レッスルキングダムⅤ in 東京ドーム

日時
2011年1月4日(火)   15:00開場 16:00開始
会場
東京・東京ドーム
観衆
42,000人(満員)

第7試合 30分1本勝負
NJPW vs NOAH Battle Combustion I

VS

  • 岡田かずちか

    結果

  • 結果

    高山 善廣

境界線

レフェリー|マーティー浅見

MATCH REPORT

 昨年2月からアメリカTNAへ遠征していた岡田が、1・4ドームへ緊急参戦。その岡田が、いきなり高山に襲い掛かってドロップキックを放ち、試合開始のゴング。
 その後、後藤対杉浦となり、両者は激しい張り手合戦を開始。そして、後藤が追走式ラリアットを狙うが、杉浦が回避。すると後藤は、顔面へのヘッドバットで杉浦をダウンさせた。
 岡田対杉浦の場面。岡田がエルボー連打からロープに走るが、杉浦がカウンターフロントハイキックで迎撃。さらに、スリーパーホールドで絞め上げる。
 岡田対高山の場面。岡田が控えの杉浦にも襲い掛かるが、高山のフロントハイキックを浴びてダウン。さらに、スイッチした杉浦にも攻め込まれてしまう。
 そこから杉浦組に捕まり、長時間のローンバトルを強いられた岡田だったが、杉浦のフロントハイキックをキャッチすると、間髪入れずに変型大外刈りで逆襲。これでようやく後藤とタッチする。
 それでも杉浦は、後藤にフロントハイキックをお見舞い。しかし、かまわずダッシュした後藤が串刺しラリアットで反撃。そして、串刺しニールキック、ダイビングエルボードロップ、ジャーマンスープレックスホールドで追い討ちをかける。
 さらに後藤は、杉浦のランニングニーをキャッチしてジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てる。これに対して杉浦もジャーマンスープレックスホイップを返すものの、後藤はショートレンジラリアットですぐにお返し。
 岡田対高山の場面。岡田がミサイルキックで先制すると、高山がニーリフトで反撃。しかし、後藤が加勢に入り、岡田のバックドロップキック&後藤のネックブリーカーという合体攻撃が決まる。
 だが、杉浦もリングに入り、ジャーマンスープレックスホイップで後藤を排除。すると岡田は、チョップ連打で1対2の闘いを挑むが、杉浦がローリングソバット、高山がニーリフトを交互に打ち込んで逆襲。そして、杉浦が岡田を持ち上げて投げ捨て、そのボディに高山がニーリフトをお見舞い。
 しかし岡田は、カウンターフロントハイキックで高山に逆襲。そして、ジャーマンスープレックスで追い討ちをかけ、背中に担ごうとする。だが、高山は前方回転エビ固めで切り返し、カウンターニーリフト、高角度バックドロップに繋ぐ。そして最後は、エベレストジャーマンで3カウントを奪った。

COMMENT

■杉浦貴&高山善廣のコメント
──まず、お二人に今日の試合の率直な感想をお聞かせください。
杉浦 「最初から言うように楽な試合でした」
高山 「チャンピオンが楽した分、ちょっと俺がきつかったかな(笑)」
 
──きついと言いますと、どの辺が?
高山 「まあ、小僧がわりかし頑張ったんで。でも、所詮小僧は小僧だ。まだおじさんには勝てねえよ」
 
──岡田選手は存在感を示すことができたのでしょうか?
高山 「まあ、名前は覚えたよ、ちゃんと。それだけ」
 
──先日、後楽園ではジャーマンを決め、今日はドロップキック。凄く勢いがあるんじゃないかと思うんですけど、他に印象はありますか?
高山 「まあ、勢いは凄いあったね。あとジャーマンきついね、彼の。結構きつかったね。この間もきつかったけど、今日も脳天打ったって感じでまだ痺れてる。それを上手く使えば強くなるかもしれないけど、途中で潰れるかもしてないし。わからねえよ、そんなことは」
 
