蝶野正洋25周年特別興行 ARISTRIST in 両国国技館
- 日時
- 2009年10月12日(月) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 東京・両国国技館
- 観衆
- 11000
-
第5試合 30分1本勝負
レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
続いて青コーナーのタイガー、初代タイガー、飯伏がそろって入場。タイガーは銀、初代は金、飯伏は青のマスクを被って登場した。
先発は長州と初代。初代が軽やかなステップからローキックを打ち込む。そして、初代はタイガースピンで長州を倒し、さらにローキックを打ち込んでいく。長州は、その蹴り脚を取って倒し、サソリ固めの体勢に入るものの、完全には極め切れない。
タイガー対ライガーの場面。ライガーが風車式バックブリーカーでタイガーを場外に落とし、トペフェイント。しかし、タイガーもすぐに風車式バックブリーカーでお返し。
AKIRA対飯伏の場面。AKIRAをフランケンシュタイナーホイップで投げ捨てた飯伏が、エプロンからコーナー最上段に飛び乗って場外へラ・ケプラーダを敢行。
ライガー対飯伏の場面。ライガーが飯伏にロメロスペシャルを極めると、そのボディへAKIRAがエルボードロップを投下。スイッチした長州は、すかさずサソリ固めを極める。
その後も長州組に攻め込まれた飯伏だったが、ライガーにドロップキック、AKIRAにバク宙キックを浴びせて脱出し、初代とタッチ。
初代は、ライガーにローリングソバット、AKIRAにはミドルキックを何発も打ち込み、ローリングソバット、フロントネックチャンスリー。
タイガー対AKIRAとなり、AKIRAがタイガーに延髄斬り。続いて長州がリキラリアットを叩き込み、ライガーが垂直落下式ブレーンバスター。そこへAKIRAがムササビプレスで飛び込んでフォールするものの、飯伏のカットが間に合う。
だが、ライガーの掌底がAKIRAに誤爆。飯伏がコーナー最上段からのラ・ケプラーダでライガーを分断すると、タイガーはAKIRAにツームストンパイル ドライバー。そして、タイガーと初代のダイビングヘッドバットが同時にAKIRAへさく裂。初代は長州を場外に落とし、フィンタで翻弄する。
このチャンスにタイガーが、デストロイスープレックスホールドでAKIRAから3カウントを奪った。
COMMENT
飯伏「(初代タイ ガーには)凄くいろんな経験を積ませてもらって、ホントにプロレスの向上に繋がってるんで、これからもよろしくお願いします!(『小さい頃、タイガーマス クに憧れていた?』)“未来のタイガーマスク”なんて何人かには言って頂いてるんで。ただ、飛び技だけじゃなく、打撃も投げもある、まだまだ今日は出し切 れなかったので、またいつでも呼んで頂けたら」
タイガー「(『初代タイガーとのコンビネーションは最高だったが?』)そうですね。ただ、先生が最 後は自分で決めれたのに、活躍の場を譲っていただいた部分があるので。ただ、これを一回で終わらせたくないなって。先生は今、長州さんや藤波さんなんかと 日本中を回っているので、新日本でもそういうことができればいいなって。(IWGP Jr.ヘビー級王座について)メキシコでライガー選手がミスティコ選手からベルトを奪ってこれなかったということで、僕は会社に正式に挑戦したいというこ とを言っています。自分が負けたツケは、自分で払いたいなと。場所はどこでもいいです。次のシリーズにメキシコに行ってもいいし、日本に来るなら是非やら せてほしい。ミスティコに挑戦します!」
長州「蝶野! おめでとうございます。気を緩めないで。お前はまだまだこれからだからな」
※ライガーはノーコメント
※AKIRAは吉橋の肩を借りて控え室へ直行