Road to レスリングどんたく 2018 ～安芸の国戦国絵巻～

日時: 2018年4月27日(金) 17:00開場　18:30開始
会場: 広島・広島グリーンアリーナ・小アリーナ
放送
観衆: 2,003人（札止め）

第2試合 20分1本勝負

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　第2試合は永田裕志が岡倫之と海野翔太を引き連れ、獣神サンダー・ライガー&タイガーマスク&田口隆祐組と対決。入場時、広島出身のライガーには大声援が送られる。永田はアジアタッグのベルトを腰に巻いてリングイン。

　先発は岡とタイガー。岡が組み付こうとすると、タイガーは左のハイで牽制。さらにヒザ裏にローキック。だが、岡は低空タックルでバックに回る。そこからグラウンドになるが、すぐに二人共立ち上がる。
　岡はタイガーをロープに押し込むと張り手。そこから両者は胸板への張り手合戦。タイガーはローで岡の動きを止めてロープに走るが、岡はタイガーを抱え上げる。しかし、タイガーは着地すると岡に強烈なミドル。だが、岡もショルダータックルで反撃。続いて岡は力強いブレーンバスター。そして、串刺し攻撃を狙うが、タイガーは土手っ腹にソバット。続いて背中にサッカーボールキックを叩き込んでライガーにスイッチ。
　ライガーは岡を場外に投げると、田口が捕獲。ライガーはそこにスライディングキックを叩き込む。田口が岡をリングに戻すと、ライガーはロメロスペシャルを狙うが、背後から永田がカット。しかし、ライガーは永田を場外に排除し、岡にもう一度ロメロを仕掛けようとする。
　すると今度は海野がカット。しかし、ライガーは海野も場外へ。続いてライガーは岡に串刺し掌底を狙うが、岡はカウンターエルボー。そしてロープに走るも、ライガーはカウンターの掌底。
　スイッチした田口は岡にヒップバットを連発。さらに珍しく掌底を連発し、串刺しヒップアタック。続いてセカンドロープから飛びつくも、空中で捕獲した岡はフロントスープレックス。
　タッチした永田は田口に左のミドルを3連発。続いて串刺しフロントキックからエクスプロイダーを狙うが、タイガーがカット。しかし、永田はフェイントからの低空ドロップキック。
　すると、ライガーと田口が永田にトレイン攻撃を狙う。だが、永田は切り抜け、田口にエクスプロイダー。ここで海野がタッチを要求。海野は田口にエルボーを連発し、ロープワークで加速してランニングエルボー。さらに永田組は田口にトレイン攻撃。そして海野が田口にミサイルキックをヒット。そこから海野が田口を逆エビ固めに捕らえるも、タイガーがキックでカット。
　海野と田口はエルボー合戦を展開。田口は延髄斬りを繰り出すが、かわした海野はラ・マヒストラルへ。しかし、田口はキックアウト。ならばと海野はロープに走るも、田口はカウンターのヒップアタック。田口は海野に延髄斬りを決めると、最後はどどんでフォール勝ち。本隊ジュニアトリオが勝利を収めた。

COMMENT

田口「岡、海野、ヤングライオンたちは下ができた（後輩がデビューした）ことによって、いい意識の改革ができたと、今日、闘ってみてすごい感じました。ものすごい1発1発が……キツかった、結構。ま、ヤングライオンは1回、タグチジャパンのメンバーから外すということで。（メンバーから）外して、ヤングライオンとしてしっかり頑張ってもらおうということで外しました。タグチジャパンのメンバーのね、まず今日は、ジュースメンバーがいい結果を出してくれると思いますんで。タグチジャパン・フォー（4）チャレンジマッチ……ふたつ目、ジュースメンバー、（タイトル奪取）期待してます」
※ライガー＆タイガーはノーコメント
　
永田「（※自分の攻めが）これからっていう時だったけどね、やっぱり（海野）翔太のああいうやる気を見たら、どうしてもタッチをしちゃう。まあ、それがある意味、俺たちのチームの敗因だったかもしれないでしけど、でも若い力が出てきてるから、無視することはやっぱりできないなと。どんどん前へ前へ出ようとする若い選手がいる限り、新日本プロレスは安泰ですよ。結果は負けたけど、それはある意味、新日本プロレスの将来へ向けての投資だと思ってます。以上」
岡「ヤングライオンっていっても、ヘビー級なんだ、こっちは。プライド持ってやってんだ。このまま下がっていられるか……」
※海野はノーコメント