永田組vs本間組の8人タッグマッチ。なお、田口&フエゴは「Super Jr. Tag Tournament」にエントリーしており、10・21後楽園の1回戦でライガー&タイガーに勝利。10・30後楽園の準決勝戦でロメロ&バレッタと対決する。
試合前、田口&フエゴがいつもようにダンスを踊ると、本間もこけしの予告ポーズでリズムに乗った。
試合は中西対ロビンソンでスタートし、ロビンソンのショルダータックルを中西がブロックする。そして、エルボー連打を受け止めて串刺しラリアットを浴びせたのち、フライングボディアタックを受け止めてボディスラムに切り返す。
続いて中西は予告ブレーンバスターを繰り出すが、ロビンソンが背後へ着地し、ショートレンジドロップキック、セントーンで逆襲。そこからコーナーへのぼるが、中西がデッドリードライブで投げ捨て、コーナー最上段からフライングボディアタックを食らわせた。
ここでリコシェ対フエゴになると、「リコシェ」コールが起きる。そんな中、リコシェがショルダータックルで先制すると、フエゴがヘッドスプリングで立ち上がり、ラリアットをブリッジでかわす。
さらにフエゴは、連続フェイントからセカンドロープへ飛び乗り、アームホイップでリコシェを投げる。しかし、リコシェがコーナーを利用し、カウンターバックキックをお見舞い。
ここでティタンがリングへ入り、カニばさみでフエゴを倒す。そこへリコシェがその場飛びシューティングスタープレスを浴びせ、直後にティタンがギロチンドロップを落とす。
ここで永田が登場するも、フエゴがラリアットをかわし、ドロップキックで挽回。永田対本間となり、本間がボディスラム、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、小こけしと畳みかける。
さらに本間は逆水平チョップからロープへ走るが、永田がカウンターフロントハイキック。それでも本間は追走式バックエルボーを浴びせるが、永田がすぐにカウンターキチンシンクを食らわせる。
これで永田のペースとなり、ミドルキック3連発、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダー。そして、張り手からブレーンバスターの体勢に入るも、本間が反対に永田を投げた。
ここから混戦となり、中西が本間に野人ハンマー、ロビンソンが中西にバックドロップ、リコシェがロビンソンにスピンキック、田口がリコシェにドロップキック&プランチャ、ティタンが本間にスワンダイブフライングボディアタック。
さらにティタンは、セカンドロープからのジャンピングバックエルボー、低空ドロップキック、ショートレンジドロップキックで本間に追撃。だが、本間はカウンターこけしロケットで報復した。
田口対ティタンの場面。ティタンがラリアットをスウェーでかわすが、田口がカウンタージャンピングヒップアタックを浴びせる。そして、カウンタージャンピングヒップアタック、前落としで追い討ち。
ここで永田たちがリングへ入り、トレイン攻撃を敢行。リコシェが串刺しタックル、永田が串刺しフロントハイキック、中西が串刺しラリアット、ティタンが串刺しジャンピングラリアットを田口へ見舞う。
さらにティタンがスワンダイブミサイルキック、ギロチンドロップで田口に追撃し、コーナー最上段からムーンサルトプレスを放つ。しかし、田口が両脚でブロックし、ラ・マヒストラルで丸め込む。
これをティタンが返すと、フエゴがカニばさみでアシストし、田口が低空ドロップキック。さらに、フエゴのリベラサンから田口がティタンの足を取り、オーマイ&ガーアンクルでギブアップを奪った。
試合後、本間と永田が乱闘寸前になるが、それ以上の混乱は避けられた。
戦国炎舞 -KIZNA- Presents Road to POWER STRUGGLE
- 日時
- 2016年10月27日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 岩手・岩手県営体育館
- 観衆
- 1,192人
MATCH REPORT
COMMENT
田口「最後だけ、おいしいとこ取りで。前戯は皆さんにお任せして、最後にいいとこ、入れるとこだけいただきました。(フエゴとの)コンビネーションもグラシャスでに決まって、タッグトーナメント2回戦(に向けて)、仕上がりはいいですね。ま、もう、なんですか、ロッポンギヴァイスはもめてるようなんで。我々はコミュニケーションが取れてない分、悪くもなく、良好な関係を保ってます。まあ体で語り合ってるというか。言葉はいらない。肌で感じ合って。いやあ、もう、体が合いますね」
本間「今日は初めてフエゴと組んだんですけど、ヤバイ! フエゴの勢いがすごすぎて、こけし、持っていかれそう。俺のこけしファン、盛岡のファンの心をガッチリつかまれちゃったんで。また明日、仕切り直しで頑張らないと。フエゴと田口、とにかく勢いある。このままいっちゃうんじゃないかっていうぐらい、勢いあるなあ・・・。でも俺も、今日ちょっと、初めてリコシェとかティタンと絡んだんですけど、やっぱりすげぇよ。やっぱ、すげぇ。速いし、ちょっとついていこうと思ったら、心臓ドキドキなっちゃって。これ、有酸素運動、足んねぇなって思って。まあ、有酸素(運動)したところで、ついていけないと思うんですけど。でも、速かった。やっぱり彼らは彼らの表現方法があるし、俺は俺の力強いこけしをぶちかます表現方法があるから、俺はその部分で負けない。でも、ティタンとかリコシェとかが相手であっても、対等に渡り合えるコンディションを作っていきたいですし、まだまだ俺は衰え知らず。まだまだ上を目指しますから。向上心を持って。とにかくフエゴ、天敵が現れたって感じです。でも俺は、こけしは譲らないから。この間の台湾もそうですけど、次はイギリス。こけしは世界に羽ばたきますよ、日本伝統のこけしという文化を海外にも広めたいと思います」
※ロビンソン&フエゴはノーコメント
永田「本間の野郎、俺のノド仏に逆水平やりやがった、あの野郎。俺がテメェみたいな声になったら、どうすんだ! バカ野郎、チキショー! 今度、仕返ししてやる。ノド仏にミドルキックかましてやる」
リコシェ「何考えてるんだ? 大事なアミーゴにあんな技、決めやがって。ここをUFCかと思ってるのか?(※ティタンに向かって)大丈夫か?」
ティタン「あそこまでやられたら、こっちにも考えがある。俺たちの誇り高きルチャ・リブレをなめるなよ。タグチだけじゃない。ニュージャパンのみんなにやり返してやるからな」
リコシェ「まあまあ・・・。今日は負けてしまったけど、(Super Jr. Tag)トーナメントはこうはいかないからな」
※中西はノーコメント