──高山選手にエベレストジャーマンを出させたわけですけど、本気にさせたということなんでしょうか?
高山 「まあ、流れだからね。だって、ジャーマン、ジャーマンってやってくるから向こうもやってほしいでしょ? サービスだよ。まあ、彼がトップになる頃には俺は引退してると思うからさ(笑)」
 
──杉浦選手には存在感は示せたんでしょうか?
杉浦 「気持ちはわかるけどね。上にいこうという気持ちは凄く伝わるんだけど、た対戦相手のうちらとお客さんの期待感がないよね。まだそのレベルに達してないんじゃないですか? 俺と高山さんに攻められた時に期待感があれば、なんかやってくれるんじゃないかってもっと岡田を応援してくれると思うんで。まだ、そのレベルになってないんじゃないですか? そう感じました」
 
──それから杉浦選手には後藤選手がリベンジを果たしたいと言っていましたが、後藤選手に対してはどういった印象を持ちました?
杉浦 「うん、岡田より存在感なかったよ、俺の中では」
高山 「なかったねぇ」
杉浦 「ねえ? 誰でも良かったような気がしますよね」
高山 「あれ、ストロングマシンのほうが面白かったんじゃないの?」
杉浦 「なんだろうね? 空回りしているのか響かなかったね」
 
──杉浦選手にとって初防衛戦の相手が後藤選手だったわけですけど、去年よりも存在感がなかったんでしょうか?
杉浦 「もう遠い過去だからね。俺は何回も防衛戦をやってるし」
高山 「だって天下のMVPだぜ? そんな昔のことなんか忘れるよね。昔の女みたいにね(笑)」
 
杉浦 「昔の女はちゃんと覚えてますよ(笑)。結構、その辺はボクは女々しいんで(笑)。引きずるタイプなんだけど、勝った相手には女々しくないんで、引きずらないね。覚えてないね。それ以上に今日は存在感がなかったような気がしたね。あんなの岡田の凱旋試合だからって遠慮することないんだよね。まだそんなレベルじゃないでしょう? そんな立場じゃないでしょ?」
高山 「そうだね。そんなドンと構える立場じゃないよね」
杉浦 「二人がもっとうちらにハングリーに来たら試合がヒートしたと思います」
高山 「さすがチャンピオン! 余裕ですね」
杉浦 「いやいや(笑)」
──お二人から対戦相手のお二人に声をかけるとしたら、どのような言葉があるでしょうか?
杉浦 「俺なんもないよ」
高山 「べつによそのことなんてどうでもいいもん」
 
──お二人にとって今年も1・4で2011年がスタートしましたが、どんな1年にしたいですか?
高山 「俺、1月1日から試合しているから、1・4がスタートじゃないよ」
杉浦 「俺もなんか軽い準備運動であんまスタート切った感じがしないんで、まだスタート切ってない。正月気分」
 
──今日の試合がその程度だったということですか?
杉浦 「もっとイメージしたよりも下でしたね。イメージはもっと来るのかと思った。それは俺らの力が足らなかったのかもしれないけど」
高山 「チャンピオンは十分ですよ(笑)」
 
──杉浦さん、2011年はいいスタートが切れそうでしょうか?
杉浦 「そうですね。今日、ちょっといい汗かいたんで、本当の開幕はノアのディファから、いいスタートが切れそうじゃないですか? 引き続き勢いをなくさず、輝いていたですね」
 
──高山さんもベルトを防衛する試合がありますが?
高山 「そうですね。できるところまで防衛し続けて、ベルト持ったまま引退したいね」

──高山さんも以前にMVPを獲られて、年が明けた時はどんな気分だったんですか?
高山 「いやべつに。あの時は当然だろうと思っていたからね。チャンピオンも絶対に当然だろうと思っているよ。だからこそ獲れるんだからMVPなんて」
杉浦 「完全に思ってましたね」
高山 「でしょ? なんで獲れるのかわからない人が獲ったらおかしいもんね。ボブ・サップみたいにね(笑) 。以上です」

