試合後、またもやクリス・ジェリコからメッセージが到着! しかし、内藤哲也の反応は…!?
第4試合終了後、場内が暗転。そして、会場ビジョンには6.9大阪城ホールで内藤哲也のIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦するクリス・ジェリコが映し出される。
どこか自然の中にいるのか、上半身裸のジェリコは自撮りをしながら、内藤に向けて以下のコメント。
「ナイトーサン、俺に対するコメントを読んでオマエの気持ちはよくわかった。オマエが新日本、そしてプロレス界の主役なのは認めてやる。だが、俺に言わせれば……このマヌケな亀だ(と、亀を写す)。
マヌケな亀はクリス・ジェリコというスーパースターを目にして全く動けずショックを隠せなかった。オマエに群がってるバカなファン共と同じリアクションだ。オマエを叩き潰してインターコンチのベルトを奪ってやる。ベルトは必要ないんだろ? 俺はトランキーロではいられない。6月9日、『DOMINION』で俺のヤバさをオマエに教えてやる。6カ月間、クソ生意気なオマエを潰すチャンスを待ちわびていたぜ。
ロス・インゴベルナブレス・デハポンなどクズの集まりだ。俺が10度目のインターコンチネンタル王座に輝く。オマエは俺よりも優れたレスラーだと言ってたな? そのとおり、オマエが新日本の“主役”で間違いない。だが、ポッと出てはすぐに消えていくほかのクソレスラー共と何も違わない。俺はクリス・ジェリコ“アルファ”だ。世界最高のスターだ。だから日本まで、オマエを潰しに行ってやったんだ。ミスター・メインイベントさん。
オマエは何年かかっても俺のようなスターにはなれない。だが、俺のおかげでオマエも晴れて有名人だ。俺のおかげで名前が売れただろ。そして『DOMINION』で俺に潰されてもっと有名になれるぞ。インターコンチのベルトを俺によこせ。バカな日本人にはもったいない。ベルトの価値を高めてやるぜ。ナイトー、わかったか? 余計なことを言わなければよかったと後悔させてやる。6月9日『DOMINION』を楽しみにしてるぜ。 F××K FACE!」
このジェリコの映像を寝転がりながら観ていた内藤は、途中で飽きていたのか、気だるそうに起き上がるとマイクを握る。大・内藤コールに包まれる中、「暗転するもんだからさ、てっきり襲撃に来るのかと思ったぜ」と語り、場内の笑いを誘う。
続けて「まあ、彼もオクパード、忙しいんだろうね。まあでも、こんなちっぽけなメッセージを送ってくるほうも送ってくるほうだけど、流すほうも流すほうなんじゃないの? だって、いまはジュニアの祭典、『BEST OF THE SUPER Jr.』の真っ只中だぜ?(場内・拍手&歓声)。クリス・ジェリコ、そしてこのVTRを流した新日本プロレス、こんなときこそまさに、トランキーロ! あっせんなよ! カプロン!」と叫び、マイクを叩きつけると、BUSHIと拳を突き合わせる。そして、BUSHIに勝利のポーズを促し、労をねぎらうようにロープを開け、セコンドのように観客をガードしながら花道をあとにした。