4.29熊本で行われるIWGP IC戦・鈴木vs内藤、IWGPタッグ戦EVIL＆SANADAvsアーチャー＆スミスのダブル前哨対決。なお、4.23後楽園で行われたIWGP Jr.タッグ戦では、金丸＆デスペラードがBUSHI＆ヒロムの挑戦を退けている。

　鈴木軍がゴングを待たずに襲い掛かり、いきなり乱闘で試合がスタート。しかし、EVILがスミスの串刺し攻撃から逃れ、ショルダータックルを繰り出す。これをスミスが受け止めると、EVILは顔面をかきむしり、改めてショルダータックルでなぎ倒した。
　ヒロム対スミスとなり、ヒロム＆BUSHIがトレイン攻撃を仕掛ける。ところが、スミスが脱出してBUSHIにタックルを食らわせ、ヒロムをフロントスープレックスで叩きつける。
　ここから激しい場外乱闘へ突入し、鈴木軍がラフプレーでLOS INGOBERNABLES de JAPONを圧倒。これでヒロムは動きが停止していまい、スミスがハイアングルボディスラムで投げ捨てる。
　その後、鈴木がヒロムに腕ひしぎ逆十字固めを極め、カットへ来た内藤をヒールホールドで捕獲。そこから鈴木が内藤を踏みつけていると、一方で金丸＆デスペラードが踏みつけ攻撃でヒロムをいたぶる。
　ヒロムのピンチは続き、アーチャーがボディスラム2連発、ブロックバスター、金丸がブレーンバスターなどで追い討ち。しかしヒロムは、ドラゴンスクリューで金丸に逆襲。そして、アーチャー＆スミスの合体ラリアットから逃れ、スミスにDDTをお見舞い。
　これでようやくスイッチしたSANADAは、アーチャーにショートレンジドロップキック2連発、カウンター低空ドロップキック。そこへスミスが乱入すると、すかさずEVILが排除。その直後、アーチャーがSANADAとEVILの首を鷲掴みにし、両腕ラリアットを発射。だが、2人が回避し、合体ブレーンバスターで叩きつける。
　次にSANADA＆EVILはマジックキラーを狙うが、スミスがカットしてEVILを場外へ落とす。そして、アーチャー＆スミスがSANADAに合体サイドバスターを敢行。
　続いてアーチャー＆スミスはSANADAにキラーボムを仕掛けるが、EVILがカットし、SANADAがスミスにウラカン・ラナ。すると、アーチャーがカウンター旋回式スクラップバスターでEVILを蹴散らすが、SANADAがその場飛びフランケンシュタイナーで報復した。
　内藤対鈴木の場面。内藤がカウンターバックエルボーから後頭部付近へ低空ドロップキックを見舞い、スイングネックブリーカーへ繋ぐ。そして、エプロンからトップロープ越えの串刺し低空ドロップキックを繰り出すが、鈴木が立ち上がって内藤を捕まえ、ヒールホールドで締め上げる。
　内藤が辛うじてロープへ逃れると、鈴木は串刺しフロントハイキック、フライングメイヤー、ランニングローキックで追い討ち。だが、内藤はジャンピングエルボーアタックで巻き返した。
　これでBUSHI対鈴木となり、BUSHIがミサイルキックで先制。さらに、BUSHIが串刺しダブルニーアタック、EVILが串刺しラリアット、BUSHI＆SANADA＆ヒロムがサンドイッチ低空ドロップキック。
　続いてBUSHIはコーナー2段目からエムエックスを繰り出すが、鈴木が身をかわし、直後にデスペラードがスピアーでBUSHIを吹き飛ばす。
　ここから混戦になり、ヒロムがデスペラードにトラースキック、金丸がヒロムにラリアット、内藤が金丸に低空ドロップキック、鈴木が内藤にフロントハイキック。その直後、BUSHIが鈴木に延髄斬りを見舞い、ロープへ走る。しかし、鈴木が背後へ回り込んでスリーパーホールドを極め、そこからゴッチ式パイルドライバーでBUSHIを葬った。