Circuit2008 NEW JAPAN BRAVE
- 日時
- 2008年4月27日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 6000
-
第7試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合- (王者組)
- (挑戦者組)
※王者組が初防衛に成功レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
大声援で迎え入れられた友情タッグに対し、真壁、矢野は邪道、外道、石井、本間を引きつれて入場。「帰れ」コールが起きる中、服部レフェリー以外の3人が、G・B・Hのセコンド陣を花道の奥へと追いやった。
大 「天山」コールの中、真壁は場外に降りて間を取る。そして矢野、飯塚もリングインし、真壁が天山を、矢野が飯塚を対角コーナーへと押し込む。そして、2人 を同時にリング中央へとハンマースルー。だが、これを切り返した天山が真壁にラリアット、同じく飯塚が矢野にドロップキックを同時に放つ。そして、天山が 真壁と、飯塚が矢野と、それぞれエルボー合戦を展開する中、飯塚が矢野にショルダースルー、天山が真壁にマウンテンボム。
だが、矢野がリング下から天山の脚を掴んで倒すと、真壁が飯塚にイスをフルスイング。これは天山が飛び込んで、盾となる。
そのまま場外戦へと雪崩れ込み、天山に矢野が鉄柱攻撃、真壁がチェーンパンチ、そして矢野がイスを突き刺す。天山を大流血に追い込んで、王者組が完全に試合の主導権を握る。
さらに、場外カウント18でリングインした天山に、矢野が紐を使ってのチョーク攻撃、真壁がパンチ連打、矢野が木槌攻撃とラフ殺法全開。天山は矢野をブレーンバスターで投げ返すも、真壁がリング下から回りこんで飯塚を威嚇。天山はタッチできず。
真壁のヘッドバットに、天山もヘッドバットで応戦。すると真壁は顔面かきむしり、ボディスラム、エルボードロップ、逆片エビ固めと畳みかける。
劣勢の時間が続いた天山は、トレイン攻撃をかわし、2人にラリアット。ようやく飯塚とのタッチが成立するかと思いきや、飯塚は伸ばした手を、天山の手が触れる寸前で上げて、タッチを拒否。そのままリング下に降りて戦況を見つめる。
こ のスキに真壁、矢野は天山へトレイン攻撃、合体バックドロップ。しかし、天山も両腕ラリアットで2人を蹴散らし、矢野にダイビングヘッドバット、真壁にフ ライングニールキックと孤軍奮闘。そして、真壁をTTDで突き刺し、試合を決めにかかろうとすると、背後から忍び寄った飯塚が、まさかのスリーパーホール ド。大の字となった天山に、矢野が鬼殺し。最後は、真壁のトップロープからのキングコングニードロップが決まって、勝負あり。3月9日愛知大会でのノーコ ンテストを挟み、真壁、矢野が初防衛に成功した。
試合後、飯塚はG・B・Hにイスを手渡されると、それを受け取って天山をメッタ打ちに。そして、G・B・Hのメンバーと一緒に花道から引き上げた。
一方、うずくまったまま動けない天山は、担架で運ばれて行った。
COMMENT
矢野「おもしれぇじゃねぇか、オイ!」
真壁「ハハッ、矢野、言ってやれ!」
矢野「カモン、カモン、カモン!(と言い、飯塚を呼び込む)」
※G・B・Hメンバーの拍手で迎えられた飯塚は矢野と握手。そのまま無言で真壁と矢野の横に立つ。
矢野「(飯塚は)幹部だ。これで幹部だよ、オイ!」
真壁「オイ、見たか? これが現実なんだよ!」
矢 野「言っておくけどな、プロレスのリングになんかな、クソの足しにもなんねぇ“友情”なんてものはな、存在しねぇんだよ、バカ野郎! よく聞け、お前ら。俺らはな、どんな手を使ってでもな、この(IWGPタッグの)ベルトを守るんだよ、オイ。ここにはベルトがあるんだよ! それが全てだ、バカ野郎!」
真壁「オイ、今日の見たな? 見たろ? これが全てなんだ。オイ、なんべんも言うぞ。いいか、天山、テメェにもっと酷い事をしてやる。それと新日本だ! いいか、飯塚がG・B・H(入り)だ。これだけで済むと思うな。それだけだ」
矢野「甘っちょろくねぇんだ、バカ野郎」
真壁「最高だな、オーイ! 飯塚、飯塚。(カメラマンに向かって)写真、撮れ、飯塚だ!」
※天山は担架で運ばれ、医務室へ直行