フィールズ Presents G1 CLIMAX 2009 〜New Lords，New Laws〜

日時: 2009年8月7日(金) 18:30開場　19:00開始
会場: 広島・広島サンプラザ
観衆: 3000

第2試合 30分1本勝負
G1　CLIMAX　Aブロック公式戦

TAJIRI
ジャイアント・バーナード

境界線

(1勝=2点)
(1敗=0点)

10分33秒　バズソーキック→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

先に入場したTAJIRIは、コーナーに上って水を吹くパフォーマンスを見せる。
　試合が始まると、自分へのコールに気をよくしたバーナードが一気にラッシュ。しかし、TAJIRIはカウンターの低空ドロップキックで反撃し、ラ・マヒストラル。これを返されると、脚を極めにいくが、バーナードのキックで弾き飛ばされて場外に転落。
　これをバーナードが追うと、TAJIRIは素早くリングイン。そして、エプロンに立ったバーナードを場外に落とし、プランチャ。しかし、バーナードはこれを受け止め、TAJIRIを鉄柵に叩きつける。
　これでバーナード優勢となり、串刺しショルダータックルを連射。そこからコーナーへのスローイング、背中へのエルボードロップ、ベアハグ、ショルダータックル、ジャンピングボディプレス、串刺しボディアタックと、TAJIRIを一方的に攻め立てる。
　まったく反撃できないTAJIRIだったが、バーナードボムをDDTで切り返して逆襲。そして、パンチ、キック、ハンドスプリングエルボー。そして、バーナードの突進をかわしてタランチュラへ。しかし、その前にTAJIRIを持ち上げたバーナードが、その首をトップロープに叩きつける。
　それでも TAJIRIはバーナードの串刺し攻撃をキックで迎撃し、スイングDDTを狙う。これに対してバーナードは、TAJIRIを逆に振り回し、元のコーナーへ座らせる。だが、この時にタイガー服部レフェリーが巻き込まれてダウンしてしまう。すると、この隙を突いてTAJIRIがバーナードの顔面へグリーンミストを噴射。最後はバズソーキックでバーナードを仕留めた。

COMMENT

TAJIRI「いやいやいや。感想もへったくれも無いですよ。もっとね、チョロかった記憶があったから。バカにして舐めてかかってたんですよ。何度も言ってるけど、WWEの時に何度もやって、1回もシングルで負けたことが無いから。いやぁ、参ったね。新日本で揉まれてる内にあんなに強くなってる。別人になってる。双子の弟が本当はいて、そいつが出てきたんじゃないですかね、参った参った。腰ぶっ壊れてないかな。(『先日、G1でグリーンミストを使用しないという契約書にサインしたのでは？』)そうでしたっけ？そんなの見ました？ (ちゃんとサインしたか)確かめたんですか、誰か？確かめてないじゃん。誰も知らないじゃん。ビンス・マクマホンの教えなんですけど、リングの上においてレフェリーは神だって言うの。レフェリーの目さえ盗んじゃえば、みんなが見て気づいていようと構わない。神を騙せばこっちのもんだって。（グリーンミストを）吹く瞬間さえ見られなければいいんでしょ、ねっ。何が契約書だよ。選手なんかバンバン契約違反してんじゃん。くだらねぇこと言ってんじゃねぇよ。アメリカじゃないんだから。しっかりしてないんだから、日本の契約なんて。全てが、俺が勝つように神様が見えない手で仕組んでくれていたんだ。いやぁ、しかしバーナードには参ったな。スゲェ強かった。新日本の他の選手も舐めてかかれないなと思いましたね、正直。今日から気合い入れて考え直してく。しかし、あの解説席に（山本）小鉄さんが居たんですよ。なんかプレッシャーかかっちゃった。何言ってんだろう、この人って。あの強いバーナードを下した僕って、もっと強いのかなって。ちょっと腰の治療に行って参ります」

バーナード「アァー！フ○ック!! (タイガー服部)レフェリー、何処に目をつけているんだ。どう見てもあれ（グリーンミスト）は反則だろ！ TAJIRI、ふざけんな！フ○ック！」