解できないなんて、俺には関係ない。言いたいことが3つある。1つは、ロッポンギがどこだか俺は知らない。2つ目、バレッタと小さいプエルトリコ人が、俺は大嫌いだ。最後に、俺はどこに行っても、俺が勝つんだ。俺の相棒・イシモリと、俺は世界最強のタッグチームになる」
石森&ACH「(※2人で肩を組んで腕を突き上げて)スーパー!」
石森「ま、こんなもんでしょ。ロッポンギバイスがああいう風に言ってるけど、アイツらがナンバー1タッグなんて思ってもない、本当に。試合見てても、何も面白くないし。アイツらは、あぁ言ってますけど、大阪では、俺たちがナンバー1だってことを、見せつけてやりますよ」
ACH「4つ目に言いたいことができた。ロッポンギバイスの今までの勝ちは、全部ラッキーだ。そのシンデレラストーリーは、もうおしまいだ。俺たちが」
石森&ACH「(※2人で肩を組んで腕を突き上げて)スーパー!」
ACH「(※記者に向かって)みんな元気か?SAY YES!SAY YES!SAY YES!SAY YES!(※記者たちに無理やり「はい」と言わせようとする)……みんなが誰のことを応援してるか分かった。みんな、ロッポンギバイスのことを応援してるんだな?もういい、以上だ」
石森「……凄ぇテンションだな(笑)」
リコシェ「言い訳はない。今日は俺たちの完敗だ。だが、本当は俺とフィンレーが勝って、ファイナルで、ロッポンギヴァイスを倒して、俺らが優勝できると思った。俺とフィンレー、そしてコジマさんは、NEVER無差別級6人タッグチャンピオンだ。今日は負けたが、これからはベルトを防衛するために、頑張っていく。そして、オーサカに向けても準備をしていく」
フィンレー「今日は、勝っても負けてもおかしくなかった。ファイナルは、ACH&イシモリ対ロッポンヴァイスだが、俺たちも優勝できる可能性があった。でも、リコシェの言った通りだ。ファイナルにはいけなかったが、俺たちには、NEVER無差別級6人タッグベルトがある」
ロメロ「石森&ACHと大阪の最終決戦になりそうだ。日本のファンは知らないかもしれないけど、ACHは今、1番世界中からオファーが来る選手だ」
ロメロ「ストロング・ゼロで勝ってやる。明日からトレーニングに入る」
バレッタ「石森&ACH、大阪で待ってろよ」
ロメロ「マタ、マタ、シーユー、イシモリ。シーユー、ACH」