レッスルキングダムⅤ in 東京ドーム
- 日時
- 2011年1月4日(火) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 東京・東京ドーム
- 観衆
- 42,000人(満員)
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第8試合 60分1本勝負
TNA世界ヘビー級選手権試合レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
続いてハーディーはヘッドロックに行くが、振り解いた内藤が前方回転エビ固め。しかしハーディーもすぐにラリアットで反撃。さらに、エプロンで助走をつけたフライングボディアタックで内藤に追い討ちをかける。
リングに戻り、串刺し攻撃をかわした内藤が、ネックブリーカーで反撃。そして、ミサイルキックに繋ぐと、ハーディーの両脚をロープに固定して、ネックブリーカー。
さらに内藤は、雪崩式フランケンシュタイナーでハーディーをマットに叩きつけ、コーナー最上段へ。そして、スターダストプレスを繰り出すものの、かわされて膝を痛めてしまう。
ここでハーディーは、トーキックからネックブリーカードロップを狙うが、内藤が逆さ押さえ込みで反撃。そして、これを返されると、スモールパッケージホールド、ジャンピングエルボーアタックに繋ぐ。
だが、ハーディーは串刺し攻撃を回避すると、コーナーからのローリングセントーンで反撃。そして、ネックブリーカードロップで内藤を叩きつけると、スワントーンボムで勝負を決めた。
COMMENT
——防衛おめでとうございます。試合を終えての感想をお願いします。
ジェフ 「試合が終わった直後ということで身体の痛みがあるのですが、そういう意味ではひじょうにタフな試合でした。内藤選手について試合前まではあまり詳しくは知らなかったんですがグレートなレスラーだったと思います」
——内藤選手は新日本の若きエースですが、具体的にどんな印象がありましたか?
ジェフ 「ひじょうに才能があってポテンシャルを感じました。今後も成長してさらにグレートなレスラーになるのではないでしょうか」
——初参戦の新日本プロレスのリングはいかがでしたか?
ジェフ 「私にとって新日本プロレスは初めてなのですが、最初の印象としては世界のトップを争う団体だと思いました。実際に試合を見て、若い才能がある選手がいっぱいいて、まだまだ若い選手が成長する団体だと思います」
——日本のファンに向けてメッセージをお願いします。
ジェフ 「日本のファンはひじょうに目が肥えていて世界で一番のファンの集団だと思っています。今日は自分としてはひじょうにいい試合が見せられたと思っています。また機会があれば来日してそういう試合を見せられればと思います」
■内藤哲也のコメント
——TNAチャンピオンのジェフ・ハーディー選手と試合をしてみての感想はいかがですか?
内藤 「まあ、別に相手を馬鹿にするつもりはないし、アメリカでトップを取った選手だからリスペクトはしてるけど俺は負けてないよ。レスラーとして今日は勝負で負けたかもしれないけど、レスラーとして俺は負けてないなって勝手にリング上で思っちゃった。ただ、入場から、試合中から、俺に声援をくれた人は年々確実に増えてるというのは感じてるし、みんなも感じていると思うし。その期待に応えられなかった自分が情けないというか、海外から帰ってきて一年かけて積み上げたが全部崩れちゃったかなって。それが今の素直な感想ですね。特に言葉が出てこないですね。悔しい。
ただ、俺もここで止まってるわけにはいかないかなら。メキシコにもまた行きたいし、日本でタッグもシングルもトップに立ちたいし、そしてもうひとつ、俺、TNAでもトップにも立ちたいなって。TNAのあのかっちょいいベルトを腰に巻きたいなと。凹んだけどいい目標ができました。また今月から新日本プロレスで頑張っていきます。.(帰りかけたあとに思い出して).....最後に、いつも言ってるけど、新日本プロレス東京ドーム大会の花道、最高に気持ちがいいよ。ぜひレスラーのみんな、東京ドーム目指して頑張ろうよ。俺も来年の東京ドームの花道目指して頑張るから」