フィールズPresents レッスルキングダムIII in 東京ドーム
- 日時
- 2009年1月4日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 東京・東京ドーム
- 観衆
- 40000
-
第3試合 60分1本勝負
IWGP Jr.タッグ選手権試合 〜Tread on!!〜- (挑戦者組)
- (第22代王者組)
※挑戦者組が第23代王者組となるレフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
序盤からネックブリーカー→スライディングキック→ギロチンドロップ→サンセットフリップの連携技を披露したNO LIMIT。しかし、モーターシティ・マシンガンズも負けじと抜群のタッグワークを発揮する。
さらに、セイビンが、ロープに乗ったシェリーの股をなんとトペスイシーダでくぐり、そのまま内藤目掛けてダイブするという荒技を繰り出す。
ここからモーターシティ・マシンガンズに集中攻撃された内藤だったが、串刺し攻撃を狙ったセイビンをショルダースルーで場外へ転落させ、シェリーには捻りを加えたダイビングボディアタック。これでようやく自軍コーナーへ帰還し、裕次郎とスイッチする。
裕次郎は、シェリーにパワースラム2連発、アバランシュホールド。そして、インカレスラムの体勢に入るが、シェリーは丸め込みで切り返し、ローキック連 打。すると、裕次郎は蹴り足を受け止め、フロントスープレックス。その直後、シェリーから逆さ押さえ込み、バックドロップを食らうが、カウンターのラリ アットですぐに応戦する。
その後、内藤とセイビンの攻防に移ると、内藤は走ってきたセイビンをキャッチし、アバランシュホールド。そして、裕次郎を踏み台にしての串刺しドロップキック、ミサイルキック、ジャーマンスープレックスホールドと畳み掛ける。
勝負に出た内藤は、裕次郎との合体技リミット・レス・エボリューションをセイビンに炸裂させようとするが、シェリーに阻止されて不発。その直後、シェリー が内藤にシェル・ショック、裕次郎がシェリーにアバランシュホールド、セイビンが裕次郎にロープを足場にしてのDDT、内藤がセイビンにジャンピングエル ボーアタックという、目まぐるしい攻防が展開される。
その後、NO LIMITはモーターシティ・マシンガンズの誤爆を誘い、セイビンにリミット・レス・エボリューション。今度は見事に炸裂するが、シェリーのカットでカウント3とならず。
セイビンは、内藤のダイブ技を回避し、シェリーとの合体トラースキックで内藤をカバー。これがカウント2に終わると、セイビンとシェリーは、内藤をコー ナー最上段に乗せる。そして、スライス・ブレッド(不知火)とパワーボムの要素をミックスさせた合体技“メイドインデトロイト”で内藤から3カウントを奪 取。NO LIMITが2度目の防衛に失敗し、モーターシティ・マシンガンズが第23代王者に輝いた。
COMMENT
シェリー「自分たちはこうして、IWGP Jr.タッグのベルトを獲ってやった。これをTNAに持ち帰り、ずっと守り続ける。このベルトが欲しければ、いつでもTNAに獲りに来い。しかし、俺たちがこのベルトを手放すことはない」
セイビン「俺たちが招待状を出すよ。邪道&外道、稔&プリンス・デヴィットでも誰でも来ればいい。だが、飛行機代がムダになるだけだ。絶対に俺たちからベルトを獲ることはないからな」
シェリー「俺たちがチャンピオンなんだ。ニュージャパンで俺たちと闘いたい奴がいるなら教えてくれ。NO LIMITに関して言うなら、ベルトに懸ける執念は凄く伝わった」
セイビン「彼らはNO LIMITというタッグだが、これで我々が彼らにリミットがあることを証明してやった。彼らはNO LIMITではない」
裕 次郎「今日ベルトを獲られましたけど、また一からやり直すなんて気はさらさらありません。この内藤と2人で、NO LIMITで、アイツらの住んでいるアメリカまで獲り戻しに行きたい。負けた事をとやかく言ってもしょうがないので、今試合が終わって少ししか経っていま せんが、アイツらのいるTNAに乗り込んで、俺達のベルトを獲り返す事しか頭の中に無いですね」
内藤「裕次郎の言った通り、もう俺らしかいないでしょ。アメリカTNAに行きますよ。そして、もう1度。もう、3ヶ月くらいベルトを巻いちまったから、あの快感が忘れられないよ。すぐにでもTNAに行って来ます!」
裕 次郎「いいか、モーターシティ・マシンガンズは俺達のモンだ。他の新日本のJr.(の選手)が何を言おうが、アイツら2人は渡さねぇよ。俺達の獲物だよ。 どこでも行ってやるよ、アメリカでもTNAでも。あのIWGP Jr.タッグのベルトは、俺達NO LIMITのモノだ」
内藤「最後に一言、東京ドームの花道、気持ち良かった」