Circuit2010 NEW JAPAN ALIVE
- 日時
- 2010年12月11日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 6115
-
第9試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級選手権試合- (挑戦者)
- (第55代王者)
※王者が初防衛に成功レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
序盤は息詰まるグラウンドの攻防。そこから中邑が、小島の頭部に挑発的なキックを見舞い、ミドルキック連射。だが、小島は中邑の蹴り脚をキャッチして、軸 足を蹴ってダウンさせる。そして、右脚をトップロープに引っ掛け、カチ上げ式ラリアットを見舞う。さらに小島は、エプロンに立つ中邑の膝裏をラリアットで 刈って転倒させ、イス攻撃で追い討ちをかけた。
リングに戻っても小島の攻勢は続き、串刺しジャンピングエルボー、エルボードロップ2連発、ダイビングエルボードロップ。そして、ラリアットを放つものの、腕をキャッチした中邑が脇固めで逆襲。
さらに中邑は、小島の頭部にキックを見舞い、コーナー最上段に固定して左の膝蹴りを発射。そして、グラウンドで膝蹴りを連射すると、小島の頭部をエプロンから出し、ランニングニーリフト、後頭部へのダイビングニードロップで追撃。
続いて中邑は、スタンドでも膝蹴りを連射して、ボマイェを発射するが、かわされてしまう。すると小島は、ショートレンジラリアットで逆襲。そして、エル ボー合戦からトーキックを放ち、コジコジカッター、垂直落下式ブレーンバスター、レッグ&ネックロックで追い討ちをかける。これを跳ね返した中邑が腕ひし ぎ逆十字固めを極めると、立ち上がって腕を抜いた小島は雪崩式フランケンシュタイナー。
そして小島は、エルボーパットを外してラリアットを発射するが、中邑が飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで逆襲。そして、右肘にキックを連射し、スリーパーホールドを極める。これで崩れ落ちた小島をフォールに行くものの、カウントは2。
さらに中邑は、リバースパワースラムで追い討ちをかけ、もう1度リバースパワースラムを狙うものの、小島が阻止。すると中邑はバックを取るものの、小島は投げに行かせない。
ここで中邑は、小島の膝裏を蹴ってひざまずかせ、後頭部にボマイェ。続けざまに正面からもボマイェを放つものの、小島が両腕でブロック。そして小島は、 ショートレンジラリアットからフォールに行く。だが、キックアウトした中邑が、続いてのラリアットをキックで阻止し、顔面パンチ、ハイキックで追撃。だ が、この直後に小島のラリアットが火を吹き、中邑を轟沈した。
COMMENT
中邑「IWGPに選ばれなかったって事かな。IWGPが俺に求めてるもの、そ れを俺が持ってなかっただけでしょ。わりぃけど、小島がどうとか関係ないから。もう見えてるだろ。あいつの向こう側が。メッキどころの話じゃねぇな。見て る奴はもう透けて見えてるはずだぜ。チクショウ。(『3度目の対戦になりましたが小島選手に対しての思いは?』)ない。ないない。ないさ。あったとしても G1の1戦で『向こうが決着をつけようぜ』って言ったんだ。5年前の決着はついたね。今日の負けは新しい借りが出来たと思って、チャンスが来るその時まで しまっておくよ。負けたって何もしないよりは、十分に明日に繋がる。負けたって何もしないで、コンディション作るために試合に出るってか!? 勝つ方法としてはありかもな。でも、俺がなりたいプロレスラーっていうのはそんなんじゃない。負けたってすぐ立ち上がるさ。今までも俺はそうしてきたつも り。変わらないね。笑ってらんない。明日も試合」