■後藤洋央紀&岡田かずちかのコメント
後藤 「やっぱりタッグマッチ、俺にとってはやり足りないですね。やっぱり、シングルでやりたかったっていうのもあるし、相手が杉浦だけにここはシングルでとことんやりたかたっていうのが強いですね」
岡田 「気持ちというか見たまんま、誰一人として満足してないだろうし、俺、ファン、会社、こんな俺を明日ウェルカムだって言われても誰一人として喜ばないと思うし。いまの自分の実力をまたアメリカに行くんで、もっともっといいモチベーションになって、次に帰って来る時はもっともっと強くなれる。そういう試合でした」
 
──1年ぶりに新日本のリングに帰ってきたわけですが、感じるモノはありましたか?
岡田 「感じるモノはやっぱり俺は新日本が好きなんだなっていう。俺が帰ってくるのはここなんだっていう。アメリカでもない、メキシコでもない、ヨーロッパでもない、新日本なんだって。新日本愛ですね」
 
──お二人の対戦相手は帝王とMVPという高い壁だったと思うんですけど。
後藤 「俺は高い壁とは思っていないですよ。岡田も日本のレベルはこういうもんだとわかったと思うし、価値ある負けだと思いますよ。何も劣ってないと思いますよ」
 
──後藤選手にとっては杉浦選手には雪辱を晴らしたいという気持ちがあったと思いますが、今後どんなリベンジをしたいと思いますか?
後藤 「まあ、今日もタッグマッチだったんですけど、ちょっとしか当たる機会がなかったんですけど、全然負けたと思ってないし。彼、チャンピオンでしょ? いいじゃん。俺は彼を追い詰めてやるよ。そういう気持ちです」
 
──岡田選手に対して、高山選手は「ジャーマンが効いた」と言っていました。何か感じるモノはありましたか?
岡田 「まあ、正直な感想はこんなもんかっていう。いまの俺から皆さん見てもらって、そんなこと言ってじゃんねえって思うかもしれないですけど、内心こんなもんか、MVPもこんなもんかって思いました。ただ、俺の身体、プロレス頭がついていかなかった。それだけです。ただ、あのジャーマンで効いたなんて言ってたら、ホールドもできなかたし、次やったらホールドもして屈辱を味あわせたいね」
 
──最後には高山選手のエベレストジャーマンを食らいましたが、何か感じるモノはありましたか?
岡田 「まあ、いい経験でした。それだけですね。あのジャーマンでいろんな人から勝っているわけだし、それを食らえた。次にやる時は一回わかったし、ドンドン対処していって、次やったらボクのジャーマンで逆に。必殺技じゃないけど、高山選手だけはジャーマンで倒したいです。
──後藤選手に対してはもっと存在感出してこいと言っていましたが?
後藤 「そうっスね。俺は俺のスタイルでやってますからね。そこを俺は崩さないし、彼がなんと言おうがぶれないですよ。ただ、俺のほうが下に見られているっていうか、実績で劣っているっていうのは認めます。でも、負けたとは思ってない。次やったらわかりますよ。これは新しい始まりですよ。俺と岡田にとって」
 
──今年はどんな1年にしたいですか?
後藤 「去年、他団体相手に結構黒星喫してしまったので、それを一つ一つ返して、その先にあるのがベルトだと思っています。決して遠くない未来が見えています。借りを返して、次に繋げていくことですね」
 
──岡田選手、また向こうに行くわけですが、決意を含めてお願いします。
岡田 「約1年アメリカに行って、正直全然変われなかったと思うんで、今年は去年以上に生きてきた全ての頑張り以上に今年1年頑張って、最高な最強になりたいです」
 
──次に戻ってきた時の目標をお願いします。
岡田 「やっぱり最強。誰にも負けないっていう。本当、引退するまで負けない。それぐらい強い男になって帰ってきます」

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